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プロミシング・ヤング・ウーマン
吉田愛梨です。
今日は、作品賞、監督賞、主演女優賞など5部門にノミネートされて
見事、脚本賞に輝いた映画『プロミシング・ヤング・ウーマン』について
宣伝を担当されている濱川澪さんのお話を交えてご紹介しました。
復讐劇なのにラブストーリーという独創的な世界を手掛けたのが
エメラルド・フェネル監督。
ゴールデン・グローブ賞ノミネート、エミー賞ノミネートの実績をもつ脚本家、クリエイター、映画製作者、女優。
「ザ・クラウン」で、エメラルド・フェネルはカミラ・パーカー=ボウルズ役を演じ、絶賛されています。
そして、この『プロミシング・ヤング・ウーマン』が長編デビュー作です。
この物語に共鳴したマーゴット・ロビーが製作に名乗りをあげ
「この主人公をほかの俳優が演じると思うと不安と怒りがこみ上げてきた」と
キャリー・マリガンが出演を快諾しました。
©2020 Focus Features30歳を目前にしたキャシーはもともと医大生で、
タイトルの通り前途有望な女性。ある悲しい事件をきっかけに医大を中退し、
カフェの店員として平凡な毎日を送りながら
夜になるとバーに繰り出し、お持ち帰りオトコたちに裁きを下していました。
©2020 Focus Features
ある日、大学時代のクラスメートで
小児科医になったライアンがカフェを訪れます。
この二人の偶然の再会こそがキャシーに恋心を目覚めさせ
同時に地獄のような悪夢へと連れ戻していきます。
©2020 Focus Featuresジェンダーバイアスへの怒りを放ちながらも、
復習劇のスリリングさ、そしてラブストーリーの甘さが混ざった
他にはないエンターテインメント作品。
私たちがこの映画を見ることで、今ある現状を見つめ、
今後に向けて何を考えていくのか・・・というところが大切だと濱川さんはおっしゃっていました。
©Universal Pictures
今日ご紹介した映画
『プロミシング・ヤング・ウーマン』
今週16日金曜日から全国で公開です!