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お電話:障害者スポーツ専門サイト「MAスポーツ」代表者 荒木美晴さん
今日お電話を繋いだのは、障害者スポーツ専門サイト「MAスポーツ」代表者の荒木美晴さん。東京パラリンピックの日本選手団主将に選ばれた車いすテニスの国枝慎吾さんを、荒木さんは長く取材されているとのことで、そのすごさを語っていただきました。
1984年生まれの37歳。9歳の時に脊髄腫瘍を発症し車いす生活になり、母の勧めで車いすテニスを始めたという国枝さんですが、パラリンピックはなんと今回の東京で5大会連続出場!
アテネ大会では斎田悟司選手とペアを組みダブルスで金メダル。北京ではシングルスで金、ダブルスで銅。ロンドンではシングルスで金。リオデジャネイロではダブルスで銅。2009年、プロに転向し、グランドスラム優勝45回(シングルス24回、ダブルス21回)、年間グランドスラム5回。シングルス107連勝等の数々の記録をお持ちです。
過去に2度、右ひじの手術をし、リオ大会時には調子が戻らず、2017年からひじに負担のかからないフォームへと移行。翌年最初のグランドスラムで見事返り咲きました。サーブ、ストローク、メンタルすべてが素晴らしく、なかでも車いすの操作「チェアワーク」とバックハンドのトップスピンは特筆すべき武器だとか!とてもきわどい場所に打たれたボールも、その俊敏さで打ち返してしまうプレーは圧巻!
東京パラリンピックでの国枝さんの活躍も期待ですね。