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第1138回:戦争を語り継ぐために
気になるニュースをサキドリする『ニュースサキドリ』。
今日、追いかけたテーマは「戦後76年、戦争を経験していない私たちは戦争の記憶をどう語り継いでいくべきか」。
戦争の悲惨さや平和の大切を伝えるための様々な取り組みをご紹介しました。
15時台は、広島の平和祈念館に収められている証言動画を翻訳し、世界に発信しているグループ「NET-GTAS」の早瀬明さんにお話を伺いました。早瀬さん達は証言動画を15カ国語に翻訳していて、被爆者の方が感じている言葉の壁によるもどかしさを解消しようと奮闘しています。
今後は、平和祈念館のホームページ以外からもアクセスできるような仕組みを作り、ネットを通じて世界中の若者に見てもらい、問題意識の共有ができればとお話してくれました。
16時台は、子ども達に伝えるために有効な絵本に注目。
こどもの本の専門店 クレヨンハウスの馬場里奈さんに、戦争や平和をテーマにした絵本をいくつか紹介して頂きました。
『SAKIDORIニュースパレード』。
17時からお送りするニュースパレードの主な項目を、報道スポーツセンターから石川真紀キャスターがお伝えしました。
経済ジャーナリストの荻原博子さんが語り下ろす『今日のオピニオン』。
テーマは「今週の理不尽ワースト3」。
1位 コロナ対策、政府のずさんさ
2位 選手ファーストじゃない東京オリンピック閉会式
3位 バッハ会長の広島訪問 警備費379万円を広島県と市で折半
もっと知りたいニュースのその先『ニュースフカボリ』。
戦場体験放映保存の会の事務局長、中田順子さんにお話を伺いました。
開始当初より「無色、無償、無名」を原則として活動していて、最近ではZOOMを活用して、生の証言を聞いたり、シベリア抑留者名簿を読み上げるというイベントも行っています。
今後は講演会ではなく、少人数で戦争体験者と膝をつきあわせて会話できるお茶会を開こうと計画されているそうです。
素朴な疑問をとことんリサーチ『ニュースアトオイ』。
竹田有里記者が、街の方に「戦争体験を誰かから聞いたことがあるか、誰かに伝えたことはあるのか」インタビューしました。
『世の中サキドリ』は、週間ワダヒデキ。
精神科医で映画監督の和田秀樹さんが「トラウマ治療の養成が急務だ!」というテーマでお話してくれました。
小田急で起こった刺傷事件、負った傷はカラダだけではなく心にも大きく影響します。そのための治療をもっと日本で多くの方が受けられるようにどうなるべきかをお話しました。
【今日の1曲】 時をこえ / HY
今週もお聞きいただき、ありがとうございました。
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こんばんは!
西川あやのです。
オリンピック取材が終わり、休ませていただいていたサキドリブログも復活です!
今日は、
戦後76年、戦争を経験していない私たちは
戦争の記憶をどう語り継いでいくべきか私も幼い頃、寝る前に祖母から戦争の記憶を聞いたことを思い出します。
今はインターネット上で証言動画や戦争を体験した方のお話が聞けるとのこと。
コロナ禍もあり、大変ありがたい取り組みですよね。また、今も戦争や平和について表現された絵本が出版され続けているとのこと。
学校教育の話もでましたが、
動画にしろ、作品にしろ、授業にしろ...
触れた後に会話をすることが大切だと感じました。
戦争について知った後に、家族や友人と話すことで、
自分の立場から考えることが出来るのだと思います。