記事一覧
-
第1131回:方針見直し「自宅療養を基本」
気になるニュースをサキドリする『ニュースサキドリ』
今日追いかけたテーマは「政府、"原則入院"から"自宅療養を基本"に方針転換」
昨日の意見交換、今日の閉会中審査では政府の方針をめぐって、どのようなやりとりが行われたのか?
国会で取材中の田中正史記者に、政府が一昨日決めた新たな方針の内容を含め、伝えてもらいました。閉会中審査での、立憲民主党・山井和則議員、立憲民主党・早稲田夕季衆院議員と政府の新型コロナウイルス感染症対策分科会の尾身茂会長、田村厚生労働大臣の答弁をお聴きいただきました。
16時台『後半』は、厚生労働省アドバイザリーボードのメンバーで、公衆衛生学がご専門の国際医療福祉大学教授、和田耕治さんにお話を伺いました。
自宅療養を基本とする、政府の方針。「国民の皆さんは不安な方が多いだろうが、医療のサイドでしっかりと受け止めようと思う。一方で、患者数が多くなれば質は下がるのは当然のことであり、感染者数をいかに減らしていくのかと共に政府には発信をして欲しかった。」と語り、自宅療養している方に向け、「ほかの家族に感染させないこと」「ちょっと具合が良くなったからと油断して家族でおしゃべりしたり、ご飯を食べたりしないこと」などを注意点として挙げてくださいました。
『SAKIDORIニュースパレード』
報道スポーツセンターの石川真紀キャスターに、このあと17時から始まる全国ネットニュース番組『ニュースパレード』の主な項目、オリンピックの結果などまとめて伝えてもらいました。
作家の古谷経衡さんが語り下ろす『今日のオピニオン』
テーマは「原爆投下、76年目に改めて振り返る」
今年は「黒い雨」訴訟の上告断念という大きなニュースもあったものの、年々、広島・長崎原爆の報道が圧倒的に減ってきていることを憂慮し、被爆者の方たちの声など取材を重ねてきた古谷さんが、今日は『京都に原爆が投下されなかったのはなぜ?』『日本人への人種差別が発端?』という俗説を解説。
「コロナ禍の今、被爆者の方がオンラインで被爆体験を残そうという新たな試みもされているので注目して、原爆投下は忌まわしい出来事ではあるが、この夏、しっかり振り返ろう。」と語りました。
『ニュースアトオイ』
表回りの細木美知代記者は、「ホテル療養」に注目しました。
現在、宿泊療養施設およそ3000室が用意され、入っている方は1798人。ということは、部屋は余っているように見えるのですが、部屋につく看護師の方が確保できないため、部屋はあっても入所出来ないという人が出てきている現状だそうです。
今後、看護師の確保を進めること、15施設ある宿泊療養施設をさらに増やすことも考えているという都の担当者の方の回答でした。
▼品川の宿泊療養施設には次々と車が・・・。
西村志野記者は、リスナーの方からの【医療保険で入院するとお金が出るものがあるが、自宅を病床にした場合、この給付はもらえないの?】という素朴な疑問を調査し報告してくれました。
対応は各社それぞれではあるようですが、保険に加入していて保健所などで発行された証明書、診断書などを提出すれば、保証の対象になるとのこと。
『SAKIDORIクリニック』
本郷赤門前クリニック院長で医学博士の吉田たかよし先生が「オリンピックから学ぶ!あなたもできる転倒防止のためのバランス感覚の鍛え方!」というお話をしてくださいました。
平衡感覚自体を老化させない方法として、足の裏でバランスを保つ感覚を研ぎ澄ますこと。右足のつま先に左足のかかとを付け、左足のつま先に右足のかかとを付け一直線に歩く。これで、普通の床でも平均台を歩くことと同じ運動が出来るそうです。慣れるまでは片手で壁を触りながら、1分目安でやってみましょう。
【今日の1曲】 紅 / X