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お電話:パラトライアスロン 秦由加子 選手(キヤノンマーケティングジャパン・マーズフラッグ・ ブリヂストン所属)
今日は、キヤノンマーケティングジャパン・マーズフラッグ・ブリヂストン所属のパラトライアスロン 秦由加子選手にお電話を繋ぎました。2020年7月21日以来のSAKIDORI!ご出演ですね。
パラトライアスロンは、スイム(水泳)750m、バイク(自転車)20キロ、最後はラン5キロの3つの種目を連続して行います。
13歳の時、骨肉腫で右脚の大腿部を切断した秦由加子さんですが、2年ほど前から、バイク種目の際、義足を使わず、片方の脚でペダルを漕いでいらっしゃるんです。2019年の東京パラ・プレ大会で、何度も義足を落としそうになったことがきっかけ。これは、義足のときに着用するシリコンライナーが、汗や、スイムの際に濡れることで密着しにくくなり、起きてしまうのだとか。今は、義足を付けるトランジションタイムがなくなったのと、気分的に楽になったそうです。
日々のメンタル面のケアについても伺うと、「一人ではないと思える。そもそもトレーニングをやっているのは好きでやっているということにたどり着く。"自分が望んでここに居る"そう思っている。」と言います。
1番ホッと出来るのは、大好きなコーヒーをゆっくりと味わうこと。朝も早めに起きて、食後にゆっくりコーヒーを飲んでから練習に臨みます。(合宿先にもコーヒーミルを持っていって、豆を挽いて淹れるこだわりっぷり!)
現在、世界ランク4位とのことですが、体調も良く、「東京大会に向け、頑張っていきたい!」と語ってくださいました。