茅野愛衣「むすんでひらいて」はファンレターへのお返し『こむちゃっとカウントダウン』
文化放送で放送中の『A&Gメディアステーション こむちゃっとカウントダウン』。パーソナリティは櫻井孝宏さんと白石晴香さんです。
3月7日の放送では、声優活動10周年を記念したメモリアルブック&ミニアルバム『むすんでひらいて」を3月10日に発売する声優の茅野愛衣さんが登場しました。
「むすんでひらいて」はファンレターへのお返し
櫻井さんは、茅野さんに「今回の企画はどうして始まったの?」と質問します。
櫻井 これはどういうところから企画が始まったの?
茅野 私、この10年間は個人活動をやったことがなくて。ファンレターをみなさんから頂くんですけど、それに対して「ありがとう」と思っても、お返しする機会がなかったんですよ。
櫻井 はいはい。
茅野 だから、「そういうのをお返しできるタイミングがあればなあ」っていうことをマネージャーにフワっと話したら、(マネージャーが)ANIPLEXさんにお話ししてくれて、そこから商品を作ってもらえることになりました。
白石 素敵ですね!
櫻井 どれくらい前の話?
茅野 1年前くらいですかね?
櫻井 へえ~!
茅野さんは、最初「お返事にしたいから本にしたい」と話していたそう。しかし、マネージャーから「せっかくだから歌ってみたら?」と言われ、「声の仕事をしているのだから、声でも『ありがとう』を伝えたいな」と考え、本とCDの商品になったそうです。
また、タイトルの「むすんでひらいて」は茅野さんが命名したのだとか。
櫻井 (タイトルには)なんか狙いあるの?
茅野 人と作品との縁を繋ぐ声優って、お芝居をするのに色んな引き出しが必要で。そこから様々な表現をしていくっていうのもあって、これが声優っていうお仕事にピッタリだなと思って「むすんでひらいて」っていうタイトルにさせていただきました!
コンセプトは「いつも傍にいる」
話題は楽曲の制作について。「むすんでひらいて」の制作に関わったスタッフは、茅野さんと面識があった人たちが多かったそうで――
茅野 作っていただいた方たちは、今までお世話になった方たちばかりで。作品で言うと「ARIA」、「あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。」、「この素晴らしい世界に祝福を!」っていうお世話になった作品の楽曲を作ってくださっている方たちにお願いできたのと、初めましての方もいらっしゃるので、今までとこれからが合わさった感じです。
櫻井 うんうん。
茅野 でも、役じゃなくて自分で歌うって初めてだったので「どうなるんだろう」って思ったんですけど、意外にそのまま歌いました(笑)
櫻井 そのまま(笑)。歌ってみたら出てきたって感じ?
茅野 そうですね。「どうなるんだろう」っていうプレッシャーはありました。キャラクターソングは、作品だったりキャラクターのために作られるのに対して、今回は茅野個人に向けて作ってくれている。それだけで嬉しいことだし、凄い贅沢なことだなって思ったので「嬉しい」という気持ちだけで歌えたって感じですね。
白石 「この曲はこうしたい」っていうリクエストはされたんですか?
茅野 それこそ、ハンバート ハンバートさんに作っていただいた曲に関しては、「ファンレターの返事を書きたいんです!」っていうお話をさせてもらって、「返事を書こう」という曲を佐藤さんに作っていただきました。それ以外の楽曲は、私のイメージとかで作っていただいたって感じだと思います(笑)
楽曲を聴いた櫻井さんが「お水とか空気みたいな感じがするよね」と話すと、茅野さんは「いつも傍にいるっていうのが今回のコンセプトになっているので、そう感じてもらえたなら『大成功だな』ってスタッフ陣がガッツポーズしていると思います(笑)」と話しました。
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