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お電話:パラ射撃 水田光夏 選手
今日は、先週火曜、東京パラリンピック日本代表推薦選手に決まった、パラ射撃の水田光夏さんにお電話を繋いでお話を伺いました。
水田さんは、1997年8月27日生まれ、町田市のご出身。中学2年生の時、筋力低下や感覚障害を起こす末梢神経の難病「シャルコー・マリー・トゥース病」と診断され、車いす生活になりました。
射撃選手としてパラリンピックに3大会連続出場を果たした田口亜希さんに憧れて、射撃を始めたという水田さん。17歳でビームライフルの練習を始め、19歳から、エアライフルに取り組んでいらっしゃいます。
今日は、東京パラリンピックで水田さんが出場する「10mエアライフル伏射」とはどんな種目なのか、車いすに乗った状態での伏射の姿勢についても伺いました。右ひじから先と左手の指先、両ひざから先の感覚が麻痺しているとのことですが、全部満点だと654点の「10mエアライフル伏射」で、自己ベストは638.3点!
重さ5キロくらいあるエアライフルを構え、60分間60発、試合中はリラックスして体の力を抜き、何も考えずに、ただただ撃つことに集中するといいます。
幼い頃からクラシックバレエやピアノを習い、人前に出る機会が多かったことで、なんと、「今まで緊張した経験がない!」というお話も聞かせてくださいました。試合の日も、なるべく普段通りにして、直前まで好きなK-POPを聞いてテンションを上げているそうですよ!