水樹奈々「とびきり強い愛を込めた一枚」【こむちゃゲストレポ】
声優の櫻井孝宏、白石晴香がパーソナリティをつとめるラジオ番組、文化放送
『A&Gメディアステーション こむちゃっとカウントダウン』(毎週土曜:午後11時~)。
10月30日のゲストは水樹奈々さん。
ニューシングル「Get up! Shout!」をリリースしたばかりということでお越し頂きました。
「Get up! Shout!」は水樹さんも出演しているTVアニメ『SHAMAN KING』第2弾オープニングテーマ。オファーを受けた時のことを聞いてみたところ「いいんですか?って2回聞きました。本当ですか?って」。20年前、まだ水樹さんが新人、駆け出しだった頃の作品ということもあり、時を経て再び『SHAMAN KING』に関われることに感慨深い想いに駆られたそうです。
作品への強い思い入れもあって「Get up! Shout!」は、なんと1年もの時間をかけて制作。「“水樹いいんじゃない”と思ってもらえるように時間をかけて作った。歴代の主題歌と同じように歌ではじまる。昭和のにおい、歌謡曲のにおいがする楽曲というオーダー」。コンペには100曲もの楽曲が集まったそうです。
数ある候補の中からどうやって曲を選んでいるのでしょうか?「映像が見えることが多いんです。音から勝手にアニメのオープニング映像が浮かぶような曲を選んでいる」。そして候補の曲は必ず全部聞くようにしているとのこと。
歌詞は水樹さんが書いているんですが、何を一番伝えたいと思ったのか、伺ってみたところ「愛です!すべてを許容する愛」。その上で「歌詞は1か月くらい眠らせた。こんなことは初めて。20年分の自分の思いも入れるために1か月必要だった」。歌詞は出たとこ勝負。言葉が降ってくるのを待つようにしていて、ほぼ一発書きなんだそうです。
毎回難易度がアップしているように聞こえる水樹さんの楽曲。「Get up! Shout!」のレコーディングは難航したのでしょうか?「短期集中!直感的に導かれるままに唄って、あれこれ考えない。曲によっては“この暴れ馬どうしよう”ということもあるけれど、今回は魂を解放して、自分を超えた状態で唄った。自然とメロディーが連れて行ってくれるんです」。
レコーディングは短い時間で済んだようですが、演奏陣にとっては難易度が高いようで、先日出演した「ミュージックフェア」では、演奏隊から大ブーイングが…。「新曲のたびに謝っているくらい難しいみたいで…」なんだそうです。
櫻井さん曰く「クールでメタリック」な印象のミュージックビデオの話も伺いました。ショッキングピンクのジャンプスーツ、シルバーのコート、レインボーのウィッグ姿の水樹さん。監督の演出は「お好きにどうぞ」というものでパフォーマンスは水樹さんのアドリブ!「とりあえずマイクスタンド、振り回しましたね。曲かかるとスイッチ入る!解き放て!って」。
一方、CDジャケットの撮影には初めてダンスの振り付けの先生が登場。その場でレクチャーを受け、「ワン、トゥー、ハイ!」の掛け声のもと、次々とポージング。ジャケットに写っている残像もライティングもリアルなもの。水樹さん、「いい汗かきました」と初めての撮影方法にノリノリだったようです。
来年早々に行われるライブは「やっと出来る!ようやくお届けできる!魂のぶつかり稽古!どこまで行くんだというようなライブにしたい!」と話してくれた水樹さん。ニューシングル「Get up! Shout!」は、水樹さんにとってどんな作品になったのでしょうか?
「とびきり強い愛を込めた一枚になったと思います」。
≪ゲストからのお知らせ≫
・ニューシングル「Get up! Shout!」発売中!
・2022年1月3日 (月) 、4日(火)、さいたまスーパーアリーナで「NANA MIZUKI LIVE RUNNER 2020→2022」開催!
【水樹奈々オフィシャルサイト】
【TVアニメ『SHAMAN KING』オフィシャルサイト】
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