上田麗奈「今までやってきたことを全部肯定出来た」ミニアルバム『Atrium』への想いを語る!

上田麗奈「今までやってきたことを全部肯定出来た」ミニアルバム『Atrium』への想いを語る!

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声優の櫻井孝宏、白石晴香がパーソナリティをつとめるラジオ番組、文化放送
『A&Gメディアステーション こむちゃっとカウントダウン』(毎週土曜:午後11時~)。
10月8日のゲストは上田麗奈さん。「こむちゃ」登場は1年2か月ぶりの上田さん。今回は四季シリーズの最終章となったミニアルバム『Atrium』について伺いました。

『Atrium』のコンセプトは“秋”。「最初のミニアルバム『RefRain』が冬をモチーフにしていたので、春、夏を経て、集大成として1枚作れたらなと。アルバム『Empathy』を作る時にEからはじまって、季節もまだあるからということで始まった偶然の産物というか、何か運命的なものというか」

テーマは“肯定”です。「今回のアルバムを作って、もともと歌が苦手なところ、ネガティブなことも含めて、全部必要だったんだなと感じました。苦手なのに始めたのは、先輩から“お芝居に返ってくるよ”と言われたのもあって。“自分に出来ることって何なんだろう”って始めたんです。歌うことへの苦手意識が強いので、歌い上げることへの恥ずかしさや、うまく歌えないもどかしさもある。だからこそ自分の出来る表現になっていったのかな」

アーティスト活動をはじめる前には、こんな取り組みもされていました「『RefRain』を作る前にボイステストで歌ってみたことがあるんですけど、どの曲も全然歌えなくて。声の出し方が分からない、歌いたい事がない、伝えたいことがないんだと思った。だから、やりたいこと、自分が言いたいことをまとめて行こうと思うようになって、喋るような感じの歌になったのかもしれませんね」

ミニアルバムのタイトル『Atrium』にはどんな想いが込められているのでしょうか?「『Atrium』って建築用語で、どの部屋からもつながっている明るくて吹き抜けの中庭のことなんです。ネガティブな自分からでも明るい場所につながれる、今回のテーマの肯定、ポジティブなところにつながれるというのがいいなって思ってつけました」

もともとは7曲入りの予定だったという『Atrium』。6曲入りになった理由を聞いてみました。「『RefRain』が6曲だったので季節はめぐるということで6曲入りになりました。今回収録した『金魚姫』という曲はもともと2曲だったものを1曲にしたんです。普段やらないチャレンジだから作家さんも気合を入れて、楽しんでやってくれたんじゃないかなと思いました」

LINEの既読をつけるのを後回しにしちゃうという上田麗奈さん。ミニアルバム『Atrium』は、上田さんにとってどんな作品になったのでしょうか?

「これで本当にひとつ区切りがつくというところがあって。スタッフさんも私もみんなで一個の集大成を迎えたというか、今までやってきたことを全部肯定出来たかなって、制作過程の時から思っておりました。明るい楽曲が多いので、単体でももちろん楽しく聞いて頂けるアルバムになっておりますし、全部を知って頂くと重みみたいなものも感じられて、より楽しんで頂けると思います」

≪ゲストからのお知らせ≫
・ミニアルバム『Atrium』発売中!
・文化放送 「超!A&G+」にて毎週木曜日の23時30分から「上田麗奈のひみつばこ」放送中!
【上田麗奈Lantis web site】

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