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第1149回:急増する東京の自宅療養者
気になるニュースをサキドリする『ニュースサキドリ』
今日のテーマは「東京の自宅療養者の実態は?そして、ワクチンのスピード接種を実現した『相馬モデル』とは?」
やむなく自宅療養となっている人が急増し、自宅療養中に体調が急変し入院できないまま死亡する事態も相次いでいます。
15時台は、訪問看護ステーション「ビジナ」代表の坂本諒さんにお電話を繋いで、コロナ陽性が判明した江東区在住の30代の男性の実例を挙げて自宅療養の現状、さらに現場で患者さんをご覧になって感じることをお話していただきました。「保健所の機能がパンク状態。病床数も限られているので、自宅で療養を余儀なくされている重症の方のために私たちで出来ることを続けたい。」という坂本さん、東京都から「コロナ対応に看護師は不要。医師だけで回せる」と言われたこともあったそうです。
16時台は、いわゆる「相馬モデル」と呼ばれる迅速なワクチン接種に注目。
公衆衛生学の専門家としてWHO事務局長上級顧問を務められたイギリスのキングス・カレッジ・ロンドンの元教授で、相馬市新型コロナウイルスワクチン接種メディカルセンターのセンター長、渋谷健司さんに伺いました。
市民に対し、ワクチン接種への理解を深めるため、1番懸案だった副反応のことなど情報を包み隠さずしっかりと公開し、安心して納得して接種をしてもらうこと、ユーザー目線で透明性を第一に考えて、「希望書」を各家庭に配布。
渋谷さんは、東日本大震災後の健康診断などの支援をされたご縁と、コロナ対応でのワクチン接種の重要性を感じ、「日本のために役に立ちたい」と、イギリスの教授を辞めて相馬市でコロナ対策に向き合っています。今回の「相馬モデル」は、震災を一緒に乗り越えた地元医師会の協力も大きかったと語ってくださいました。石川真紀キャスターの『SAKIDORIニュースパレード』
報道スポーツセンターから、全国ネットニュース番組『ニュースパレード』の主な項目を伝えてもらいました。
コメンテーター、金子恵美さんの『今日のオピニオン』語り下ろすテーマは「アフガニスタン情勢を考える」
政府は27日、アフガニスタンからの退避を希望した日本人1人を自衛隊の輸送機で隣国パキスタンの首都イスラマバードへ出国させました。退避を希望する日本大使館などのアフガン人スタッフ数百人も国外退避させる方針でしたが、26日に首都カブールの空港周辺で爆弾テロが発生した影響などから、希望者の退避が困難に。見通しの甘さや初動の遅れも要因の一つとして批判する声も出ています。
「いよいよ31日、派遣された自衛隊はどうなるのか。邦人の保護が基本にあるとはいえ、自衛隊機での退避希望しているアフガン人にこのタイミングでビザ取得というのは難しいし、色々なハードルが高い。国際貢献の観点から、ここで"命のビザ"を発給すような対応が出来ないようじゃ、日本はまだまだだ。今後、最悪な事態を想定して、足りない部分を見直すことが大事。衆院選がある今年、各政党が、外交安全保障に対してのどういった考えを持っているのかを国民に示すべきだと思うしっかり示してほしい」と語りました。もっと知りたいニュースのその先『ニュースフカボリ』
この時間、まずは若者がワクチン接種についてどう考えているのか、西村志野記者が渋谷の街で取材し報告。
今日インタビューした20人中およそ半数の方が、2回のワクチン接種すでに終えていらっしゃいました。
一方、予約が未だに出来ずにいるという方や、接種をするかどうか迷っている方、予約が面倒で...という方も。▼先週、運用が始まった若者向けワクチン接種はお休みでした。
そして、神奈川県で今日からスタートしたアストラゼネカ製の新型コロナウイルスワクチン接種について取材した田中正史記者が、今日接種を受けた方がアストラゼネカ製を選んだ経緯や、接種後の声などをレポート。『ニュースアトオイ』
番組で応援しているパラアスリートの最新情報をお届けする「松井佐祐里のユニスポハイライト」
今日は、競泳男子予選の結果から。ライバル対決・木村敬一選手と富田宇宙選手の声をお聴きいただきました。
そして、ブラインドサッカーにも注目!日本は予選リーグで強豪のブラジルに敗れています。
吉田愛梨レポーターの『SAKIDORI最前線』で取り上げたのは、コロナ禍で注目されている在宅ワーク!今月、発売された「無理せず毎月5万円! 超初心者でも稼げる在宅ワークの始め方(あさ出版)」の野川ともみさんに在宅ワークを成功させる秘訣などを伺いました。
【今日の1曲目】 夏の午後はコバルト / Awesome City Club【今日の2曲目】 LOVE PHANTOM / B'z