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お電話:東京パラリンピック日本代表選手団 副団長 マセソン美季 さん
今日は、カナダ在住で、東京パラリンピック日本代表選手団 副団長のマセソン美季さんにお電話を繋ぎました。マセソンさんは、2017年6月13日のこのコーナーに電話出演してくださった以来ですね。
マセソン美季さんの旧姓は「松江」で、松江美季さんのお名前で覚えている方もいらっしゃるかと思います。アイススレッジスピードレースで、1998年の長野パラリンピックでは金メダル3個、銀メダル1個を獲得。2018年、国際パラリンピック委員会や国際オリンピック委員会の教育委員、日本パラリンピック委員会の運営委員に就任され、今回、日本代表選手団の副団長として東京パラリンピックに臨みます。
東京パラリンピック開幕まで、あと3週間。特別な状況下での開催に、ワクワクしてるような不安な気持ちもあるような気分だといいます。障害のある人が競技を出来るということを、まずはたくさんの方々に知ってもらうというレガシィだった長野パラリンピックから、東京大会は招致がきっかけに始まった「共生」の社会の実現、大会が終了後も続けていきたいことだと語ってくださったマセソンさん。
東京でパラリンピック3連覇を狙うドイツのマルクス・レーム選手が、先日、国際オリンピック委員会に、東京オリンピックの特例での出場を求めましたが、認められなかったニュースについても伺うと、「様々な見解があるとは思う。個人的には彼が競い合う姿というのは見たかった。」と、パラリンピックムーブメントに大きな影響を与えた、過去のエキシビジョン大会のお話も聞かせてくださいました。