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痛快!アッパレ!
月曜日サブキャスターの坂口愛美です。
きょうの「世の中SAKIDORI」で吉田愛梨さんが紹介してくれた映画「プロミシング・ヤング・ウーマン」。
私も観ました!
最初は主人公のキャシーに対して不気味な印象を抱きましたが、
徐々に感情移入し、最後には「アッパレ!」と言いたくなりました。
復讐劇を繰り広げていくのですが、最後に「あ~もうダメだ!」という状況になってからの展開がすごいのです!!
コロナ禍で何となくモヤモヤ日々を過ごすことが多い中、痛快な気分を味わえました。
今週金曜日、16日から公開です!!※写真のクッキーは、映画の内容とは一切関係ありません(笑)
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第1114回:4度目の緊急事態宣言スタート
気になるニュースをサキドリする『ニュースサキドリ』
テーマ「東京、4度目の緊急事態宣言、そして沖縄も宣言延長」
まず15時台は、政治アナリストの伊藤惇夫さんにお電話を繋いで、お話を伺いました。これまでの菅政権のコロナ対策は、すべて東京オリンピック・パラリンピックを軸に考えて動いていると言います。
先週木曜の西村経済再生担当大臣の「休業要請に応じない酒類を提供する飲食店に金融機関から働きかけてもらう方針」発言は、「西村さんが暴走するとは考えにくい。政府内部で一定の方向性が了承されて発表されたというのが妥当。とんでもない強権的な発想。感染拡大を収めようとして、苦し紛れに出した手が悪い手だった。」と語った一方で、「最近では、世論が高まるとしぶしぶ引っ込めている。世論が動けば、政府の動きも変えられることを皆さんも分かってきたのでは?」とも。
さらに、これから始まる横浜市長選についても解説していただきました。
16時台『後半』お話を伺ったのは、先週日曜までお仕事でハワイに行っていた航空・旅行アナリスト 帝京大学非常勤講師の鳥海高太朗さん。自主隔離期間中です。
今年は昨夏との違いとして、ワクチン接種が進んだことや緊急事態宣言に慣れてしまい、すでに旅行の予約をしている方は予定通りに行く方がほとんどだとか。
昨年末以降、雇用調整助成金のみの旅行業界。オリンピックの無観客も決定したことで「スポンサーの関係者や一般客の方々からのホテルやツアーのキャンセルが相次いで、かなり厳しい状況に追い込まれている。GoToトラベルの予算がまだ使えていないのだから、それを崩して、宿泊施設や旅行会社への支援に使う枠組みも必要ではないか。」と語ってくださいました。『SAKIDORIニュースパレード』
報道スポーツセンターの石川真紀キャスターと一緒に、『ニュースパレード』の主な項目をいち早くチェック!
コメンテーターの金子恵美さんが語り下ろす『今日のオピニオン』テーマは「5歳児の教育プログラム」
入学したばかりの子どもたちが授業中に立ち歩くなどの学習態度の問題や、学力にばらつきがある問題を指す"小1プロブレム"。これに対し、文部科学省は、5歳児向けの共通教育プログラムを作る方針を決めました。幼稚園や保育園、認定こども園で生活や学習の基盤となる力を養い、小学校入学後の学びにつなげる狙いです。
5歳のお子さんのママでもある金子さん、「同じように子育てしている方たちのお話を聞くと、幼稚園や保育園で足りないところを塾に通わせて熱心に幼児教育されている方もいれば、なかなか恵まれない家庭もあり、就学前に格差がどんどん広がってしまう問題がある。今回の方針で、併せて、保育や幼児教育の現場の処遇改善もしてもらって、今後、すべてのお子さんに等しく機会や環境が与えられるよう、注目していきたい。」と語りました。
もっと知りたいニュースのその先『ニュースフカボリ』
緊急事態宣言が延長された沖縄は、今、どのような状況なのか?
ラジオ沖縄 制作報道局長兼報道部長 小磯誠さんによると、「まん延防止等重点措置になるのかな~?と思っていたら、一転して延長。寝耳に水の方も多いようだ。土産物店、飲食店が軒を連ねる商店街もゴーストタウンと言っては言い過ぎかもしれないが、人が減っている。沖縄の観光業界には大打撃。」だとのこと。
素朴な疑問をとことんリサーチ『ニュースアトオイ』は、西村志野記者が、4度目の緊急事態宣言下の渋谷の街を取材。▼コンビニエンスストアの入り口や、お酒コーナーには路上飲みを控えるように注意書きが!
渋谷センター商店街振興組合の小野寿幸 理事長のお話では、渋谷の街のあちこちで路上飲みが盛り上がってしまっていて、本当に迷惑・困惑しているそうです。
「これで、オリンピックが始まって、日本がメダルを獲ったらまた大騒ぎになるだろう。ルールで(路上飲みをした人から)罰金を取るとかしないともう収まりはつかない。今はパトロールをするしかないのだけれど、注意をしても、その場限りの返事で、すぐにまた飲み始めちゃう。」と、お怒りでした。
20~30代の若者が、お店でお酒を飲める時間でも、外での宴会を楽しむかのようにグループで集まって飲んでいるとか...!
吉田愛梨レポーターの『SAKIDORI最前線』
今年のアカデミー賞で、作品賞、監督、主演女優賞など5部門にノミネートされ、見事、脚本賞に輝いた作品「プロミシング・ヤング・ウーマン」をご紹介しました。
【今日の1曲】 Roundabout / Yes -
プロミシング・ヤング・ウーマン
吉田愛梨です。
今日は、作品賞、監督賞、主演女優賞など5部門にノミネートされて
見事、脚本賞に輝いた映画『プロミシング・ヤング・ウーマン』について
宣伝を担当されている濱川澪さんのお話を交えてご紹介しました。
復讐劇なのにラブストーリーという独創的な世界を手掛けたのが
エメラルド・フェネル監督。
ゴールデン・グローブ賞ノミネート、エミー賞ノミネートの実績をもつ脚本家、クリエイター、映画製作者、女優。
「ザ・クラウン」で、エメラルド・フェネルはカミラ・パーカー=ボウルズ役を演じ、絶賛されています。
そして、この『プロミシング・ヤング・ウーマン』が長編デビュー作です。
この物語に共鳴したマーゴット・ロビーが製作に名乗りをあげ
「この主人公をほかの俳優が演じると思うと不安と怒りがこみ上げてきた」と
キャリー・マリガンが出演を快諾しました。
©2020 Focus Features30歳を目前にしたキャシーはもともと医大生で、
タイトルの通り前途有望な女性。ある悲しい事件をきっかけに医大を中退し、
カフェの店員として平凡な毎日を送りながら
夜になるとバーに繰り出し、お持ち帰りオトコたちに裁きを下していました。
©2020 Focus Features
ある日、大学時代のクラスメートで
小児科医になったライアンがカフェを訪れます。
この二人の偶然の再会こそがキャシーに恋心を目覚めさせ
同時に地獄のような悪夢へと連れ戻していきます。
©2020 Focus Featuresジェンダーバイアスへの怒りを放ちながらも、
復習劇のスリリングさ、そしてラブストーリーの甘さが混ざった
他にはないエンターテインメント作品。
私たちがこの映画を見ることで、今ある現状を見つめ、
今後に向けて何を考えていくのか・・・というところが大切だと濱川さんはおっしゃっていました。
©Universal Pictures
今日ご紹介した映画
『プロミシング・ヤング・ウーマン』
今週16日金曜日から全国で公開です!