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番組トピックス

第108回 5/28の放送を終えて


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今週から3週に渡って、"ぐっさん"こと、山口智充さんにお話を伺っていきます。

クボジュンさん「ぐっさんの"山口デパート"というのは何なんですか?」
山口さん「色んなことをやっているので、肩書は何なんですか?って聞かれることがある。聞かれない場合もあるんですけど、自分は何かって自分で言うとしたら"山口デパート"って(笑) 僕のイメージ・コンセプトはそう。フロアによっては笑いあったり、役者があったり、音楽があったり。催し物広場ではショーをやっていたり。このデパート全体が好きでもいいし、ひとつのフロアが好きでもいい。」
クボジュンさん「その時その時で好きなものが変わってきます?」
山口さん「この世界って正解がないって思ってる。見せる場所が変わったり、取り巻く環境が変わったりしているだけで、自分の中では何かをやめているつもりはないんです。どういうふうに世間に出しているかですよね。」
クボジュンさん「ひとつひとつ奥が深いから、これはもう完璧に出来たっていう感覚がないってことですか?」
山口さん「そう、まったくない!テレビとかで言えないですもん。極めてるもの、ないなーって思うことばかり。上には上がいますから。全部楽しむ範囲でやってる。僕が「スゴイなぁ!!」と思う人も、皆さん「まだまだです。」っておっしゃいます。」
クボジュンさん「引き出しがいっぱい!器用でいらっしゃるし。出来ないことあるのかな?って思います。ミュージカルの世界にも挑戦されていますね。」
山口さん「ちょうど、3~4年前。ミュージカル、嫌いっていうか見に行ったこともなかった。大変そうだなっていうのも。でも引き受けたからにはちゃんとやらないとって。与えられた役も、タイミングも良かったです。演出家が宮本亜門さんで、「ぐっさんが座長」って言われて。」
クボジュンさん「良かったですか?」
山口さん「結果的には良かったって感じで...。途中、「まだ練習やる!?」ってなったこともありました。稽古やめて、ぜーんぶパロディーにしたいって思っちゃった。そんな時に肉離れに。最後の方の稽古に出られなくて、初めて、逆側、お客さん側になって稽古見た時に、「このミュージカルに出たい!」ってこのミュージカルに出られる喜びを感じました。」
クボジュンさん「40代半ば、そういう世界に出会えるって幸せですよね?」
山口さん「すごく幸せですね。やるからには責任感を持ってやろうって。」

クボジュンさん「今、一番興味あるものってありますか?」
山口さん「僕は旅が好きで、車の運転が好き。この番組をお聴きのドライバーさんも多いと思うんですけど、自分でトラックを運転して色んな所を旅しながらライブがしたい。しかもこう、ウイング型の開くトラックで、トラック自体がライブステージみたいな。笑い・音楽・ショー何でもありの!」
クボジュンさん「いいですねぇ!」
山口さん「横からグイーンって、お金を入れるところも出てくるトラック(笑) 何年も前からトラックはどうする?どこに置く?吉本に置かせてよとかって。インターネットでトラック見たり具体的に動いて。いつかは実現したい!」

動く(移動する)"山口デパート"の実現、期待です!
山口さんの「子供たちがHAPPYなら、大人もHAPPY!」という言葉も印象的でした。次週もお楽しみに!



【本日の1曲目】 希望の轍 /サザンオールスターズ
【山口智充さん 選曲】 手のひらを太陽に 
"ぐっさん=good sun"で、太陽が大好きなんだそう。そんな山口さんが子供の頃から大好きなこの曲は、やなせたかしさん作詞。「本当の悪者は出てこないアンパンマンの世界、今改めて聴いて、なるほどと思いましたね~。」と詞を噛みしめていらっしゃいました。

【久保純子 My Sweet Home】 2017年5月31日 16:32

第107回 5/21の放送を終えて

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クボジュンさん「尾木ママと過ごさせてい頂くとほんわかしますね。」
尾木さん「あらあら、嬉しいわ!」
クボジュンさん「小さい頃から?」
尾木さん「多分ね、女子力がアップしてきたのは、やっぱり中学の教員になったとき、始めは男子校だったから良かったんだけど、女子を教えることになって、女子たちに集団反抗されたら学級崩壊なわけ。女子には気を付けろってアドバイス受けて、一年間くらいずっと観察してたの。どういう生き物かも分からないから。」
クボジュンさん「へぇー!」
尾木さん「そしたら、よく見てると、女の子同士でお手紙を送りあったり、交換日記をやったりしてて。いいなって思って尾木ちゃんとの交換ノートっていうのをやってね。女子にも男子にもノートを配って、書きたいこと何でもかいていいよって。落書きでも悩み相談でもいいよーって。そしたら女子が書いてくれるようになったの。」
クボジュンさん「どういうことが書かれているんですか?」
尾木さん「部活の話とか、あとは先生の悪口が多いね。職員室で読んでると隠さないといけないから、生徒に約束して家でしか読まないようにして、生徒が書いたページ数分のお返事を書いた。先生を忘れて、人生の先輩として書くよって。ひどい先生いるねぇ。贔屓してる先生って多いのよ。」
クボジュンさん「そういうやり取りを通して子供たちとの関係が変わってきましたか?」
尾木さん「女子たちと呼吸が合うようになってきましたよね。」
クボジュンさん「その語り口というか優しさっていうのはこういう女の子とのやり取りの中から出来上がっていったんですね。」
尾木さん「当時は丸文字とかも書いてたのよ(笑)」

クボジュンさん「尾木ママは、パパとしてはどうなんでしょうか?」
尾木さん「上の子と下の子とが8歳離れてるの。上の子の時、妻がすごい病気がちで、子育ては僕がほとんど担ったんですよ。」
クボジュンさん「元祖イクメンですね!?」
尾木さん「そうよ、元祖よ!」
クボジュンさん「そういうことをやるのに抵抗はなかったですか?」
尾木さん「うちの父親が料理とかやる人だったの。だから男の人がやることに違和感はなかったのよ。それに大学の四年間、自炊してたから大概のものは作れちゃう。」
クボジュンさん「はぁ~!言葉通り、尾木ママはママもパパも出来ていたんですね!」
尾木さん「仕事だけやってたら、普通の男性だったと思いますよ。」
クボジュンさん「お二人のお嬢さん、思春期はありました?」
尾木さん「上の子は、大学とかまで一緒に洋服を買いに行ったりしてましたよ。ま、財布の役目もあるんだけど。下の子の時はもう僕もだんだん仕事が忙しくなってきて、妻も元気になって来た。下の子は女房にべったり。そしたらね、反抗期なのか何なのか、中2の時に半年で四回も学校に呼ばれましたよ。」
クボジュンさん「そんなことが!」
尾木さん「先生から電話がかかって来て、「帰しましたから、理由は本人から聞いて下さい」って。嫌な言い方するのよ~。で、本人はルンルンで帰って来て聞いてみたら「ちょっと廊下の消火器まいただけ♪」なんて。」
クボジュンさん「ワイルド!!!」

大学生になってピタリと落ち着いたそうで、教師の目から見ていて中学生くらいの年の子は衝動的に体が動いてしまうんだってことも分かったと、苦労話も笑顔でお話してくれた尾木さんでした。


【本日の1曲目】 君は天然色 /大瀧詠一
【尾木直樹さん 選曲】 レット・イット・ゴー~ありのままで~ /松たか子
少し前に大ブームになったこの曲を選んでくれました。尾木さんのお孫さんがたちがこの曲が大好きで、歌って踊って見せてくれるのだそうです!かわいいでしょうね!


【久保純子 My Sweet Home】 2017年5月25日 14:11

第106回 5/14の放送を終えて

今週は、講談社+α新書より、『取り残される日本の教育 わが子のために親が知っておくべきこと』が好評発売中の、"尾木ママ"こと尾木直樹さんにお話を伺いました。

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クボジュンさん「お忙しくていらっしゃって!」
尾木さん「"尾木ママ"になって8年目に入りました~(笑)」
クボジュンさん「その前にもテレビなどには出てらっしゃいましたよね?」
尾木さん「そうなの。でもみんな全然その頃のこと知らないわよ。"尾木ママ"になって超大衆的になって。」
クボジュンさん「"尾木ママ"になったのも、さんまさんから・・・」
尾木さん「そうなの。「ママー」ってふざけて叫んだだけ。2秒かかってないんだから。突然生まれ変わった感じよ。」
クボジュンさん「いやー、今までに、先生のような方はいらっしゃらなかったですもんね。教育現場で教育を語って44年でしたっけ!?」
尾木さん「トータルで44年。呆れるでしょう?高校・中学22年、大学に転身して22年。そして、今年3月に法政大学の教授を定年退官。古希を迎えました。」
クボジュンさん「古希というのもビックリです。」集大成のご本も親の1人として読ませて頂きました。」
尾木さん「ありがとう~!」
クボジュンさん「読んでいると切実に今ここで何か起こさないとっていうのが伝わってきました。」
尾木さん「あら!切実に伝えたいって思って書いたの。半ば成功ね(笑)」
 
 
クボジュンさん「そもそも先生になられたのはお母様の影響からですか?」
尾木さん「迷っていたんですけど、母が「あなたは教師が一番向いてる」って。高校入試は落ちた。行くところもなくてっていう苦労があった。高校一年は留年して2回やってるのよ。」
クボジュンさん「それはなんでまた!?」
尾木さん「行きたくない学校に入って、体育の教師が体罰をする人だった。意見したら「じゃあ、もう来るな!」って。それから授業に出なかったんだけど、途中で父の転勤で転校することになったのね。それで編入試験を受けたら、そこの学校の校長先生に「あなた一年生終われてないよ」って。体育が赤点だった。「一年生からもう一度やるならいいよ」って言ってくれて。」
クボジュンさん「それは、もう大きな傷つきですよね!」
尾木さん「でもね、そこの校長先生の毅然とした態度に惚れ込んだのよ。」
クボジュンさん「それだけいろんなこと、つらいことをしたから・・・。」
尾木さん「勉強のできない子、先生に嫌われている子とかの気持ちが分かる。母に言われて納得しちゃったの(笑)」
クボジュンさん「"教育と子育ては愛とロマンが大切"これがモットー!学ばせて頂きました!」
 

【本日の1曲目】 LOST IN LOVE /AIR SUPPLY
【尾木直樹さん 選曲】 世界に一つだけの花 /SMAP  
今週尾木さんがこの曲を選んだ理由は、「特別支援学校や養護学校で第二校歌みたいな感じで、卒業式などで必ず歌われる曲なんです。希望を語るっていうのかな。言葉のひとつひとつが子供たちや保護者、先生方の心に沁みる歌。世界にひとつだけで、あるがままに今を輝けばいいんだよって。」とお話してくれました!
【久保純子 My Sweet Home】 2017年5月15日 10:46
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