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第1129回:アストラゼネカワクチン、40歳以上接種可能に
気になるニュースをサキドリする『ニュースサキドリ』
今日追いかけたテーマは「急速な感染拡大、医療現場の現状は?そして、40歳以上を対象にアストラゼネカのワクチン接種へ」
まずは、アストラゼネカ製のワクチンの安全性や有効性、ファイザー製やモデルナ製のワクチンとの違いについて、長崎大学大学院教授 日本ワクチン学会理事 森内浩幸さんに解説していただきました。
以前から、日本ワクチン学会でも、アストラゼネカのワクチンを血栓の副反応の恐れがある若者ではなく、55歳以上の高齢者に使用することを提唱してきました。
今回指定された≪40歳以上≫という年齢に関して、「副反応とのバランスを考えて、高齢者への接種がいいと思うが、すでに多くの高齢者の接種が終わっているため、年齢を下げているのだろう。」との見方。また、ワクチンの打ち方として、アストラゼネカのようなタイプのワクチンを1回目に接種し、それ以降にファイザーやモデルナのようなタイプのワクチンを接種することで高い免疫を得られるということもお話してくださいました。
16時台『後半』は、医療現場の現状についてお話していただいたのは、4月から病院の窓に"もうカンベン オリンピック、むり!"と貼り紙を掲示している、立川相互病院院長の髙橋雅哉さん。
明らかに第5波といえるこの状況、「かつてないような感染症の波が来ているのに、世界的な規模の催しを行うなんてありえないと思っている。総理の記者会見で、対策はワクチンだとか、新薬だと言っていたけれど、今のこの感染状況ではワクチンじゃ間に合わないし、新薬は海のものとも山のものとも分からない。一刻も早く、徹底的に人流を抑えることしかない。"デルタ株は感染力は強いが、重傷者や死亡者が少ない"と言っている人がいるが、それは我々が治療しているから。そのことを忘れないで!」と強く訴えました。
『SAKIDORIニュースパレード』報道スポーツセンターの石川真紀キャスターに、このあと17時から始まる全国ネットニュース番組『ニュースパレード』の主な項目を伝えてもらいました。
金子恵美さんの『今日のオピニオン』テーマは「五輪のフードロスを考える」
東京オリンピックの開会式でスタッフやボランティア用として発注された弁当など、およそ1万食のうち、4,000食が廃棄されていた問題。さらに、メインプレスセンターのIBC付近でボランティアをしている大学生が「弁当を廃棄するくらいなら、配られる弁当が少ない僕たちに回してほしい」と"陳情"したことで更なる波紋が起こっています。
「大量のフードロス、そしてこの酷暑の中、ボランティアされている方への細かい配慮がなされていないことも、重く受け止めて、考えてほしい。代表選手のサポートはもちろんだけれど、縁の下の力持ちであるのボランティアのこと、しっかりとして!綿密な計算をしてきちんと見合った数を用意し、万が一余ったら廃棄をせず、有効活用することを協議して決めておくべき。今回の問題は、上手な対処の仕方でフードバンクの活動の認知・理解のきっかけになったかもしれないのに残念だ。」と語り下ろしました。
もっと知りたいニュースのその先『ニュースアトオイ』
東京と沖縄に加え、今日から埼玉、千葉、神奈川、大阪も新たに緊急事態宣言の対象となりました。
この時間、西村志野記者は神奈川県、横浜中華街周辺を取材。人出に変化はあるのか、そして、街行く人たちの声をまじえ、報告してくれました。
今日以上に、緊急事態宣言前の日曜だった昨日の人出がすごかったようですね。
スタジオでは、文化放送・都庁キャップの伊藤佳子記者が「東京都の発表する感染者数や重症者数にオリンピック関係者は含まれるの?」というリスナーの方から寄せられた素朴な疑問を解決!吉田愛梨レポーターの『SAKIDORI最前線』
停電の原因にもなる落雷。この8月に多いそうです。
そこで今日は、避雷針の最前線をサキドリ!
株式会社 落雷抑制システムズ 代表、松本敏男さんに落雷シーズンを迎えるにあたっての、アドバイスをいただきました。【今日の1曲】 逢いたくてしかたない / 郷ひろみ