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第1113回:東京オリンピック、無観客開催決定
気になるニュースをサキドリする『ニュースサキドリ』。
ニュースサキドリに入る前に、熱海市の土砂災害を取材する伊藤佳子記者が最新情報をレポートしました。
そして、今日、追いかけたテーマは「東京オリンピック無観客開催決定。これで安全・安心な大会は開けるのか?」。
新型コロナウイルスの感染再拡大の影響で1都3県の会場では無観客で開催されることが決まりました。
15時台は、聖火リレーの点火セレモニーが行われている町田市から田中正史記者が中継。
今朝行われた聖火お披露目式の模様などもお伝えしましました。式に参加した松岡修造さんは、「複雑な思い」とトーンを下げてコメントしていたのが印象的でした。
16時台は、オリンピックの主役である選手のみなさんに注目。男子レスリングでオリンピック2大会連続銀メダルを獲得した早稲田大学スポーツ科学部 教授の太田章さんにお話を伺いました。
無観客になったことについては、「仕方ないけど、残念」とのこと。やはり声援がないことは選手にとって寂しい状況のようです。太田さんなら選手にどんな声をかけますか? という質問については、「(お客さんが)いてもいなくても、戦うのはお前だ」と、選手を鼓舞する言葉をかけてくださいました。
『SAKIDORIニュースパレード』。
17時からお送りするニュースパレードの主な項目を、報道スポーツセンターから石川真紀キャスターがお伝えしました。
経済ジャーナリストの荻原博子さんが語り下ろす『今日のオピニオン』。
テーマは「景気は本当によくなっているの?」。
麻生財務大臣が2020年度の税収が過去最高を更新したことで「景気は悪くない」旨の認識を示したことを受けて、荻原さんは「それは消費税が上がったから」と内訳を解説。本来、景気がいいときに増える法人税や所得税よりもほとんどが消費税による税収の増加であり、コロナで苦しんでいる人やそうじゃない人も等しくとられる消費税があがったところで景気の良し悪しとは違うと怒りをぶつけました。
もっと知りたいニュースのその先、『ニュースフカボリ』。
スポーツ文化評論家の玉木正之さんにお話を伺いました。今回の無観客については「なぜもっと早く決まらなかったのか。また、オリンピックをやる前提だが、これ以上新型コロナウイルスが広がったらどうするのか。中止という選択も言っておいた方が安全ではないのか」と苦言を呈しました。
また、感染対策も「対策はきちんとしているが、問題は実行できるかどうか」だとし、感染者が出るという前提でどう対策をするのかを考えておいた方がいいとお話してくださいました。
素朴な疑問をとことんリサーチ『ニュースアトオイ』。
佐々木瞳記者が、横浜市からお送りしました。
横浜スタジアムでは野球とソフトボール、横浜国際競技場でサッカーなどが行われますが、今回の無観客開催が決定したことで地元の方はどう思っているのかインタビューしました。無観客は仕方ないという意見やそれよりもオリンピック自体を中止すべきという声も多く聞かれました。
『世の中サキドリ』は、ビジネス先取り。
日本予防医薬の社長、石神賢太郎さんにお越し頂き、機能性表示食品「イミダペプチド」をご紹介して頂きました。日常の生活で生じる身体的な疲労感を軽減する機能がある「イミダゾールジペプチド」が含まれたドリンクで59万人の方々に愛飲頂いている商品です。
1世帯1回限り、本日お電話頂いた方に限り10本入りを500円でお試しいただけます。「文化放送を聴いた」とお伝えください。0120-37-1313まで、お願いします。
【今日の1曲】 恋は桃色 / 細野晴臣
今週もお聞きいただき、ありがとうございました。