記事一覧
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第1128回:緊急事態宣言、拡大へ
気になるニュースをサキドリする『ニュースサキドリ』。
今日、追いかけたテーマは「緊急事態宣言に4府県追加。危機感を共有するためのメッセージとは?」。
政府は分科会を開き、緊急事態宣言の対象地域に埼玉、千葉、神奈川、大阪の4府県を追加する他、北海道、石川、兵庫、京都、福岡の5道府県にまん延防止等重点措置を適用する方針を決めました。
15時台は、今朝行われた分科会の内容を国会から山本カオリ記者が伝えました。
専門家からロックダウンの検討を求める意見も出たそうで、すぐに行われるわけではありませんが、将来のために国会で議論する必要があると話に挙がったそうです。
16時台は、現在の危機感を国民に共有するために菅総理に必要なものというテーマで臨床心理学がご専門の筑波大学 教授、原田隆之さんにお話を伺いました。
原田さん曰く、最大の危機であるにも関わらず、一方でオリンピックを開催している矛盾があるため、メッセージだけでは限界だろうとバッサリ。ビジョンが見えない、必死さが伝わらない、このようなポイントが菅総理に欠けているそうです。
『SAKIDORIニュースパレード』。
17時からお送りするニュースパレードの主な項目を、報道スポーツセンターから石川真紀キャスターがお伝えしました。
経済ジャーナリストの荻原博子さんが語り下ろす『今日のオピニオン』。
テーマは「ワクチン休暇は必要だ!」。
新型コロナウイルスワクチンを接種した荻原さん、2回目は38度まで熱が出たそうです。高齢者以外にも発熱や怠さなどの症状が多く聞かれるため、やはりワクチン休暇はあるべきだと主張。
山梨県ではフリーランスやパート、アルバイトの方でワクチン接種による体調不良で仕事に支障が出た場合、1日4千円を保証する休暇助成金制度があるそう。こういった制度が全国に広がれば・・・とお話してくれました。
素朴な疑問をとことんリサーチ『ニュースアトオイ』。
スタジオでは、細木美知代記者が緊急事態宣言がでることで海水浴場や海の家に営業にどのような影響があるのか調査して伝えてくれました。自治体によって対応は異なり、国の決定を受けた県からの要請でどうするか検討するというところが多いようです。
また、江ノ島からは佐々木瞳記者。海に来ていた街の方にインタビューを行いました。
『ビジネス先取り』は、株式会社ハウスドゥの木村菖さんにお越し頂き、自宅を売却しても済み続けることができるサービス「ハウス・リースバック」を紹介して頂きました。
資料請求は、0120-350-340までお願いします!
【今日の1曲】 ともに / WANIMA
今週もお聞きいただき、ありがとうございました。
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第1127回:増え続ける自宅療養者
今日のコメンテーターは、SAKIDORI!初出演のロンドンブーツ1号2号の田村亮さん。
気になるニュースをサキドリする『ニュースサキドリ』では、「東京都の新規感染者数、3000人超え。増える自宅療養者」と題してお送りしました。
東京都の感染状況、人出、病床使用率について、モニタリング会議ではどのような見解が示されたのか?
取材した文化放送・都庁キャップの伊藤佳子記者によると、これまでもギアが1段上がり、これまでにない爆発的な感染拡大・ひっ迫が進んでいることが示され、1週間後は第3波のピーク時を越えてしまう尋常ではない感染者の増え方、強い危機感を大曲先生が訴えたということです。人流も減ってはいるものの減り方が鈍いこと、医療ひっ迫も指摘されました。
16時台『後半』
3つの医療機関が輪番で、自宅で療養している方からの相談や往診にあたっている世田谷区の「玉川医師会」。こちらに所属されている桜新町アーバンクリニック、遠矢純一郎 院長に、現場をご覧になられている医師の方ならではの詳しいお話をしていただきました。
いわゆる肺炎にあたる新型コロナウイルスは、呼吸器に大きな影響が出ます。呼吸は命に直接かかわるところです。自宅療養中、肩で息をしている状態がないか、なんとなく息が荒くないかなど、気を付けてみましょう。また、酸素の値を図るオキシメーターの貸し出しをしているところもあるので、目で見て分かるようにするのも1つの方法。
石川真紀キャスターの『SAKIDORIニュースパレード』
報道スポーツセンターから、全国ネットニュース番組『ニュースパレード』の主な項目を紹介。
『今日のオピニオン』今日のコメンテーター、ロンドンブーツ1号2号の田村亮さんが語り下ろすテーマは「東京オリンピックは本当に人を幸せにしていますか?」
延期や解任など問題山積、ゴタゴタ・もやもやの中、開幕した東京オリンピック。
亮さんは「正直言うと自分は今、選手達を素直に応援している。だけど、すべてがすべてを、"アレが誰のせい"、"ほ~ら、手のひら返し"って叩いている。みんなそんなことしてて幸せなんだろうかと思う。自分たちの整合性で、応援しないという人の気持ちも分かる。でも、応援した人のことまで"なんで応援してるんだ!"と、わざわざ叩く。人を攻撃することは何も生まない。攻撃性がここまで強くなっちゃって、日本は大丈夫なのかな?自分の気持ち1個だけで、変わる気がするけれど...」と、引きずり下ろすような感覚や文化、政治の世界でもないのに、普通の生活でまん延しているこの空気感を憂い、皆さんに問いかけました。
素朴な疑問をとことんリサーチ!『ニュースアトオイ』
今日は「増える自宅療養者」について追いかけてきたSAKIDORI!
この時間は、細木美知代記者が、東京都「自宅療養者フォローアップセンター」のサポートについて、
西村志野 者が首都圏3県(神奈川県、埼玉県、千葉県)の自宅療養者サポートについて、それぞれまとめて伝えてくれました。放送作家でコラムニスト・山田美保子さんの『芸能アラカルト』
まずおめでたい話題、まったく噂もなかった林遣都さん・大島優子さんの結婚から。
そして、今日入ってきたばかりの有村昆さん・丸岡いずみさんの協議離婚成立。さらに、市村正親さん・篠原涼子さん離婚についても語っていただきました。
コロナ禍で良くも悪くも、家族の在り方を見直す機会が増えているのかも...!と美保子さん。
【今日の1曲目】 砂の女 / 鈴木茂
【今日の2曲目】 風になりたい / THE BOOM
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亮さん
こんにちは。 永野景子です。
今日のコメンテーターは、ロンドンブーツ1号2号の田村亮さん。
思った通り、とてもいい方でした。
私はかつて、田村淳さんとは番組ご一緒していたんですが、
亮さんとは今日が初めてでした。
でも、ご本人の許可なく最初から「亮さん」と呼んでました。スタッフみんな。
テレビなどで観る印象と全く同じで、お人柄が出てるなあ~と
思いながらしゃべってましたが、唯一想定外だったのは声の大きさ。
思ったより声が大きかったです!
2ショット写真にも快く応じて下さいました。
また是非きていただきたいです!
明日のサブキャスターは、先週に続いてPHの松井佐祐里アナです! -
第1126回:感染、歯止めかからず
気になるニュースをサキドリする『ニュースサキドリ』
テーマ「東京都、過去最多の2848人感染」
この状況を厚生労働省のアドバイザリーボードのメンバーは、どのように見ているのか?
公衆衛生学がご専門の国際医療福祉大学教授、和田耕治さんは「1年半の学びの中で、先週の段階で(こうなるであろうことは)予想出来ていたこと。だからこそ、4連休の前に強い呼びかけをお願いしていたが、人々の行動を変えるには至らなかった。」と言います。今後、入院に至っていないが、自宅で重症になっている方をどう特定して、治療するかになってくるが、数が増えればそれもなかなか難しい。やはり、感染者数を減らすことが重要になるとのことです。
ワクチン1回接種だけでは、7割くらい発症率を下げるとは言われているが、十分ではなく、きちんと2回受けて2週間経過、が大事。また、1度感染して比較的軽症だった方の免疫は、短いものであることも教えていただきました。16時台『後半』は、東京都の「入院待機ステーション」に注目。
「入院待機ステーション」は、病床がひっ迫した際に入院治療が必要にもかかわらず、入院待機となった新型コロナウイルスの患者を一時的に受け入れる施設です。
細木美知代記者が、葛飾区の平成立石病院の中に設置され、今月22日から都内で初めて本格的な運用を開始した施設について、東京都福祉保健局の感染症対策部事業推進課のご担当の方のお話を交え、報告してくれました。
平成立石病院内の「入院待機ステーション」は、大きな部屋をパーテーションで区切って、簡易ベッド20床を置いているそう。長く滞在するための施設ではありません。看護師1人、救急救命士1人、合計2人が24時間対応。何かあったら医師が見てくれる安心感も。『SAKIDORIニュースパレード』
報道スポーツセンターの石川真紀キャスターに、このあと17時から始まる全国ネットニュース番組『ニュースパレード』の主な項目を伝えてもらいました。
作家の古谷経衡さんの『今日のオピニオン』
テーマは「古谷経衡はオリンピックを楽しめない」
これまで五輪と異常に距離をとっていた言論人・知識人・論客が、開会式を境に「五輪が始まったのは仕方ないんだから、みんなで応援しよう!」となっているのを見ると、規模は違えど、「戦争に突入してしまったのだから、邁進するしかない!」の考え方を見ているようで怖いという古谷さん。
ご自身の若かりし頃の過去の苦い経験で今でも後悔していることを挙げ、「30歳を過ぎてから、自分がこうと決めたことは貫くんだと決めた!僕はその反省から、途中でコロッと変えるとかはしない!言論的正当性が取れないという意味でも無理。"五輪を楽しめないあなたはおかしい。何で盛り上げないんだ?"という同調圧力こそが嫌。だけど、最後に何か楽しめないかなと探しました。射撃はやったこともあるから、あの面白さはもっと広まってもいいんじゃないかな?」と語り下ろしました。
『ニュースアトオイ』
スタジオの西村志野記者は、「医療現場がひっ迫しつつあるというが、改めて、東京都の重症者用病床の使用率は?」という素朴な疑問をとことんリサーチ!
使用率は国の発表と都の発表の2つがあること、基準が違うため数も異なることなど、改めておさらいしました。
『SAKIDORIクリニック』
本郷赤門前クリニック院長で医学博士の吉田たかよし先生に「我が子をオリンピック選手に育てるための運動神経の医学」というお話をしていただきました。
脳の機能が飛躍的に発達する時期や年齢「臨界期」を逃さず、脳を育てることがポイント。
ただ、臨界期にその競技を始めないと一流になれないわけではなく、競技に重要なバランス感覚やボールへの反応の基礎になる能力は3歳~6歳までが臨界期になるので、何らかの形で鍛えておく必要があるということでした。
【今日の1曲】 Permission to Dance / BTS
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第1125回:台風シーズン、私たちが出来ること
気になるニュースをサキドリする『ニュースサキドリ』
テーマ「台風8号が関東・東北に接近。風水害への備えは?」
まずは、今回の東から来る非常に珍しいタイプの台風進路について、気象予報士の伊藤佳子記者、オリンピック競技への影響を西村志野記者にそれぞれ詳しく伝えてもらいました。
そして、人気ナンバー1の灯台としても有名な犬吠埼灯台、支所長の羽根田真弓さんに現在の状況を伺いました。風速14m、雨が少し。物が飛ばされないよう万全に備え、参観はお休み、安全確保を第一に勤務しているということでした。
16時台は、本格的な台風の季節を迎え、私たちはどんな準備をすればいいのか考えました。お話を伺ったのは、"タイムライン"= 事前防災行動計画の日本における第一人者、東京大学大学院情報学環 総合防災情報研究センター客員教授 松尾一郎さん。
"タイムライン"= 事前防災行動計画とは、先を見越して早め早め、逆算して防災行動を取るというもの。
松尾さんが、示してくれた災害対応に必要な≪3つの柱≫は以下になります。
・災害への危機感を持てるか
・身近なところでの被害の想像が出来るか
・命を守る正しい行動が出来るか
1人では避難が出来ない人のために、向こう三軒両隣社会・コミュニティが人を守る社会の再建が必要だと語ってくださいました。
『SAKIDORIニュースパレード』
報道スポーツセンターの石川真紀キャスターに、このあと17時から始まる全国ネットニュース番組『ニュースパレード』の主な項目と、この時間に入ってきていたオリンピック、メダル獲得の速報をまとめて伝えてもらいました。『今日のオピニオン』
国際ジャーナリストの小西克哉さんが語り下ろす
テーマは「開会式、小西はこう見た!」東京オリンピックの開会式、入場国の順番からスピーチ、パフォーマンスと、全体の流れを振り返り、「パナソニックのプロジェクションマッピングの赤の色やインテルのドローンなど、個々に光ったものはあった。でも全体の脈絡・シナリオがない。何でもかんでもやろうとして何をやりたいか全く分からない。でも、これは日本そのもの。ガバナンスが取れていない。」と総括しました。
素朴な疑問をとことんリサーチ!『ニュースアトオイ』
今日の東京都の感染者は2848人で過去最多となりました。
東京の医療体制は大丈夫なのか?医師で医療ガバナンス研究所理事長 上昌広さんに伺いました。
「重症患者の受け入れ数がきちんとしていない東京。このまま増え続ければ相当ひっ迫するだろう。中等症患者のことも考え、世界標準を鑑み、体制を考えるべき。」とのことです。
【今日の1曲】 チキチータ / ABBA -
お電話:写真家 清水一二さん
今日は、去年12月22日のご出演から久々となります、40年に渡って障害者スポーツを取材している写真家の清水一二さんにお電話を繋ぎました。
8月24日に東京パラリンピックが開幕を控えていますが、感染者の推移を見ていると有観客は厳しいように見られます。一二さんも、「まずは感染を抑えること。人の命が第一だ。しっかりと抑えた上で無観客観戦がいいと思う。早く無観客だと決まれば、そのための取材の準備が早く出来る。」とのこと。北京大会の時とは異なり、今回は会場が、伊豆や御殿場、朝霞など競技によってかなりバラバラなので、メディアのそれぞれの出入りのことも心配だそう。
一二さんは、日本車いすフェンシング協会の理事でもありますが、先日、タレントの武井壮さんが日本フェンシング協会の会長に就任。相互で協力して「マイナースポーツをもっともっと応援したい。スポットを当てたいのだ!」と今後の展望についてもお話してくださいました。 -
誕生日...ということで抱負!
月曜日サブキャスターの坂口愛美です。
ジャパネットたかたの林さんも触れてくださいましたが...きのうは誕生日でした!
(個人的な話で申し訳ございません!)
メールでお祝いしてくださったサキドリリスナーの皆様、ありがとうございました!
せっかくなので、32歳の抱負を漢字一文字で表現してみました!
「楽」です!
というのも、先日担当した特番で渋沢栄一について学んだのですが、渋沢栄一のある考え方に感銘を受けたのです。
それが...「知るより好く、好くより楽しむ」です!
何かに取り組むにあたって、それについて「知っている」人より、「好き」な人のほうが上達する。
そして、「好き」な人より「楽しんでいる」人のほうがもっと上達する、ということだそうです。
ラジオ、そしてアナウンサーの仕事が「大好き」だと実感する日々ですが...「楽しむ」ことにより、もっともっと精進していければと思います!
今後ともよろしくお願い致します! -
第1124回:感染拡大の中、ワクチンパスポート申請 始まる
気になるニュースをサキドリする『ニュースサキドリ』
今日追いかけたテーマは「ワクチンパスポート、全国の市区町村で申請受付開始。そして、止まらない新型コロナウイルス 感染拡大」
ワクチンパスポートの利点と課題、それぞれどのようなことが考えられるのか?
今日実際に品川区役所に申請に訪れていた方たちのお話に加え、具体的な申請方法や自民党内であがっている声についても、国会から、山本カオリ記者に伝えてもらいました。
16時台、来月にはオリンピックのマラソンと競歩が行われる北海道に注目。4連休が明けての新型コロナウイルスの感染状況、今後の見通しと対策について、北海道医療大学 看護福祉学部教授の塚本容子さんに伺いました。
置き換わりが進むデルタ株、これまでの新型コロナウイルスで伝えられてきた症状のほかに、頭痛、耳鳴りなどの聴覚障害や胃の不調などもあり、夏風邪や熱中症と見分けにくいそうです。北海道でも自治体によってワクチンの接種進行度はまちまち。ですが、ワクチン接種の効果なのか60代以上の入院者数が減ってきています。
ただ、40代50代の感染者数は増えていて、さらにこの時期は熱中症も重なって、医療のひっ迫は気がかりであるとのこと。8月、お盆が近づいて、人流がどれだけ抑えられるかだとお話してくださいました。石川真紀キャスターの『SAKIDORIニュースパレード』
全国ネットニュース番組『ニュースパレード』の主な項目をチェック!
『今日のオピニオン』コメンテーターの金子恵美さんが語り下ろす
テーマは「オリンピアンの今とこれから」過去のオリンピアンの引退後のキャリアについて、笹川スポーツ財団の「オリンピアンのキャリアに関する実態調査」を元に語ってくださった金子さんによると、引退したオリンピアンの約6割が競技団体の役職員や強化スタッフまたは指導者として従事し、様々な立場で競技の普及や強化に携わられているそうです。
その中でも、金子さんが注目したのは、地域スポーツ指導者。「オリンピックを見て興味を持った子どもたちが、オリンピアンとできるだけ、身近に触れ合えるのがいいなと思う。オリンピアンのセカンドキャリアの支援でもあり、これからの子どもたちの未来にも繋がる。地域スポーツ指導者が、ボランティアではなくて、ちゃんとお仕事として本業としてやっていけるような環境を。」と語りました。
『ニュースアトオイ』
首都圏1都3県と北海道、福島県では無観客で競技が行われるオリンピック。
西村志野記者が、東京の会場周辺の様子をレポート。葛西臨海公園に隣接するカヌースラローム会場の付近には、「少しでも臨場感を感じたくて...」と羽根田卓也選手のファンの女性二人組が。
今日はそのほか、有明アリーナ、有明体操競技場、有明アーバンスポーツパーク、有明テニスの森、青海アーバンスポーツパークなどを巡って取材した西村記者でした。
かわって、台風8号の情報を、気象予報士の伊藤佳子記者に伝えてもらいました。
オリンピックへの影響も気になりますが、すでに屋外競技のボートやアーチェリーは日程を変更。今回の台風は目もない、暴風域を持っていない、動きが予測しにくい台風だそう。
今後も、最新の気象情報、自治体からの避難に関する情報に留意し、早めかつ慎重な行動を心がけてください。
吉田愛梨 レポーターの『SAKIDORI最前線』
今度の金曜7月30日から公開される、日本の映画史上初、現役の総理大臣を描いたドキュメンタリー映画「パンケーキを毒見する」をご紹介!
なかなかスムーズではなかった撮影秘話など、内山雄人 監督にインタビューを交えて。【今日の1曲】 陽だまり / 村下孝蔵
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映画『パンケーキを毒見する』
吉田愛梨です。今日のサキドリ最前線では、
今度の金曜日7月30日から、日本の映画史上初現役の総理大臣を描いた
ドキュメンタリー映画「パンケーキを毒見する」をご紹介しました。監督は制作会社「テレビマンユニオン」に所属し、
これまで数々のテレビ番組を手掛けてきた内山雄人さん。
映画を撮影するのは初めてという内山監督にインタビューしました。
日本アカデミー賞で作品賞に輝いた「新聞記者」や
東京国際映画祭スプラッシュ部門の作品賞に選ばれた「i-新聞記者ドキュメント-」といった作品を通して
官邸政治や菅首相を見続けてきた制作会社スターサンズが作り上げた
"今、一番日本人が知りたい男"の素顔に迫るドキュメンタリー。日本の今を映画にしてきたスターサンズの河村光庸プロデューサーが
菅義偉首相についてドキュメンタリーの制作を決め、
監督を探していたところ内山監督に決定。
制作期間も半年ほどで、通常の映画制作では不可能にも思える短さですが、
もともと放送局で制作をしている立場だからこそ
あまり短さも感じず、
報道はなかなか扱う機会がなく、映画監督というのも初めての機会だったので引き受けたそうです。
冒頭シーンにも出てきますが、映画を撮るにあたって
参議院、衆議院の議員事務所から取材NGが相次ぎ、
菅義偉首相の大好物である、パンケーキの映像を撮影するだけでも取材NG。
結局フードコーディネーターにそれらしく
パンケーキを再現してもらったのだそうです。法政大学の上西充子教授に解説してもらいながらの
詳しい「国会中継」のほか、
ジャーナリストや新聞記者、
元官僚などのインタビューを交え、
菅さんの生い立ちや素顔に迫った作品です。
途中で風刺アニメが出てきたりと、
内山監督は「政治ドキュメンタリーではなく、政治バラエティだ」とおっしゃっていました。
バラエティという見やすさには、
今、コロナ禍で大変な中、苦しい思いをしている人も大勢いる。
若い世代をはじめ多くの人に見てもらいこのままの政治で本当に良いのか、しっかり考えてほしいという思いが込められています。パンケーキを毒見する
7/30(金)より新宿ピカデリーほか全国公開配給:スターサンズ
©2021『パンケーキを毒見する』製作委員会
企画・製作・エグゼクティブプロデューサー:河村光庸
監督:内山雄人
音楽:三浦良明 大山純(ストレイテナー)
アニメーション:べんぴねこ
ナレーター:古 寛治
2021年/日本映画/104分/カラー/ビスタ/ステレオ ©2021『パンケーキを毒見する』製作委員会
制作:テレビマンユニオン 配給:スターサンズ 配給協力:KADOKAWA
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第1123回:東京オリンピック開会式
気になるニュースをサキドリする『ニュースサキドリ』。
今日、追いかけたテーマは「本番まで4時間半! 東京オリンピック開会式は無事行われるのか?」。
度重なる演出担当者の辞任など、直前まで混乱が続く中、今夜開かれる開会式。各所から最新情報をお伝えしました。
15時台は、きょう午前、都庁前広場で行われた聖火リレー到着式の模様を新宿コズミックスポーツセンターから吉田涙子記者が伝えました。
東京都の最終ランナーは歌舞伎俳優の中村勘九郎さん。大河ドラマ「いだてん」で日本人としてオリンピックに初めて出場したマラソン選手・金栗四三を演じました。そして、開会式の最終ランナーが一体誰になるのか、注目が集まります。
16時台は、1964年の東京オリンピック以来、長野オリンピック、札幌オリンピック、そして今回と4回のオリンピックで国旗の製作や掲揚などに携わった吹浦忠正さんにお電話を繋ぎました。吹浦さんのお仕事は、国旗の専門家として正しい国旗が正しく掲揚されているか、電光掲示板の表示に間違いがないか、旗手と旗があっているかなどをチェックすること。これまでのエピソードを伺いつつ、前回の東京オリンピックと今回との違いなどをお話してくださいました。
『SAKIDORIニュースパレード』。
17時からお送りするニュースパレードの主な項目を、報道スポーツセンターから石川真紀キャスターがお伝えしました。
経済ジャーナリストの荻原博子さんが語り下ろす『今日のオピニオン』。
テーマは「火災にきく火災保険」。
火災保険というと火災だけの保証と思うかもしれませんが、実は台風や雹といった自然災害でも保証してくれる場合があるそうです。近年は火災件数は減っていますが、自然災害の増加により保険料は年々上がっています。10年分一括支払いで割引になるなど、お得な情報をお話してくれました。
素朴な疑問をとことんリサーチ『ニュースアトオイ』。
まずは、東京ビッグサイトにある国内外メディアの報道拠点IBC(国際放送センター)で取材をしている西川アナウンサーが開会式当日のIBCの様子をレポートしてくれました。開会式が見られるように8Kのモニターが置かれているそうです。
そして、開会式が行われる国立競技場の周辺からは佐々木瞳記者。
開会式のリハが行われているようで、少し音漏れがしているそうですが、女性の歌声が聞こえるが誰だろうというコメント。開会式の時間が近づいて益々盛り上がりを見せる千駄ヶ谷でした。
『世の中サキドリ』は、週刊ワダヒデキ。
今回は、「新型コロナウイルス、自粛解禁に必要なのは嫌われる勇気」というテーマで話してくれました。
ワクチンを2回打った高齢者には少しずつ市民生活を取り戻すべきと政府が公表していくことが大切で、政治家の嫌われる勇気が試されるというお話でした。
【今日の1曲】 逢いたくていま / MISIA
今週もお聞きいただき、ありがとうございました。