水瀬いのり「自分の歌が好きだと思えるアルバム」ニューアルバム『glow』への想いを語る!
声優の櫻井孝宏、白石晴香がパーソナリティをつとめるラジオ番組、文化放送
『A&Gメディアステーション こむちゃっとカウントダウン』(毎週土曜:午後11時~)。
7月23日のゲストは水瀬いのりさん。ニューアルバム『glow』について伺いました。
自然体をイメージして制作した『glow』。ジャケットやブックレットの写真はフィルムで撮影されています。「デジタルのパキッとしたものじゃなくて、カメラのネジを巻いて、撮影した瞬間をとじ込めたような表現が出来ました。アルバムのイメージをビジュアル、アートワークでも伝えられるんだな、このアルバムだから出来たことなんだなと感じています」。
アルバムのリリースは3年3ヶ月ぶりということもあって、水瀬さん、いろいろ感じることがあったそうです。「コロナ禍を経て、ライブが無観客になったり公演自体が中止になったり。当たり前じゃないんだっていうのを痛いほどを感じました。それからみんながイメージする私のアーティスト像って、もしかしたら応援歌とかパワフルな歌声とかかもしれないけれど、それって本当の自分なのかなって悩みがいつもあって。だから自分の歌声を見つめ直しながら今回レコーディングが出来て、自分にとって“この人の歌声好きだな”と思えるアルバムができたんですね」。
レコーディングでは「もっと自分の歌を日常的にいっぱい聞きたい」と思いながら唄われたそうで、「めっちゃ自分で今ヘビロテしてます」。
また今回のアルバムの制作を通じて、水瀬さんは大きな手ごたえも感じていました。「凄く明るくなったなって、自分の歌声が。今までってやっぱりちょっとパッションな感じとか、連れて行くよとか、背中を押すようでしたけど、この人はこの人の世界を持ってるシンガーさんだなって思えるような、ちょっと入り口に立てたというか。『glow』を通じてもっといろんな表現を届けられるように頑張って行きたい、そんな夢ができたアルバムでしたね」。
『glow』というアルバムのタイトルは水瀬さん自身が命名されています。「自分を出したいというアルバムだったからこそ、一言で伝えられる、でも強い言葉はないかなみたいなところからいろいろ自分で頭の中で広げて。“光”って凄く素敵だなって思って、でもSparkleとかShinyは私じゃないなみたいな。ジンワリ温かくて、誰の心にもあるけど、忘れてしまうと消えてしまうみたいな、そういう当たり前だけど当たり前じゃない光になれたらいいなと思い、『glow』という言葉を選びました」。
リード曲の「glow」のMVについても伺いました。「自然なお昼の照明と、夜の人工的な光でイルミネーションのように輝く二つの世界を表しました。日常的なシーンというところで私が洗濯物を干したり、手紙書いたりっていうのと、夜になって自分が歩いてきた道とか過ごしていた時間の中にあった光たちが具現化するような、昼には気づけなかった、明るい時には見えなかった光が夜には照らしてくれるというメッセージが込められています」。
ちょっぴり苦労していることは「朝の寝ぐせ直しがルーティーン」「リアクションが声に出てしまう」という水瀬いのりさん。ニューアルバム『glow』は、水瀬いのりさんにとってどんな作品になったのでしょうか?
「聞く度に私は自分の歌が好きだと思えるアルバム、大好きな作品になりました」。
≪ゲストからのお知らせ≫
・ニューアルバム「glow」発売中!
・9月3日から「Inori Minase LIVE TOUR 2022 glow」スタート!
・毎週日曜日22時から文化放送で「水瀬いのり MELODY FLAG」放送中!
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