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第1144回:横浜市長選挙、総括
今日は月曜コメンテーターの金子恵美さんがお休みのため、キャスターでジャーナリストの長野智子さんをお迎えしてお送りしたSAKIDORI!
最初のコーナー『ニュースサキドリ』テーマは「今後の政局への影響は?注目の横浜市長選挙を総括」
野党系の山中竹春さんが初当選し、菅総理大臣が支援した小此木八郎さんが敗北した横浜市長選挙。
政権運営へのダメージが避けられない中、今後の政局に与える影響は?
国会担当の山本カオリ記者によると、"ザ・自民党"という選挙戦となった小此木さんですが、「菅にしっかりやるように言え!」「カジノ反対とか言っておいて、どうせ、当選したら手のひら返すんだろ!」とヤジが飛ぶような状態だったと振り返り。むしろ菅総理が全面支援しなければ、違う結果だったかもしれないという声まで挙がってしまうような結果となりました。
来たる衆院選、野党は菅総理のままの方が戦いやすい・都合がいいことや、自民党総裁選の日程なども伝えてもらいました。▼自民党総裁選に出馬するかを問われた菅総理は「出る!」そして、自らの手で解散をする意向は変わらないようです。
16時台『後半』は、告示直後の今月9日にもご出演いただいた、選挙コンサルタントで政治アナリストの大濱﨑卓真さんにスタジオで解説していただきました。
選挙の争点が、当初はIRだったものからコロナ対策になったことで、この結果に繋がり想定以上となったと大濱﨑さん。そのほか、「林さん⇒現職ならば実績をアピール出来るはずが、むしろ問題だらけの現状でメッセージ性が弱かった。田中さん⇒善戦!想定以上の票をとれた。松沢さん⇒次につながらない結果に。」と、各候補に関してもコメント。
今後の政局に市長選の影響はというと、「菅では戦えないという空気感が広がった。今のコロナの状況が拡大していて、誰が代表でもコロナが消えることはないわけで、負けたんだったら敗戦処理を菅さんにしてもらうべきだという考えもあるというお話もしてくださいました。『SAKIDORIニュースパレード』
報道スポーツセンターの石川真紀キャスターと一緒に、このあと17時から始まる全国ネットニュース番組『ニュースパレード』の主な項目をチェック!
本日のコメンテーター 長野智子さんの『今日のオピニオン』は、「各党の本気度が分かる次の衆院選」と題して、次の衆院選、女性の議員を増やせるのかというポイントにフォーカスして語り下ろし!超党派の国会議員で女性の国会議員をどうやって増やせばいいのかの勉強会もされている永野さんのお話によると、
・票ハラスメント(女性候補者に対してセクハラ・モラハラ・マタハラ)がひどい!
・国会議員になってからもハラスメントから逃れられない!
・小選挙区制度
という、3つの理由で女性議員が増えないのだそう。
「報道キャスターを20年やってきて、いわゆる抱える日本の大問題はジェンダー格差・ワークライフバランスなどを改革をしていかない限りは解決しない。それなのに、日本の国会議員は優先順位を低く見ている。女性が入れば空気も変わって目が行くと思う。未だに妻は地元で、男は国会みたいな軍団たちのせいで変わらない。日本はコロナ禍で色々変わったでしょう。もうそろそろ変革を!」と訴えました。
もっと知りたいニュースのその先『ニュースフカボリ』
新型コロナの感染拡大が止まらない中、明日、東京パラリンピックが開幕します。
東京都は、修学旅行なども含め不要不急の外出自粛を求める一方、児童生徒の「学校連携観戦プログラム」を行う方針です。
明日に先駆け、IPC=国際パラリンピック委員会のパーソンズ会長と小池知事の会談の内容も含め、伊藤佳子記者に改めて「学校連携観戦プログラム」の現状、間もなく始まる2学期の学校の対応などまとめて伝えてもらいました。『ニュースアトオイ』では、今日から、東京都が旧・国立児童館「こどもの城」の施設内で運用開始された、自宅で療養する患者を対象に酸素投与を行う「酸素ステーション」について、西村志野記者がレポート!
吉田愛梨レポーターの『SAKIDORI最前線』
今日は、コロナ禍で生まれたインターネットの投稿サイト「とんでけ!ため息ちゃん」を取り上げました。
このサイトを去年8月に開設した株式会社ちょんまげ代表、石上和平さんのお話や実際に寄せられている愚痴を紹介。なかなか愚痴を吐ける場所がない、スッキリしたいという方にオススメです。
【今日の1曲】 Summer Beach / 岡田有希子