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第1142回:感染者急増中、噴出する様々な問題
気になるニュースをサキドリする『ニュースサキドリ』
今日15時台『前半』追いかけたのは、「臨時の医療施設を求める声」でした。
千葉県では去年4月~6月にかけて、臨時の医療施設を設置する計画が進んでいたようなのですが、結局、計画は実施されませんでした。
お話を伺ったのは、この計画に携わっていた前の日本医科大学 千葉北総病院 救命救急センター長で、現在は、日本医科大学特任教授の松本尚さん。
臨時の医療施設設置に関して、今、1000床規模で作るとなれば、色々な法律面のクリア、医師・看護師をどう集めるのか、寄せ集められた人員をうまく束ねられるリーダーの必要性などの課題があり、見積もってみると3週間~1カ月は要するため、すぐに決断してももう遅いだろうことも指摘されていました。16時台『後半』は、「子どもの感染増加」に注目。厚生労働省が集計した新規感染者の年代別の割合によると、去年は1割を下回っていた20歳未満が、今年3月以降は1割以上に増えています。
まもなく新学期が始まりますが、子どもたちは学校でどのような感染対策をすればいいの?
国際医療福祉大学の和田耕治教授に伺いました。(夏休みの間)様々な生活をしてきて新学期に生徒たちが集まってくることになるわけで、感染力の強いデルタ株主流の今、感染対策を怠らないことはもちろん、体調の変化にはこれまで以上に気を配る、大人が家庭にウイルスを持ち込まないことなどを挙げ、「普段、会わないような人に、会うのが今必要なのか?をよく考えて。一人でも感染すれば、拡がりやすいのがデルタ株!」と注意を呼びかけました。
『SAKIDORIニュースパレード』
報道スポーツセンターの石川真紀 キャスターに、このあと17時から始まる全国ネットニュース番組『ニュースパレード』の主な項目を伝えてもらいました。
俳優の石田純一さんが語り下ろす『今日のオピニオン』
「SuperAgers ~スーパーな歳のとり方」と題し、ニール・バルジライ (著)、トニ・ロビーノ (著)のご本「SuperAgers スーパーエイジャー 老化は治療できる(CCCメディアハウス)」の中から、石田さんが感心し、皆さんにぜひ教えたいトピックをいくつか抜粋して紹介してくださいました。
『ニュースフカボリ』
東京都で新型コロナウイルスに感染した妊婦さんの数は、先月1か月間で過去最多の98人に。
当事者である妊婦さんたちはどのように受け止めているのか?そして、感染しないためにはどうしたらいいのか?
細木美知代記者が、田町で妊婦さんの「自宅と病院の行き帰りは感染が怖いのでタクシーを利用している」「家族にも早めのワクチン接種をしてもらった」「妊娠中に感染すると治療の幅が限られてしまって心配」という声を取材。
日本医科大学多摩永山病院の院長で産婦人科医の中井章人さんからは、「妊婦さんの80%が家庭内感染。デルタ株は感染力も高いため、パートナーや家族もワクチン接種をし、感染対策を徹底すること」などアドバイスいただきました。『ニュースアトオイ』
東京都の小池知事は、昨日の都議会で、予約なしに新型コロナウイルスワクチンの接種を受けられる、若者専用の大規模接種会場を開設する方針を明らかにしました。
文化放送・都庁キャップの伊藤佳子記者のレポートによると、ワクチンはファイザー使用、20代~30代を対象に、会場は渋谷区立勤労福祉会館に開設する予定で準備を進めているとのこと。細かな部分は調整中のようでした。予算10億円をかけ、若者たちに向け、アプリや動画でワクチンの有効性をアピールすること、酸素ステーションがどういう流れで用いられるのかなども伝えてもらいました。
『芸能アラカルト』
ジャニーズ事務所名誉会長のメリー喜多川さんこと、藤島メリー泰子さんが14日、肺炎のため、都内の病院で亡くなりました。
故・ジャニー喜多川さんと二人三脚でジャニーズ事務所を支えたメリーさんについて、忘れられないエピソード「徹夜で席を確保しようと並ぶファミリー(ジャニーズファンの皆さん)のために自分のマンションの部屋を自由に休んでいいからねと一晩あけ渡してくれた」というお話を熱く語った山田美保子さんでした!【今日の1曲目】 アクアマリンのままでいて(シングルミックスバージョン)/ カルロス・トシキ & オメガトライブ
【今日の2曲目】 瞳のささやき / ローラ・フィジー