佐倉綾音 大緊張の初舞台を語る「ステージ出た瞬間にそれっぽい女を演出していただけです。裏ではずっとビエビエしてました」
声優の日笠陽子と佐倉綾音がパーソナリティを務めるラジオ番組「日笠・佐倉は余談を許さない」(文化放送・毎週火曜25時~25時30分)。
5月21日の放送では、佐倉が出演した舞台『劇団ヘロヘロQカムパニー 第41回公演「#悪魔の手毬唄」』を振り返り、本番前の心境や苦労したことを語った。
日笠陽子「舞台お疲れー!」
佐倉綾音「ありがとうございますー!」
日笠「無事、日笠陽子ちゃん、佐倉と舞台前日の23時40分ごろに!連絡がつきまして(笑)チケット取っていただいたようで本当にありがとうございます。無事見に行けました!」
佐倉「とんでもないです。すいません、本当にガチのマジでバタバタしすぎてて…マネージャーから『日笠さんの席取れましたよ!』っていう連絡が来て「あー!良かったー!』で終わってました(笑)」
日笠「初舞台とは思えないほど堂々としていたね」
佐倉「いやでも、ステージに上がる0.5秒前までは『えっ、こっちで合ってるんですっけ…セリフは〇〇で…えぇっと…あれはああしなきゃいけなくって…』って言ってる中で、出た瞬間に『…ふふん』みたいな」
日笠(笑)
佐倉「”それっぽい女”をずっと演出していただけです」
日笠「すごーい」
佐倉「裏ではずっとビエビエしてました(笑)」
日笠「土曜日は2公演やってるんだもんね。私はお昼の公演を見に行ったけど、その後もあったんだもんね。昼公演、12時からやってて終わったの16時とか?」
佐倉「そうですね。3時間半あるので…」
日笠「そう考えると相当だよ。あれを2回やるの?すごすぎない?声優さんってさ、基本一回じゃん。テストやって、本番やって。日によって毎回違うから同じ芝居をやることがないじゃん。同じものを常に新鮮な感情でやるってどうやるの?」
佐倉「逆に舞台の醍醐味ってそこにあるらしくて。何回もやっているとお互いの会話のテンポ感が掴めてきて本当にその場で考えて喋っているようなすごいナチュラルな会話に聞こえてくる、それをひたすらやるのが舞台だ!っていう感じらしいですよ?」
日笠「へぇー!!佐倉的にはどうなの?」
佐倉「普段のお芝居もそのキャラクターはそのセリフを初めて言うし、相手のセリフも初めて聞くし、その感覚っていつものお仕事と変わらないかなという気もするので…ただ私が1番苦戦したのは、セリフに自分の体の動きがついていかないっていう」
日笠「ねー!これね!」
佐倉「やっぱり私たちってノイズを立てないために普段マイク前で動くなって言われているので、それをひたすら制御して十数年間芝居をやってきているから、舞台はそうじゃないので好きに体を動かしてください!って言われても、台詞に準じた動きが出てこないんですよ」
日笠「出てこないよね!」
佐倉「結構大変でした」
毎週火曜日25時00分、文化放送(AM1134kHz、FM91.6MHz、radiko)で放送中。radikoのタイムフリー機能では、1週間後まで聴取できます。
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