番組トピックス
第103回 4/23の放送を終えて
今朝は恒例となりました"日曜朝9時に聴きたい曲リクエスト"をお送りしました!
『久保純子My Sweet Home』のプロデューサーになったつもりで選曲を・・・ということですが、今回はどんなラインナップになったでしょうか?
【リクエスト1曲目】 堕ちた天使/J.Geils Band
【リクエスト2曲目】 First Love/宇多田ヒカル
【リクエスト3曲目】 初恋/村下孝蔵
【リクエスト4曲目】 街の灯り/堺正章
【リクエスト5曲目】 干し芋に抱かれて/嘉門達夫 duet with 久保純子
今朝がダメでも、次があります!
引き続き、この企画はやっていきますので、新旧・洋邦問わず、良い曲のリクエストお待ちしています!
どうしてこの曲を選んだのか、理由も書いていただけると嬉しいです。お待ちしています。
こちらはだいぶ前に撮影した干し芋とクボジュンさん。
ラストに「干し芋に抱かれて」をおかけしたので、少々季節外れではありますが、ご機嫌の一枚、載せておきます!
【久保純子 My Sweet Home】 2017年4月23日 09:34
第102回 4/16の放送を終えて
今週もサックス奏者で、現在、7歳になるお嬢さんのパパでもある藤井尚之さんがゲスト。今日は尚之さんのご両親についてお話を伺ってみました。
クボジュンさん「尚之さんのご両親の子育ての影響って、お子さんにもやっぱりどうしても出てくると思うのですけど、お父様、お母様はどういう方だったんでしょう?」
尚之さん「うちの親父は厳しかったですねぇ。すべてにおいて。鬼のような人でしたよ。」
クボジュンさん「しつけですか?」
尚之さん「また、僕の出来が悪かったんですよ(笑)」
クボジュンさん「お兄様のフミヤさんとタッグ組んで、お父様に反発する!みたいなことはなかったんですか!?」
尚之さん「デビューする時に、僕、まだ高校2年生だったんですね。デビューのきっかけがアマチュアの全国大会のバンドコンテストで、グランプリをとってすぐにデビューしないかってお話はあったんですけども、とりあえず高校卒業までは待ってもらって。その時点では親父はやっぱり反対してたんですね。」
クボジュンさん「どうしてですか?」
尚之さん「だって、兄弟二人ですから・・・。」
クボジュンさん「二人じゃなければいいってことですか!?」
尚之さん「そうです!でもちょっと待てよ、兄ちゃんはボーカルだぜ!?って。じゃあ、もう必然的に僕が残るしかないかと。」
クボジュンさん「心配だったんですかね?」
尚之さん「そうでしょう。なんだかよく分からない世界で。しかも兄貴はその時まだ国鉄の職員だったんですよ。」
クボジュンさん「ああ~、だからこそ。固いお仕事を捨ててまでってことですね。」
尚之さん「でもレコード会社の人に説得してもらったんですよ、親父を。」
クボジュンさん「どんな反応でした?」
尚之さん「おふくろもいたんですけど、親父に「もういいじゃない、あきらめんね」って言うんです。親父が正座してボソッと一言、レコード会社の人たちに「息子たちをよろしくお願いします」って折れてくれたんです。」
クボジュンさん「それくらい頑ななお父様だったんですね。お母様は」
尚之さん「田舎の肝っ玉母さんって感じで。町中のおばちゃんを知ってるわけですよ、美容院だったもんで。」
クボジュンさん「そりゃそうですよね。みんな美容院に来ますもんね。」
尚之さん「普通に歩いてるだけで、「あ、どこどこのおばちゃんだ。挨拶しないと!」ってなる。そういう町ぐるみで見てもらってたって感じですよね。悪いこともそんな、ねぇ(笑)」
クボジュンさん「お母様はハイカラというか、オシャレな方だった?」
尚之さん「だったんじゃないですかね。ジャズとか好きでけっこう聴いたりしてましたしね。」
クボジュンさん「その影響っていうのはやっぱりありました?」
尚之さん「あったんじゃないかな。子供ながらにグレン・ミラーとか聴いてましたし。」
【本日の1曲目】 ELLIE MY LOVE /レイ・チャールズ
【藤井尚之さん 選曲】 あゝ人生に涙あり /里見浩太朗
先週とはまた全然違う選曲に驚きを隠せなかったクボジュンさんでしたが、尚之さん曰く「これはもうジャパニーズボレロ!詞の内容も素晴らしい!泣けてくるぜ!あ~、この曲をカバーすれば良かったなぁ!」
聞いたところによりますと、この曲をカラオケでも熱唱されるのだとか。
第101回 4/9の放送を終えて
今週は、2月15日にアルバム『foot of the tower』を出されたテナーサックス奏者の藤井尚之さんをお迎えしてお送りしました。
クボジュンさん「タイトルから伺いたいんですが、"タワーの足元"ですね。これはどうしてまた?」
尚之さん「今回のアルバムを制作したスタジオが東京タワーのすぐ近くなんです。なんかすごい所で働いてるなぁ、イコール、生きてるんだなぁって。福岡の久留米市という田舎から出てきて、東京のド真ん中で生きてるんだって感じたんですね。そういうことをタイトルにしたかった。ましてや今回はサックスをフィーチャーしたアルバムだったんで。自分はサックス吹きであるということを世に示したかった。」
クボジュンさん「日本で第一人者といって過言ではないんじゃないですか?色んな世代にサックスを知ってもらったという意味で。」
尚之さん「この楽器があったから今の自分があるようなもんなので。サックスという楽器が自分の看板というか名刺になれば・・・。」
クボジュンさん「この選曲もかなりこだわりがあった聞いています。」
尚之さん「カバーするってなると、皆さん、マニアックな曲だったりとかあんまりやってない曲を選択しがちなんでしょうけども、あえて逆に絶対知ってるよねっていう曲を選んで。「どういう曲なんだろう?」ってならないから、そうなると演奏に耳がいくんじゃないかと思って。」
クボジュンさん「サックスのどういうところが難しさであり、魅力なんでしょう?」
尚之さん「一番声に近い楽器と言われてますから。演奏法によっていやらしくも出来るし、迫力も出せる。楽器っていう間接的に使うじゃなくて、もう体の一部のようにコントロール出来るようにならないといけないなと思ってるんですよ。それがまだ出来てないので・・・まぁ、一生かかっても無理なんでしょうけれども(笑)」
クボジュンさん「そもそも楽器に興味を持ったきっかけは?」
尚之さん「矢沢永吉さんがやっていたキャロルというバンドがありまして、それを見た瞬間にもうこれはやるしかないって思ったんですよね、カッコよすぎて!バンドマンになりたいって。」
クボジュンさん「小学校の頃から音楽に関わりたいなって思ってたんですね。お父様は鉄道会社にお勤めでいらっしゃいました。それでもなく、音楽。当時バンドマンになりたい人、お友達にいましたか?」
尚之さん「けっこう兄ちゃんがいる連中がいっぱい居て。僕はまぁ、うちの藤井フミヤっていう人物の影響っていうのは大きかったですよね。」
クボジュンさん「7歳のお嬢さんのパパでいらっしゃいますけれども、楽器っていうのは子供にもおススメですか?」
尚之さん「サックスはリコーダーとおんなじ指使いだったものですから、意外と僕はすんなり入れましたね。」
クボジュンさん「お嬢さんは興味持ってます?」
尚之さん「あてがってます(笑) 一応、専用のサックス持ってて、音はもう出せますね。ただ手がまだちっちゃいので、指が届かないんですよ。」
クボジュンさん「えっ、じゃあゆくゆくは親子共演なんていうのも!?」
尚之さん「いや、本人がね、興味を持つかですね。無理くりやらせてもね。やりたいんだったらどうぞ教えますよって感じで。」
クボジュンさん「わぁ~、こんなに素敵な先生が近くにいらっしゃいますもんね。」
お兄様のフミヤさんとLINEでやり取りをされているお話も伺うことが出来ました。「絵文字は使います?」と思わず聞かずにはいられなかったクボジュンさんでした。来週も藤井尚之さんにお付き合いいただきます。お楽しみに!
【本日の1曲目】 藤井尚之さんの最新アルバム『foot of the tower』から Mission Impossible Theme
【藤井尚之さん 選曲】 Tequila /The Champs
【藤井尚之さん 選曲】 Tequila /The Champs
尚之さんがサックスを始めて、一番最初に吹いた、コピーした思い出の曲を選曲してくれました。