斉藤一美 ニュースワイド SAKIDORI! 毎週月曜日~金曜日 15:30~17:50 ON AIR
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  • 第1095回:スペシャルウィーク2日目

    スペシャルウィーク2日目です。

    『ニュースサキドリ』今日追いかけたテーマは「IOC・コーツ調整委員長が来日。オリンピックは本当に開催されるの?」

    東京オリンピックの観客上限の決定時期について専門家どう見ているのか?開催されるなら、どのように運営すれば安心・安全な大会になるのか?

    まずは、国士館大学客員教授で、2016年東京オリンピック招致担当課長の鈴木知幸さんにお話を伺いました。

    「無観客開催しかないと思っている。コロナの問題にばかり目がいくが、テロ対策の面でも無観客の方がいいと思う。」と解説。また、「発言しているのは、"中止にしてほしい"という声ばかり。"やってほしい"という声はなかなかあがってこないSNSの社会に疑問を感じる。」とも。

    コーツ調整委員長の具体的な仕事内容についてもお話してくださいました。

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    16時台『後半』

    東京オリンピックが開催される場合、新型コロナウイルス感染拡大や医療体制への影響は?

    愛知医科大学病院 感染症科教授の三鴨廣繁さんによると、「新規感染者数は東京を含め、だんだん減少してきてはいて、このままいけばタイムラグはあるが、重症者数も減っていき、病床のひっ迫というのは、少しはましになるのでは。でも、いくら人流を抑制すると言っても、ゼロリスクはないと理解してもらいたい。やるのであれば、無観客がベターだとは思う。」と語り、国民への透明感ある説明がなされていないことも問題視されました。

    『SAKIDORIニュースパレード』

    被災地応援プレゼント2日目は、2015年9月の関東・東北豪雨で被害を受けた茨城県常総市。創業明治5年、西京漬けを製造・販売する「寺田屋」の社長、寺田弘二さんにお話を伺いました。

    プレゼントは、寺田屋キャビア・フィッシュの西京漬とバジル漬が入った「西京漬詰め合わせ1万円相当」を3名様に!

    ■「寺田屋」公式サイト

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    国際ジャーナリストの小西克哉さんが語り下ろす『今日のオピニオン』

    テーマは「本当に蘇ったのか?G7サミット」

    1975年のフランス・ランブイエで行われた第1回先進国首脳会議、当時の三木武夫総理の側で外交参与として活躍した、同時通訳の神様で小西さんの英語の恩師でもある國弘正雄さんが、連れ立っていて感じた「通訳がいても、日本の首相は気さくに話せない。英語が喋れる喋れないじゃなくて、人に馴染む力があるかどうか。」と、通訳としての限界を語っていたことを紹介。

    「民主主義と経済力という2つの尺度を持った排他的なクラブ」だと小西さんが語るG7。去年は開催されなかったG7サミットで、対中国に対して、日本の菅総理の存在感があまりにも薄すぎた話を、英語の動詞などから読み解き、解説してくださいました。

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    『ニュースフカボリ』

    東京オリンピック開催のカギとも言われているワクチン接種は全国で今、どのくらい進んでいるの?
    新型コロナウイルスのワクチン接種状況を確認するためのフォローアップ野党合同チーム 座長、立憲民主党の長妻昭衆議院議員に聞きました。

    1番多い日でも70万を超えるくらいの接種に留まり、菅総理が発言した「1日100万回」の接種目標には及んでいないのが現状...。

    長妻さんは「オリパラのボランティアの方たちには、まだ打つ予定がないと言う。でも、これは広くとらえれば、職域接種の考え方じゃないかと強く言わせてもらった。それから、海外から来る方が、選手除いても6万人、ワクチン接種の義務付けを尋ねたら、本人の自由だと。ちょっとおかしいと思う。」

    大規模接種センターでの接種予約に多くの空きがあるという問題については「防衛省には早く年齢制限を外すよう言っていた。やっとだ。コロナで忙しい中、せっかく医療従事者の方々が来てくれているのに、手持ち無沙汰になってしまう。」と明かしてくれました。

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    『ニュースアトオイ』

    長妻議員にもお話していただきましたが、防衛相は今日、大規模接種センターでのワクチン接種について、65歳以上としている対象年齢を64歳以下に引き下げることを決めました。

    表回りの西村志野記者は、千代田区・大手町にある自衛隊の大規模接種センターへ。

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    接種を受けに来た方々にお話を聞いてみると、「思っていた以上に空いていた」とのこと。

    大規模接種センターでは、予約受付も、開始当初はインターネットのみだったのが電話でも出来るようになりました。

    余ってしまっているワクチンを有効に活用するため、年齢制限の撤廃となりましたが、大規模接種センターではモデルナ性のワクチンを使っていて、18歳以上が対象となります。

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  • リモート:ブラインドサッカー日本代表 川村怜 選手(「パペレシアル品川」とアクサ生命保険 所属)①

    今日は、ブラインドサッカー日本代表のエース、川村怜さんにリモートでご出演いただきました。

    1989年2月生まれの大阪府ご出身の川村さんは、幼い頃からサッカー漬けの日々を過ごしましたが、目の全体に炎症が生じる「ぶどう膜炎」を発症後は徐々に視力が低下し、サッカーを続けることができなくなりました。

    中学、高校は陸上部に所属。筑波技術大学でブラインドサッカーと出会い、日本代表としての初めて戦った時のブラジル戦で代表初ゴールを挙げました。

    2015年から日本代表のキャプテンを務め、クラブチーム「パペレシアル品川」とアクサ生命保険に所属されています。

    ブラインドサッカーは、東京パラリンピックでは「5人制サッカー」と呼ばれます。ブラインドサッカーという名前は、この競技の普及を目的に、日本ブラインドサッカー協会で命名されました。略して「ブラサカ」と呼ぶ人も多いです。

    試合中、聞こえる情報が限られている上に、手選手と度々ぶつかり合います。怖くはないのか伺うと、「準備をしっかりし、ピッチに立ったらもう覚悟を決めてやっている」そうです。

    一美キャスターが「まるで見えているかのようなプレーですよね!」と驚いていましたが、川村さんの頭の中では映像が浮かんでいるのだとか!

    今日は、日本代表が東京パラリンピックのグループリーグで戦う相手(ブラジル、フランス、中国)が決定したことについてもお話していただきました。
    川村さんには来週もお話を伺います!お楽しみに。

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