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第1109回:熱海の土石流災害現場から
静岡県熱海市で発生した大規模な土石流。今日も現場一帯では、家屋の捜索やがれきの除去など復旧に向けた作業が続いています。
番組冒頭、現場を取材中の吉田涙子記者に今日の様子など、まとめて伝えてもらいました。
今朝6時から捜索活動が続けられている現場では、胸元まで泥だらけになりながら、ポンプカーで土砂を何度も排出しています。逢初川はまだ濁っており、滝のようで勢いも強く、付近では断水している個所も。今日もこのあと18時まで作業は続くということです。
『ニュースサキドリ』は引き続き、熱海市の土石流について。
防災システム研究所 所長の山村武彦さんに、今回の土石流が起きた地形や地質の特徴、土砂災害警戒地域とはどういう場所なのか、盛り土やメガソーラー建設の影響についてなど解説していただきました。
16時台は、衆院選の前哨戦となる東京都議会議員選挙を取り上げました。
自民党は33議席を得て、都議会第1党に返り咲き。しかし、自民党・公明党が目標とした過半数の64議席には届かず、菅政権にとって打撃となりそうです。
都議選の結果を、政治ジャーナリストの安積明子さんに伺いました。
政党の公約で主に争点となったのは、オリンピックとコロナ。有権者は、どこに1票を投じるべきか判断しかねていただろうとした上で、「倒れても本望だ」が効果てきめん、都民ファースト・小池人気を感じたと安積さん。
各党の結果分析、一人区で注目していたという青梅市の結果もフォローし、総括していただきました。『SAKIDORIニュースパレード』
報道スポーツセンターの石川真紀キャスターと一緒に『ニュースパレード』の主な項目をチェック!
コメンテーターの金子恵美さんが語り下ろす『今日のオピニオン』
テーマは「安全確保に向けた住まいを考える」
土砂災害が発生しやすい国・日本。金子さんの故郷、新潟も水害との戦いは避けては通れません。
今回の熱海市の大規模土石流を見ても、安全な地域への引っ越し・移転を考えないといけない時期になっていると語った金子さん。
熊本県土砂災害危険住宅移転促進事業補助金のような、自然災害リスクが高い地域からの移転には、市町村の補助金があることを紹介。国交省の資料を見たところ、約50年前から制定されていて、去年、要件が拡充したそうです。
「土砂災害危険な地域は、68万区域もある。簡単にそんなこと(引っ越し・移転)できないと思うかもしれないけれど、「命」にかかわることなんだと。」とお話してくださいました。
『ニュースフカボリ』
新型コロナウイルスワクチンの接種をめぐり、各自治体で新規の予約を停止する動きが相次いでいます。この事態について、新型コロナウイルスのワクチン接種状況を確認するフォローアップチーム野党合同チーム座長・立憲民主党の長妻昭 衆議院議員にお話を聞きました。
自治体とのコミュニケーション不足と、後先考えずにどんどん使ってしまったせいで足りなくなってしまった、政府のお粗末なミスを指摘し、是正を求めていると言います。ワクチンパスポートの有無による差別が起きないよう提言もされているということです。
『ニュースアトオイ』
静岡県熱海市、伊豆山地区で起きた土石流災害。自然災害はいつ起きても不思議ではありません。
そこでこの時間は、西村志野記者が、有楽町で街の皆さんの防災意識を取材し、声を届けてくれました。3.11がきっかけで、ハザードマップを確認するようになったご夫婦、仕事でよく確認するようにと言われている方もいれば、自宅の周りはよく分からないという方や防災グッズを置くスペースがなくて...と、すごく意識の高い方は少なかったですね。
最新の気象情報は、気象予報士の伊藤佳子記者がお伝えしました。荒天に加え、この季節は熱中症にも注意が必要です。
気象庁のHPで見られる「キキクル」も活用してみてください。
吉田愛梨レポーターの『SAKIDORI最前線』
今日は健康管理をサポートしてくれる強い味方「HEALBE GoBe3」について、株式会社ヒールビー・ジャパン代表の山﨑仁志さんのお話を交えて、ご紹介しました。
▼放送後、どんな風に表示されるのか見せてもらうと・・・
▼実際、今日は「ストレス高め」の愛梨さんでした(笑)
【今日の1曲】 中日ドラゴンズ 2代目球団歌「勝利の叫び」