神谷浩史が『AD-LIVE 2022』で感じたこととは?~10月8日『神谷浩史・小野大輔のDear Girl~Stories~』

神谷浩史が『AD-LIVE 2022』で感じたこととは?~10月8日『神谷浩史・小野大輔のDear Girl~Stories~』

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文化放送で放送中の『神谷浩史・小野大輔のDear Girl~Stories~』。
パーソナリティは、声優の神谷浩史さんと、小野大輔さんです。

10月8日の放送では、神谷さんが出演した『AD-LIVE 2022』について語られました。

神谷さんは、9月25日(日)、声優の鈴村健一さんが主宰する舞台劇『AD-LIVE 2022』に初出演。『AD-LIVE』では、鈴村さんが用意したシチュエーションの中で、キャストたちは自分が考えた役を持ち寄り、90分間アドリブでお芝居をします。

神谷さんは、声優・小野賢章さん、俳優・高橋健介さんと共に出演しました。

神谷 高橋くんが昼公演のときに、あまりにも早い球を投げてきまして。どんな球だと思う?
小野 え?……裸!
神谷 その通り!
小野 (笑)
神谷 七三みたいな髪型に、太い眉で、ブーメランパンツ履いてセグウェイ的なものに乗って、舞台下手から上手にスライドして入ってきたの!
小野 (笑)
神谷 お互いの格好とか含めて、ステージ上で初めて遭遇するのね。
小野 舞台上で初めて知るんだね!
神谷 そう!高橋くんが入ってきた瞬間に、「……裸だ」って思って。
小野 舞台上を通りすぎる感じがいいね!

また、神谷さんは、今回の公演で反省していることがあると言います。

神谷 僕は、試行錯誤してフォローしたり、物語を進めたりとかを考えてやっていたつもりなんですけど、すごい強引に見えたんでしょうね。『AD-LIVE』って、どれが正解か分からないわけ。
小野 まあね。
神谷 なにせ、小野大輔さんと、岩田光央さんがやっていたものしか見たことないから
小野 またその話をするな!(笑)
神谷 分からないけど、あれが正解だとするなら、「頑張ればできるかな」くらいだったんです。
小野 (笑)。夜の部アーカイブで観ましたよ!
神谷 観ましたか。
小野 その感じ分かるよ。高橋健介さんは、自分のワールドを、自分の言葉で紡いでいってて、神谷さんが否定したとしても、全然折れないっていう。
神谷 折れない!
小野 で、賢章くんがやってる方は、めっちゃ間を縫おうとしてて。なにかしようとすると、神谷さんが「もうお前しゃべるな!」とか言うのよ。これでね、賢章くんが一回折れてるのが分かるの(笑)。それが可愛くて!
神谷 (笑)。メインで流れているストーリーとしては、僕が演じた「なんとか生放送を成立させなきゃいけないディレクター」っていうところに主軸が置かれちゃってるのね。そこに、賢章くんは、「ただ謝りに来た人」っていうキャラで来ちゃってるんで、物語に関わろうとしても関われないポジションになってしまっていたんですよ。
小野 まあまあまあ。
神谷 それで、言い訳するつもりはないんですけども、アドリブで紡がれている物語ではありますけど、あれは「僕」ではないんですよ。
小野 あー。「役」だもんね。
神谷 そうなんです。だから、自分の言葉ではあるんですけど、僕の中にいる「脚本家」が書いている言葉を自分で喋っているだけなんで。
小野 なるほど!
神谷 そうなってくると、「この物語は最低だ」「この役をやっていた人はひどい」みたいなニュアンスで言われることがあるかもしれないけど、それは違う。脚本家が悪いのであって、でも脚本家も物語を成立させるためにそういったセリフを書いてる訳だから、脚本家もそういう人ではないじゃない。
小野 うんうん。
神谷 だから、悪者はいなんですけど、どうしてもアドリブっていう切り口だと、「その人が嫌い」っていう風に見られちゃうと思って。そういった見え方になっていたんだなって思うと、反省しないといけないなと思った。
小野 これでもね、神谷浩史のエンタメに対する「想い」も入ってると思うのね。
神谷 それはもちろんそうですよ。じゃないと喋れませんから。
小野 そこが熱かったんだよね。
神谷 賢章くんと終わったあとに話したんだけど、複雑な役作りを持ってきたときに、それに対する造詣が深くないとセリフが出てこないと。
小野 なるほどね
神谷 僕は、割と得意なところでやっていたから。
小野 テレビね。
神谷 テレビというか、エンタメに対する「想い」をぶつけられる役だったので、自分の言葉に「あんまり言わないけれど、効果的かな?」みたいなものも足して喋ってるから、僕が普段思わないことも喋りつつ、ある意味物語を強引に展開させていったのね。
小野 でもそれ、オチが象徴的よ!賢章くんが最後「熱いじゃん」って言って終わるのが見事すぎて、鳥肌立っちゃった
神谷 そうだね。賢章くんがすごいバランスをとってくれて。省エネで役作りしたらどうなるのか突き詰めてきてくれたのかもしれないなと思って。
小野 おー
神谷 でもそれは、もうわかんないから。
小野 わからないだろうな!
神谷 ただ、賢章くんのファンが見てたら、すごいストレスが溜まっただろうなと思うから、もし再び参加させていただくことがあったら、考えなきゃなと思った。
小野 楽しみだね!

神谷さんは、『AD-LIVE 2022』に続いて、今週末&来週末「Kiramune Presents READING LIVE」に出演します。
大阪公演は10月15日昼&夜公演に出演、東京公演は10月22日昼公演&23日昼公演に出演予定。詳しくは、「Kiramune Presents READING LIVE」公式サイトをご確認ください。
https://kiramune.jp/live/reading2022/

タイトル:魔法の呪文はガン・マビ・レーテ
日程:10月15日(土)&16日(日)オリックス劇場
10月22日(土)&23日(日)立川ステージガーデン
主催・企画制作:Kiramune Project
原作・脚本:會川 昇 演出:伊藤マサミ 音楽:佐々木 裕
キャラクターデザイン(アニメーションパート):吉松孝博 スーパーバイザー:水島精二



『神谷浩史・小野大輔のDear Girl~Stories~』はラジコタイムフリーの他、YouTubeの文化放送エクステンドチャンネル、ニコニコ動画DGSチャンネルにてアーカイブ公開中
https://nico.ms/so41215028

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