番組トピックス
第99回 3/26の放送を終えて
2011年の"R-1ぐらんぷり"チャンピオンで、昨年デビュー20周年を迎えられたピン芸人の佐久間一行さんをお迎えしました。
あふれ出る癒しのオーラに思わず「佐久間さんは怒ったりするんですか?」というクボジュンさんの質問から始まった今回。人にも虫にも優しい佐久間さんがそもそも芸人を目指したきっかけは何だったのでしょうか?
クボジュンさん「小さい頃から面白かったんですか?」
佐久間さん「いや、そんなことはなくて、小さい頃は暗くておとなしかったんですよ。その頃、ゲゲゲの鬼太郎のような、顔半分隠れるくらい髪が長かったんです。ふさいでいたんでしょうね、コミュニケーションを(笑)」
佐久間さん「で、小学2年の時にテストの余白に当時流行ってたキン肉マンの絵を描いたことがあって。絵は好きでよく描くんですよ。そのプリント回収の時にみんなが「上手い上手い!これ描いたの佐久間くんかー!」ってなったんです。そこから人気者になって、明るくなって、どんどん髪も短くなっていった感じですね(笑)」
クボジュンさん「そこからオープンになっていったんですね!」
佐久間さん「それで、高校の時に進路がしっかり決まってなくて、なんとなくお笑いは楽しいものだしやってみたいなって気持ちがあって。迷ってる中に同級生から「東京に吉本のNSCっていうスクールが出来たよ、入ってみない?」って言われて、それでちょっとでもやってみたいものをやった方がいいかなと。」
クボジュンさん「ピンとして最初から臨んだんですか?」
佐久間さん「在学中は相方を探したんですけど、人にあんまり言えない性格なんですよ。揉めたくないというか・・・。人に「こうして欲しい」とか言うのを悩むくらいなら全部自分に降りかかった方がいいと思って、ピン芸人なんですよ。」
クボジュンさん「あぁ~、自分の性格で判断したんですね~!」
佐久間さん「今思えば性格を直せばよかったんですけど、どうしても出来なくて。」
クボジュンさん「自分の中で、一番お気に入りのネタっていうのはあるんですか?」
佐久間さん「たくさんあるんですけど、井戸のネタは練習の時から自分も楽しかった印象ですね。明るい気持ちになるというか。」
クボジュンさん「あの井戸のネタも色んなものを作っていた中から、ポロってそこだけが残ったとか?」
佐久間さん「そうなんです。B'zのコンサートで井戸が出てきたんですよ。"だれにも言えねぇ井戸"っていう、その演出も本当に不思議なんですけど、「だれにも言えねぇ」という曲にかけて、稲葉さんが誰にも言えないことを井戸の中に言うみたいな。それをパロディで出来ないかなと思って、吉本の美術さんに井戸をお願いしたんですよ。」
クボジュンさん「なるほど!」
佐久間さん「でもなんか難しくて、ちょっと無理そうですって言おうと思ったらもう井戸が出来上がってた。こんな立派な井戸を完成させてもらったのにあの井戸がなくなったって言えなくて・・・。」
クボジュンさん「また、良い人だからぁ~!!」
佐久間さん「いやいやいや!どうしてもその井戸を使って何かやらなきゃって思っちゃって。本番までもう時間もない、井戸と言えばお化け、お笑いは緩急・・・よし、井戸の中からよく分かんないピンクの人が出てきて盛り上げて終わる、それだけが浮かんで。初めて出したときはほぼほぼアドリブで、5~10分、フリーで歌うっていうネタだったんですよ。で、そのライブが終わって、一番アンケートで反響があったのが井戸だった。そこからネタを詰めだして、半年後にR-1って感じですね。」
クボジュンさん「面白い~!色んな試行錯誤があってあの井戸ネタが出来上がったんですね。」
佐久間さん「そう考えたら、自分の性格も含め、色んなことが重なって出来たネタなんだなって思いますね。」
佐久間さんワールドがギュッと詰まった最新DVD「佐久間一行 SHOW 2016 『NOW』」について、詳しくは番組トピックスをご覧ください。
二人一緒に「伝われ~~~」
【本日の1曲目】 桜坂 /福山雅治
【佐久間一行さん 選曲】 Heart of Gold /T-BOLAN
【佐久間一行さん 選曲】 Heart of Gold /T-BOLAN
今週佐久間さんが選んでくださった曲は、大好きだというT-BOLANの曲。中学の時に初めて聴いて以来、上京してからも辛い時やピンチの時にこの曲を聴いて「頑張ろう!」と思わせてくれた、そんな大切な曲だそうです。
【久保純子 My Sweet Home】 2017年3月26日 09:30
第98回 3/19の放送を終えて
今週も篠原ともえさんをゲストにお迎えしました。
先週は宙ガールのお顔、今週はソーイング女子としてのお顔に迫ってみました。
クボジュンさん「今日お召しの赤いギンガムチェックのワンピースも可愛い~!これもご自分で?」
篠原さん「はい!デザインしました!自分でデザインして作りますとすごくフィットしますし、長く着ることが出来るんですよね。」
久保さん「はぁ~、なるほど!今、ファストファッションなんかもありますけど、世界にひとつだけっていうね。」
篠原さん「久保さんはソーイング女子にならないんですか?」
クボジュンさん「実は私、おばあちゃん子なんですよ。祖母がすごくミシンが大好きで隣で見て真似してたんです。だからこう見えてミシン女子なんですよ~!」
篠原さん「え~っ!すご~い!」
クボジュンさん「性格が男なので、ガッて切ってガッて縫うみたいのは好きなんです。細かくパターンをとって・・・みたいなのは出来ないんですけど(笑) ベッドカバーとかピアノのお稽古バックとか、子供の学校の物はほとんど作ったかなぁ。」
篠原さん「私も洋裁始めたきっかけが母がずっとミシンやっててベッドカバーを作ってくれたんです。そうすると夜一緒に居れなくても、安心して寝られる。一人暮らししても寂しくない。手作りって継いでいける。作るだけじゃなくて、想いを相手に渡すっていうのが出来るんで、私も手作りして良かったなって思います。」
クボジュンさん「自分自身も幸せな気持ちになれるのが手作りの魅力ですよね。ほかにもファッションという意味では色々なところに羽ばたいていかれて、藤あや子さんの新曲の衣装もデザインされたり。」
篠原さん「演歌もやらせて頂きました。藤さんだから背中の大きく開いた大胆なデザインに。シルエットを見れば、この人にはこういうのが似合うんじゃないかなっていうのが分かるので。」
クボジュンさん「そして松任谷由実さんの全国ツアーの衣装デザインも!すごいことですよね。」
篠原さん「実はこれ、コンペだったんですよ!名だたるスタイリストさんやファッションの方が3人くらい集まって自分でプレゼンするんです。私も自分を由実さんに見立てて、「こうしてみてはいかがでしょうか?」とかアイデアと情熱を伝えて、「面白いね!」って。」
クボジュンさん「わぁー!そしてコンペを勝ち抜いたわけですね!」
篠原さん「憧れのアーティストの由実さんに「衣装、評判いいよ~!」って声をかけて頂いた時には、このデザインの世界にタレントをやりながらだけれども飛び込んでよかったなぁって勇気をもらいましたね。」
クボジュンさん「これからまたどんどん広がっていきそうですね!」
篠原さんのご本について、詳しくは番組トピックスをご覧ください。
【本日の1曲目】 赤いスイートピー /松田聖子
【篠原ともえさん 選曲】 全部抱きしめて /吉田拓郎
【篠原ともえさん 選曲】 全部抱きしめて /吉田拓郎
テレビ番組『LOVE LOVE あいしてる』にレギュラー出演していた10代の篠原さんに、吉田拓郎さんが「篠原のそのファッションはミュージシャンの俺でも見てて楽しい。たくさんの人に喜びをプレゼントできるよ!デザイナーになれ!」と言ってくれたのだそう。吉田拓郎さんとは今でも絵文字いっぱいのメールを送りあう仲だとか。
第97回 3/12の放送を終えて
今週は、社会現象にもなった"シノラー"といえばこの方!篠原ともえさんをお迎えしました。
クボジュンさん「ほんと相変わらずキュートですねぇ!」
篠原さん「いえいえ!久保さんもチャーミングで!」
クボジュンさん「篠原さんは色んな分野でご活躍中ですよね。今回は歌手として『篠原ともえ ☆ALL TIME BEST☆』というベストアルバムも出されましたけども、タレント業、女優、デザイナー、音楽プロデュース・・・色んなことに興味がある?」
篠原さん「どんどん繋がっていくんですよね。自分ではそんなにたくさんのことをやってるつもりはなくて、今やっていることは全部子供の頃からの夢を叶えている感じ。今回のこのアルバムのジャケットも星と手作りをモチーフにしてるんですけど、星を好きになったのは7歳の頃、手作りを始めたのも10歳頃なんです。好きなこと自体は変わってないんですよね。」
クボジュンさん「やっぱり昔から自分で縫ったりとか、そういうのはやってたんですか?」
篠原さん「母が洋裁が好きで、その姿を見ていたので真似っこしてお人形さんのお洋服とか作っていました。シノラー時代は忙しくてやりたくても出来なかったので、今度こそって。今回このジャケットのドレスはフェルトで色んな形をかたどったものなんですけど、これ実は2011年に『シノラー展』でファンの皆さんにフェルトをお配りして、好きに切ってドレスに貼って下さいって言って作ったドレスなんです!800枚も集まって!」
クボジュンさん「えーっ、すごい!これ、見事ですね!ファンのみんなの想いも詰まってるんだ!」
篠原さん「これは絶対ベスト盤のジャケットに使いたいなって思って。ここまで活動できたのもファンの皆さんのおかげだと思って、感謝の気持ちを込めて作りました。」
クボジュンさん「愛情いっぱい!どんなこだわりがあるアルバムですか?」
篠原さん「2枚組なので元気のある曲と、意外かもしれませんが篠原、バラードも歌ってるんだよっていう選曲になっています(笑) あとはやっぱり星をイメージして、天の川と流れ星みたいな感じ。」
クボジュンさん「10代から今に至るまでいろんな想いがギュッと詰まったアルバムになっているんですね!」
篠原さん「10代の声、本当に幼いの!子供が一生懸命歌っているような。成長過程が見られます(笑)」
クボジュンさん「7歳で星を好きになったきっかけって何かあったんですか?」
篠原さん「私のおばあちゃんが住んでいる島が東京都 青ヶ島村という小さな島で、星空が本当に綺麗なんです。それを7歳の時に眺めて、それから星が大好きになっちゃった。」
クボジュンさん「星空を眺めてるのが好き?図鑑をみたりして星の研究をするのが好き?」
篠原さん「私、星には色があるっていうことを、その時、初めて知ったんです。」
クボジュンさん「ちょっと待って、色??」
篠原さん「そうです!白でも青白かったり、赤かったり、黄色かったり、朱色っぽかったり・・・見て、調べていくうちに名前も呪文みたいでどんどんハマッちゃいました。星の名前を覚えると夜とかの帰り道に友達に会えた気分になるんです。季節ごとに違う星が輝くので「あっ、また会えたね~」って。」
クボジュンさん「へぇ~!なんか星を見たくなりますね!」
一曲目におかけした曲も『篠原ともえ ☆ALL TIME BEST☆』に収録されています。詳しくは番組トピックスをご覧ください。
【本日の1曲目】 嘲笑 /篠原ともえ
【篠原ともえさん 選曲】 宮沢賢治歌曲集より 「星めぐりのうた」
【篠原ともえさん 選曲】 宮沢賢治歌曲集より 「星めぐりのうた」
今週、宙ガールの篠原さんが選んでくれた曲は宮沢賢治さん・作の数え歌。
「歌詞が可愛いんです。実際にある星の輝きを詩にしている。きっと宮沢賢治さんは子供たちに伝えたくて分かりやすく作ったんじゃないかなって思って。」と素敵な選曲をして下さいました。
【久保純子 My Sweet Home】 2017年3月12日 09:31