記事
-
お電話:パラ水泳 成田真由美 選手
今日は、水の女王! パラ水泳の成田真由美さんにお電話を繋いでお話を伺いました。
成田さんは1970年8月27日生まれ、川崎市のご出身。中学生の時に発症した脊髄炎で車いす生活となり、23歳のころ、仲間から誘われて水泳を始めると、一気に才能が開花し、パラリンピックは1996年のアトランタ大会から、シドニー、アテネ、北京と4大会連続出場。金15個、銀3個、銅2個、合計20個のメダルを獲得しています。
その後、一時、競技を離れて、2020年の東京オリンピック・パラリンピックの招致活動に携わり、東京2020開催決定を機に、競技の第一線に復帰し、2016年のリオデジャネイロパラリンピックに出場。
そして、先日、このコーナーでもレポートをお届けしたジャパンパラ水泳競技大会の記録をもとに、選考基準を満たしたため、先週月曜、東京パラリンピックの代表推薦選手に選ばれました!おめでとうございます!
6度目のパラリンピック出場を決めた今のお気持ち、そして意気込みを伺うと、「今までは派遣標準記録を突破して内定していた。でも今回初めて、記録を突破できず、選考していただいての出場。まずはホッとしている。私にとって、最後のパラと決めている。悔いの残らないようにします!」と語ってくださいました。
今日も、腰に紐をまいて水の抵抗が加わる「パラシュート練習」を3000mもこなしてきたという成田さん。あまりの練習量に、しっかり食べているのに、体重が減ってしまうのが悩みのタネだとも。
早寝・早起きはお手の物、東京パラリンピックは時差もないのでそのあたりは心配なしとおっしゃっていました。