番組トピックス
現在募集中のお便りのテーマ
久保純子MY SWEEY HOMEでは皆様からのお便りをお待ちしています!
◆干し芋エピソード
番組でもお馴染み久保純子の大好物といえば"干し芋"!そこで、あなたの"干し芋エピソード"を教えてください。干し芋の思い出、美味しい干し芋の食べ方、干し芋を使ったレシピ、干し芋の好きなところなどなど、"干し芋"にまつわることなら何でもOKです。
◆日曜の朝9時にどうしても聴きたい曲リクエスト
日曜日の朝になぜこの曲を聴きたいのか理由も添えてお送りください。この番組のプロデューサーになった気分であなたの一押しの曲を選曲してみてくださいね!
◆これぞ私のベストマッチ!
「この食材とこの食材の組み合わせが一番!最高!」というあなたの一押しのベストマッチを教えてください。
◆お話を聞きたいゲストのリクエスト
◆日曜日の過ごし方◆おすすめの絵本・好きな絵本
◆番組の感想
メールは・・・home@joqr.net
お葉書は・・・〒105-8002 文化放送「My Sweet Home」係 まで
採用された方には、クボジュンさんデザインの番組オリジナルトートバッグをプレゼントさせて頂きます!
第75回 9/25の放送を終えて
今週も、女優の波乃久理子さんにお話を伺いました。
クボジュンさん「お父様は波乃さんに365日中、364日は優しくて褒められて育ったと先週おっしゃっていましたよね。」
波乃さん「世の中に出たら褒められない娘だって分かっていたんじゃないですか(笑) あんだけ愛情かけられて育てられたから、嫉妬とか無いんですよね。 父は弟には本当に厳しかったです。よく曲がらなかったなぁと思いますよ。父に直接聞きませんでしたけど、やはり"勘三郎"の名を継がせるには厳しくしないとなんでしょう。」
クボジュンさん「女優さんとしての波乃さんのお姿をお父様もご覧になりに来ていたんですか?」
波乃さん「もう来ない日ないですよ!その当時、演舞場と歌舞伎座でしょ?自分の芝居が終わったら顔も落とさないで私の舞台を見に来る。良いときは外に出て拍手しちゃうの。恥ずかしくて涙が出ちゃう~!」
クボジュンさん「えっ、でも嬉しい気持ちは?」
波乃さん「いえいえ、自分が悪いって分かってますもの。みんなの前で「こんなに良い女優いないだろう?」って。父の前だもの、褒めないわけにいかないじゃないですか。みんな苦笑ですよ。」
クボジュンさん「反対にお母様は?」
波乃さん「それはもう厳しかったですよ。芝居に対して鬼でしたね。「お金がないのは恥ずかしくないけど、芸がないのは恥ずかしい」って泣くんですよ。本当に怖かった。」
クボジュンさん「具体的にこうしろというお母様からのアドバイスもあるんですか?」
波乃さん「もちろんもちろん!舞台稽古も来ますし、筆記してね。弟も、母に見せるために生きてきたって言ってましたもん。」
クボジュンさん「うわーっ!」
波乃さん「今でも覚えてますよ。早ごしらえの途中の2~3分の時に舞台裏に来てね、泣きながら怒ってましたもん。「切符代とお弁当をつけてお返しする!あんたの借金にするわよ!」って。」
クボジュンさん「はぁ~、だからこそその厳しさがきっと生きているんですね。」
歌舞伎や舞台を見る見方が変わるようなお話、たくさん伺いました。波乃さんありがとうございました!
【本日の1曲目】 しなやかに歌って /山口百恵
【波乃久里子さん 選曲】 嘘は罪 /パット・ブーン
今回は「父はチャップリンを尊敬してましてね、アメリカンナイズだったんです。それで、私にもバレエやピアノを習わせてくれました。この曲も昔は弾けていたんですよ。今は全然ですけど(笑)」と、波乃さんがお気に入りの一曲を選曲してくださいました。
【久保純子 My Sweet Home】 2016年9月25日 16:56第74回 9/18の放送を終えて
今週は、今月25日まで大阪松竹座で公演が続く、市川月乃助改め二代目喜多村緑郎 襲名披露『九月新派特別公演』にご出演中の女優の波乃久里子さんにお越し頂きました。
波乃さんは4年前にお亡くなりになった歌舞伎役者の中村勘三郎さんのお姉さまでいらっしゃいます。まずは弟さんとクボジュンさんの思い出話からスタート。
波乃さん「弟から久保さんのことは聞いておりましたから、初めてお目にかかったような気がしません。」
クボジュンさん「こちらこそ、勘三郎さんには2000年の紅白歌合戦で大変お世話になりまして。」
波乃さん「あの人はどれほど喜んだか、そして緊張もしていましたね。何か月も準備してましたよ。同じ家なんですけどね、玄関は別。でも困ったときだけ隠し扉で入ってきて「姉貴、姉貴~!」って。嫌なことも良いことも母親に話すように話してくれましたね。」
クボジュンさん「そんなに仲良かったんですね!」
波乃さん「人が好きな人だった。昨日のことのように感じますね。うん、やっぱり一番会いたいですね。」
クボジュンさん「波乃さんは高校生で新派に入団されました。そもそも女優、演じるということは自然なことだったんですか?」
波乃さん「いえいえ、全然!歌舞伎しか見たことなかったし、男の方しか舞台に立てないって分かっていたから。母を見ていましたのでね、歌舞伎役者の女房になるか、私はカトリックの学校に行ったのでシスターになりたかったんです。」
クボジュンさん「女優はあんまり?」
波乃さん「歌舞伎だけだったから女優というものを知らなかった。中村歌右衛門さんに憧れてね、世界一の役者さんだと私は思ってるんです。あれが初恋だったんじゃないかな。ませてまして、小学六年生の時に学校終わってランドセル置いたらすぐ歌舞伎座に。」
クボジュンさん「はぁ~、ランドセルおいて歌舞伎座!まったくの別世界という。次回、お父様のお話も伺わせてください!」
【本日の1曲目】 やさしく歌って /ロバータ・フラック
【波乃久里子さん 選曲】 世界に一つだけの花 /SMAP
「5人それぞれの個性があるのにこの歌の時のサッと一色になる凄さがあって、SMAP好きなんですよ。」と選曲してくださいました。
【久保純子 My Sweet Home】 2016年9月18日 12:12