記事一覧
-
第1141回:緊急事態宣言、対象拡大・延長決定
気になるニュースをサキドリする『ニュースサキドリ』
今日追いかけたテーマは「緊急事態宣言、対象地域拡大と期限延長を決定」
今日の閉会中審査では、政府の新型コロナウイルス対応をめぐって、どのようなやりとりが行われたのか?
昨日、改定された「基本的対処方針」の内容と併せて、国会で取材中の田中正史記者に伝えてもらいました。
16時台『後半』
東京都は、酸素投与が必要になった自宅療養者などに対応するため、「酸素ステーション」を、渋谷区の旧国立児童館「こどもの城」に設置。今週土曜21日から患者を受け入れる予定です。
「酸素ステーション」を考案したという神奈川県 医療危機対策統括官、阿南英明さんにお話を伺いました。
本来であれば入院して酸素を吸入することが、病床ひっ迫の今は難しい。少なくとも酸素を投与するための酸素濃縮器とベッドを置いた最低限の場所「酸素ステーション」。
阿南さんは年末年始、低酸素状態の患者の急増を受け、応急救護所のようなものを作る必要があるだろうという結論から考案されたと言います。
「しかし、我々はずっと貫いている信念だが、極力こういうもの(酸素ステーション)を使いたくない!あるべきものではなくて保険。使わずに済んだ方がいい。使うような状態は異常。どうしても入院して治療が出来ない間を繋ぐためのもので、これは解決策ではないのだ。」と、強く訴えました。
▼今月7日、神奈川県が稼働を開始した「酸素ステーション」
『SAKIDORIニュースパレード』
報道スポーツセンターの石川真紀キャスターに、このあと17時から始まる全国ネットニュース番組『ニュースパレード』の主な項目を伝えてもらいました。
作家の古谷経衡さんが語り下ろす『今日のオピニオン』テーマは「メンタリストDaiGoの優生思想について」
メンタリストDaiGo氏に、2回ほど会ったことがあり、著書を読んで「毒にも薬にもならない当たり障りのないことが書かれているな。」と思ったという古谷さんが、適者生存を説いた「ダーウィンの進化論」を弱肉強食だと解釈し、社会そのものに当てはめた「ナチズム」のやり方、社会ダーウィニズムについて解説した上で、「今回の発言が『優生思想だ』と言われているが、優勢思想は間違っていてもトンデモでも、学問を引用してそれなりの思想を持っている。DaiGoさんのは、何かの思想にも到達していない、教養がないだけ。ただの差別。だから、これを優勢思想といってしまうと、ナチズムがやったことが希釈されて良くないと思う。もともと思想なんて持ってないし、思想だとか考える教養があるなら、こんなことになってない。」と一刀両断!
もっと知りたいニュースのその先『ニュースフカボリ』
ショッピングモールなど床面積が1000平方メートルを超える大型商業施設や、百貨店の地下食品売り場「デパ地下」は、混雑を緩和して感染リスクを減らすため、入場制限を要請する対象とするという「基本的対処方針」。
これを大型商業施設の運営者や利用者はどのように受け止めているのか、細木美知代記者が調査し、そごう、西武、大丸、松坂屋、高島屋の対応や町の皆さんの声をご紹介。
▼有楽町、銀座のデパートではすでに「入場制限をする場合がある」という貼紙も。
素朴な疑問をとことんリサーチ『ニュースアトオイ』
おととい開かれた、東京パラリンピックをめぐる4者会談では、児童や生徒が観戦する「学校連携観戦プログラム」は行うことで合意しました。
競技会場のある東京、千葉、埼玉、静岡の4都県も実施する方針を示しましたが、市区町村には新型コロナウイルスの感染拡大を理由に見送る動きもあります。学校連携観戦プログラムを「実施する方針の自治体」「見送る方針の自治体」それぞれの複雑な思いについて、西村志野記者がお伝えします。
『SAKIDORIクリニック』本郷赤門前クリニック 院長で医学博士 吉田たかよし先生が「防災医学から学ぶ大雨で避難している時のケガの応急処置」として、骨折した時に重症化しないようにするための傘や新聞紙、靴、レジ袋を使った固定方法と、食品用ラップを包帯の代わりに使う方法を教えていただきました。
【今日の1曲】 シンデレラガール / King & Prince