情報が氾濫する多メディア社会。それでも情報格差は生まれています。
テレビ、新聞、雑誌、インターネット、SNS…どのメディアから情報を得るかは個人によってさまざまですが、誰にも手軽に、しかも早く正確に情報を届けられるメディアが
ラジオです。
「斉藤一美ニュースワイドSAKIDORI!」は、おかげさまでスタート以来、多くの皆さんに支持されてきました。
メインを務める斉藤一美アナの母校、早稲田実業学校の校是に「去華就実」という言葉
があります。「去華就実」とは、「外見の華やかさを取り去り、実際に役に立つ」という意味で、奇しくも私たちが目指す番組像と合致する言葉でもあります。
報道ワイド番組である以上、バラエティー番組などに比べれば派手さや面白さは少ない
かもしれません。
しかし、「今、何が起きているか」を正確にとらえ、「その背景には何があるのか」や「それが今後どうなっていくのか」などの分析を加え、できるだけ早く多くの方に届けることを最大のミッションにしています。
タレントやお笑い芸人がニュースキャスターやコメンテーターを務めることが普通にな
ってきた時代、私たちは、政治、経済、社会問題、それに国際情勢やスポーツなど、それ
ぞれ専門性を持った記者たちが中心となって、スタジオやニュースの現場から「今」をお
伝えしてまいります。
私たちがよく耳にする「ジャーナリズム」の語源、「ジャーナル」には、「日々の記録」という意味があります。
「当番組をお聴きいただく限り情報格差は生じさせません」
そんな自負を持って愚直に日々の出来事を皆さんの中に記録していく…それが「斉藤一
美 ニュースワイドSAKIDORI!」の姿勢なのです。