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暑い日が続きます...
月曜日サブキャスターの坂口愛美です!
放送後のスタジオからの景色!
浜松町はどんよりとした雲が広がっていました。
きょうは全国的に広い範囲で気温が上がって、各地で最高気温が35度以上の猛暑日となり、鳥取県米子市で37.3度を観測しました。
浜松町も、蒸し暑かったです...。
あすも関東地方は、午後、各地で晴れ間が出て最高気温が33度前後と暑くなりそうです。
熱中症は怖い!くれぐれも気を付けないといけないなと感じるこの頃...
みなさんもくれぐれもご注意ください!! -
第1129回:アストラゼネカワクチン、40歳以上接種可能に
気になるニュースをサキドリする『ニュースサキドリ』
今日追いかけたテーマは「急速な感染拡大、医療現場の現状は?そして、40歳以上を対象にアストラゼネカのワクチン接種へ」
まずは、アストラゼネカ製のワクチンの安全性や有効性、ファイザー製やモデルナ製のワクチンとの違いについて、長崎大学大学院教授 日本ワクチン学会理事 森内浩幸さんに解説していただきました。
以前から、日本ワクチン学会でも、アストラゼネカのワクチンを血栓の副反応の恐れがある若者ではなく、55歳以上の高齢者に使用することを提唱してきました。
今回指定された≪40歳以上≫という年齢に関して、「副反応とのバランスを考えて、高齢者への接種がいいと思うが、すでに多くの高齢者の接種が終わっているため、年齢を下げているのだろう。」との見方。また、ワクチンの打ち方として、アストラゼネカのようなタイプのワクチンを1回目に接種し、それ以降にファイザーやモデルナのようなタイプのワクチンを接種することで高い免疫を得られるということもお話してくださいました。
16時台『後半』は、医療現場の現状についてお話していただいたのは、4月から病院の窓に"もうカンベン オリンピック、むり!"と貼り紙を掲示している、立川相互病院院長の髙橋雅哉さん。
明らかに第5波といえるこの状況、「かつてないような感染症の波が来ているのに、世界的な規模の催しを行うなんてありえないと思っている。総理の記者会見で、対策はワクチンだとか、新薬だと言っていたけれど、今のこの感染状況ではワクチンじゃ間に合わないし、新薬は海のものとも山のものとも分からない。一刻も早く、徹底的に人流を抑えることしかない。"デルタ株は感染力は強いが、重傷者や死亡者が少ない"と言っている人がいるが、それは我々が治療しているから。そのことを忘れないで!」と強く訴えました。
『SAKIDORIニュースパレード』報道スポーツセンターの石川真紀キャスターに、このあと17時から始まる全国ネットニュース番組『ニュースパレード』の主な項目を伝えてもらいました。
金子恵美さんの『今日のオピニオン』テーマは「五輪のフードロスを考える」
東京オリンピックの開会式でスタッフやボランティア用として発注された弁当など、およそ1万食のうち、4,000食が廃棄されていた問題。さらに、メインプレスセンターのIBC付近でボランティアをしている大学生が「弁当を廃棄するくらいなら、配られる弁当が少ない僕たちに回してほしい」と"陳情"したことで更なる波紋が起こっています。
「大量のフードロス、そしてこの酷暑の中、ボランティアされている方への細かい配慮がなされていないことも、重く受け止めて、考えてほしい。代表選手のサポートはもちろんだけれど、縁の下の力持ちであるのボランティアのこと、しっかりとして!綿密な計算をしてきちんと見合った数を用意し、万が一余ったら廃棄をせず、有効活用することを協議して決めておくべき。今回の問題は、上手な対処の仕方でフードバンクの活動の認知・理解のきっかけになったかもしれないのに残念だ。」と語り下ろしました。
もっと知りたいニュースのその先『ニュースアトオイ』
東京と沖縄に加え、今日から埼玉、千葉、神奈川、大阪も新たに緊急事態宣言の対象となりました。
この時間、西村志野記者は神奈川県、横浜中華街周辺を取材。人出に変化はあるのか、そして、街行く人たちの声をまじえ、報告してくれました。
今日以上に、緊急事態宣言前の日曜だった昨日の人出がすごかったようですね。
スタジオでは、文化放送・都庁キャップの伊藤佳子記者が「東京都の発表する感染者数や重症者数にオリンピック関係者は含まれるの?」というリスナーの方から寄せられた素朴な疑問を解決!吉田愛梨レポーターの『SAKIDORI最前線』
停電の原因にもなる落雷。この8月に多いそうです。
そこで今日は、避雷針の最前線をサキドリ!
株式会社 落雷抑制システムズ 代表、松本敏男さんに落雷シーズンを迎えるにあたっての、アドバイスをいただきました。【今日の1曲】 逢いたくてしかたない / 郷ひろみ
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落雷を抑制する避雷針
吉田愛梨です。
先週、埼玉県西部の広い範囲で落雷のために大規模な停電が起こりましたが。
気象庁が発表した「落雷害の報告数」によりますと
2017年までの12年間で発生した雷の被害のうち
3割が8月に集中しています。
8月に入りますます雷に注意が必要になる時期のため、
株式会社落雷抑制システムズ 代表 松本敏雄さんに
お電話で取材しました。「避雷針」と聞いて、私たちが思い浮かべる先が尖った形状のものは
今から270年も前(電気を使わないオイルランプ時代に)発明されたもの。
雷を避ける針と書くけれども、実は雷を呼ぶものなんです。
落雷のときに、棒の部分に稲妻を呼び込み接している場所に導くことで建築物などの被害を防ぎ、
落雷による被害が生じなくなる仕組みなのだそう。
松本さんは元々、電気通信関係のお仕事をされていて
落雷対策について真剣に取り組もうと2010年、
「落雷抑制システムズ」という会社を立ち上げました。
最近は建物の中で情報ネットワークが用いられる情報用ケーブルが電力ケーブルの長さ以上に用いられ、
避雷針に落雷した雷に誘導されて発生した電圧が
情報ネットワークに損害を与えることが多くなっています。そこで松本さんは、従来の避雷針とは違った原理で生まれた
雷を呼ばない、落雷の抑制を図る新しい避雷針「PDCE」を取り扱っています。
茨城県牛久市の牛久大仏には頭の上にPDCEが設置。
また今年4月にオープンしたロープウェイ
ヨコハマ エア キャビンにも、ケーブルを支える5本の柱のうち2本にPDCEが設置。
東京オリンピック・サッカーの会場となっている
横浜国際総合競技場にもPDCEが設置されていて、
現在までの設置台数は3千台を突破しています。
家庭にも設置する方もいるんだそうです。
今日ご紹介した、雷の通り道を作らない、落雷を抑制する避雷針、
気になった方は株式会社落雷抑制システムズの
ホームページをご覧ください。
松本さんの解説動画もあります★
YouTubeはこちらから。また、落雷の際は、高層ビルなどの角の部分のコンクリートが
落ちてくる可能性があるので、
なるべくオフィス街を歩かず、地下道があれば地下道に行ったり、
頑丈な建物の中で雷がおさまるまで待つことや、
公園などでは、木の付近に行かずに、
雷座り(両足を揃えてしゃがんで頭を低くする)をすることなど、
雷から自分の身を守ることが大切だと話してくださいました。
事前に知識を深めて、突然の雷の際にどうすれば良いのか考えておきたいですね。