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第1120回:サイバー攻撃をフカボリ
気になるニュースをサキドリする『ニュースサキドリ』
テーマ「日本は、サイバー攻撃からオリンピックを守ることができるのか?」
近年のオリンピックで懸念されるサイバー攻撃。
どのようなグループによるどのようなサイバーテロが考えられるのか追いかけました。サイバー攻撃がもっとも懸念されるロシアの情勢に詳しい、拓殖大学海外事情研究所教授の名越健郎さんに伺いました。
今回のオリンピック、ロシアはドーピング問題で国家としての参加が出来ません。名越さん曰く「言ってしまえば日本に恨みがある。ロシアに限らず、サイバー攻撃が起きることを想定はしておいた方がいい」とのこと。
安倍政権から菅政権に代わって日露の関係性が悪化したことも1つあるといいます。新型コロナウイルスよりもサイバー攻撃対策がオリンピックで重要なポイントになり得ることもお話してくださいました。
16時台は、ITジャーナリストの三上洋さんに繋いで、今、国際的には、どのような手口でサイバー攻撃が行われているのか?私たち一人ひとりが、サイバー攻撃から身を守る手立てはあるのかを教えていただきました。
脆弱性はソフトの弱点。私たちのパソコンやスマートフォン、自動アップデートを有効にしましょう。仕事メールのリンクは基本的に押さないこと!
『SAKIDORIニュースパレード』
報道スポーツセンターの石川真紀キャスターに、このあと17時から始まる全国ネットニュース番組『ニュースパレード』の主な項目を伝えてもらいました。
国際ジャーナリストの小西克哉さんが語り下ろす『今日のオピニオン』テーマは「イングランド、ロックダウン全面解除で大混乱」
英イングランドで昨日から、新型コロナウイルス流行に伴う法的規制の大半が解除されたニュースを取り上げました。
国論は二分しており、保守党は賛成。労働党は反対。いつかは解除しないと経済がもたない中で、解除するなら冬でなくて今だと判断したということになります。
「英国は、近代の自然科学を引っ張ってきただけあって、様々なあの手この手を試している。分からないことはやってみるしかない。そういう理論を理解して、俺が責任とるからやってみようって言うトップ(ボリス・ジョンソン首相)。これこそが民主主義だと思う。」と評価しました。
もっと知りたいニュースのその先『ニュースフカボリ』
ウガンダの選手団は今日、ホテルからいなくなった重量挙げのジュリアス・セチトレコ選手の所在が分からないまま、東京の選手村に向けて出発しました。
西村志野記者が、これまでに分かっていることを整理。「アフリカ日本協議会」の国際保健部門ディレクターの稲場雅紀さんのお話を交え、伝えてもらいました。
▼渋谷区のウガンダ大使館にも取材しに訪れてみたのですが、コロナ対応で今日は休館していました。
素朴な疑問をとことんリサーチ『ニュースアトオイ』
東京オリンピックが始まるのを前に、IOC=国際オリンピック委員会は今日、東京都内で総会を開きました。今日から2日間の日程です。
バッハ会長、大会組織委員会の橋本聖子会長、菅総理大臣のコメントを短くお聴きいただきました。▼レポートは石森則和記者でした!
【今日の1曲】 Beach Time / TUBE
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お電話:パラ卓球 岩渕幸洋 選手②
先週に引き続き、パラ卓球の岩渕幸洋さんにお話を伺いました。
岩淵さんは、リオデジャネイロ・パラリンピックでの悔しさを乗り越え、2018年の世界選手権で銅メダルを獲得しています。
3位になれたことで、世界の舞台で戦うことが出来るんだという自信が持てた一方、大事なところで取り切れなかった事実をしっかりと受け止め、自分の武器は何なのかを再確認。プレッシャーのかかる場面で、自分の体の状態がどうなのか、相手が考えていることを何なのかを読んで動くという、本番の対応力UPに取り組んできたと言います。
パラ卓球は、1年通して常に試合がある競技だそうですが、コロナ禍で自分の試したいことを実戦で試せないのが難しいところだったそう。そんな中で、モチベーションは維持したまま、1年の大会延期もうまく活用し、これまでとは違うプレーを特訓してきた岩淵さん。
東京パラリンピックでの目標は変わらず「金メダル以上!簡単なことではないが、金メダルを獲った先に、より多くの方に、パラ卓球の面白さを知ってもらうことが目標。」だと語ってくださいました。
東京パラリンピックまで、あと35日です。