松原秀と芝大輔が語る「見る側の受け皿」とは？『裏表　松原秀とモグライダー芝大輔』

松原　今ちょうど、『北の国から』観てるんだけど。
芝　　うん。
松原　信じられないくらい面白い！
芝　　おお。
松原　この言葉が相応しいか分からんよ？内容のレベルが高い。
芝　　うんうん。
松原　キャラクターもあるけど、とにかくセリフ量が少ないんです。
芝　　へー！
松原　描写と間で十分伝わるの。
芝　　はいはい。
松原　これって、受け皿があるってことじゃん？「今何が描かれていて、お父さんはどう思っているのか」とかを拾わないといけないの。
芝　　観た側がね。
松原　そう。で、そのあとYouTubeとかを見ると、拾わなくていい。
芝　　うん！
松原　テロップで全部言ってくれる。
芝　　待ち時間も削ってくれてるよね。
松原　そうそう！見世物としてはよくできているけどよ。
芝　　見る側を教育したようなものじゃん？今はそれがないんだよね。年齢が上の先輩たちと何が違うかと言われると、それが一番大きい気がする。
松原　うんうん。やっぱ、昔は不便よね。
芝　　うん。
松原　不便だから、自分たちに能力がないと回らないもんね。
芝　　そう！楽をしようとするとダメなんだよね。これずっと言っているのに！
松原　ね！それを20代くらいのときからずっと言っている芝大輔はすごいと思う。
芝　　なのに！今頃になって言う人いるでしょ？あのとき俺、何回言った⁉（笑）
松原　そうね（笑）
芝　　それを、「今、自分が気づいて発見した」みたいに言う人も出てきて！
松原　やめて、ちょっと耳が痛くなる！
芝　　これはもう取り返しつかないよ。いっせーのでスマホを捨てないと。

「裏表　松原秀とモグライダー芝大輔」は、文化放送(FM/AM/radiko)、超!A&G+にて、毎週土曜27時から放送中。また、YouTubeチャンネル『文化放送超!Ａ&Ｇ+ 「裏表　松原秀とモグライダー芝大輔」』やPodcastでアーカイブ配信中です。