fhána「希望みたいなアルバムになってくれたら」4thアルバム『Cipher』への想いを語る!

fhána「希望みたいなアルバムになってくれたら」4thアルバム『Cipher』への想いを語る!

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声優の櫻井孝宏、白石晴香がパーソナリティをつとめるラジオ番組、文化放送
『A&Gメディアステーション こむちゃっとカウントダウン』(毎週土曜:午後4時~)。
4月30日の放送は櫻井さんが新型コロナウイルスに感染されたため、鈴村健一さんがピンチヒッターを担当。ゲストはfhána佐藤純一さん、towanaさん。発売されたばかりのニューアルバム『Cipher』について伺いました。

鈴村さんが話していたように『Cipher』には全17曲、75分、CDの限界ギリギリまで収録し、さらに初回限定盤付属のブルーレイには3本のライブ、4時間以上をパッケージ。見ごたえ聞きごたえ抜群の作品です。

アルバムのリリースは4年ぶりとなったことが作品の内容にも大きく影響していました。「その都度都度、受けた影響が曲として残っていて、それをまとめたドキュメンタリーになっている。2019年に描いていた構想とまったく変わっていて、カメラが密着して撮っていたらこういう作品になっていたという感じ(佐藤)」

佐藤さん曰く「絶望するだけじゃなくて、希望を持てるような作品にしたい」と制作された『Cipher』は、「曲が多いから物語性を持たせたい。いまは好きな順番で聞くけれど、アルバムとして出すなら、昔以上によりこだわる必要があると思って最終的に2章仕立てになりました」。

Act 1が終わりAct 2の幕開けとなるのがtowanaさんの語りとメロディで構成された『Logos』。鈴村さん、白石さんから絶賛されたtowanaさんは「声優さんに聞いてもらえると途端に申し訳ございませんというか。めちゃめちゃおこがましい。普通の歌のレコーディングよりも何倍も時間がかかって、凄く大変でした。精一杯やらせて頂きました」。

Act 2にはfhánaのファン(ふぁなみりー)から募集したコーラスで作られた楽曲『Choir Caravan with fhánamily』を収録しています。「有観客できるようになったけれど、声は出せない。だから音源の中で一緒に唄おうということで。だけど曲が難しくて“20人くらいかな応募してくれるの”と思ったら500人以上応募してくれて、うれしかった(佐藤)」「500人以上の声があると集合体というか、凄いものが出来た、感動しました(towana)」。

初回限定盤に収録されているライブについても伺いました。「コロナ前のライブをノーカットで収録しているんですけど、映像に映っている自分やファンのみなさんを見ると、本当に楽しそうで。“これが当たり前だったんだな。この時の自分、凄い幸せものなんだなぁ”って思いましたね(towana)」。

「オンラインライブの時は逆にテンションがあがっていて、新しい表現を探ろうと意気込んでやっていた。テレビの音楽番組風にトークがあって音楽があって、次に歌う曲を投票で決めたり、あの時だから出来ることでした(佐藤)」。

5月8日からはツアーがはじまります。「アルバムを完全に再現します。17曲すべて演奏します。楽しみにしていて下さい。リリースしてすぐのタイミングで世界観を見せられるのはうれしい(佐藤)」。

4年ぶりにリリースされた4枚目のアルバム『Cipher』はfhánaにとってどんな作品になったのでしょうか?

「10年後、20年後に聞いた時に“この時はこういう時代だったな”と思い返して頂けるようなアルバムになったらうれしい。希望みたいなアルバムになってくれたらいいなと思っています(佐藤)」。

≪ゲストからのお知らせ≫
・ニューアルバム「Cipher」発売中!
・5月8日(日)、中野サンプラザホールから「fhána Cipher Live Tour 2022」スタート!
【fhánaオフィシャルサイト】

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