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第1091回:菅総理、初めての党首討論
気になるニュースをサキドリする『ニュースサキドリ』
今日追いかけたテーマは「菅総理、初めての党首討論」
まずは、党首討論の基本を専門家とおさらいです。
比較政治学がご専門の成蹊大学 法学部 政治学科、高安健将 教授にお話を伺いました。
国会の議論活性化のために始まった党首討論。
1回の討論ではあまりに限られているので、回数を増やせるといいのですが、やるにあたっても委員会との兼ね合いがあって、なかなかやれないのが現状。
「予算が審議されている段階の予算委員会は重い役割になる。(予算が)決まってからは、積極的にやっていくべきだとは思う。議論して意見が違うと目をそらしてしまいがちだが、どっちの言い分があっているのかは有権者が判断すること。有権者との繋がりを深めるためにも、この党首討論は重要。」だと教えていただきました。
16時台の『後半』は、まさに始まったばかりの菅総理大臣と立憲民主党・枝野幸男代表の党首討論の模様をお聴きいただき、党首討論の今後のスケジュールについて国会から奥山拓也記者に伝えてもらいました。
『SAKIDORIニュースパレード』
報道スポーツセンターの石川真紀キャスターと一緒に、このあと17時から始まる全国ネットニュース番組『ニュースパレード』の主な項目をチェック!
作家の古谷経衡さんが語り下ろす『今日のオピニオン』テーマは「中国脅威論の真実」
歴代中国王朝は、人口数と技術力で世界のトップに君臨していたことが多かった世界史を紐解き、人口の多さがある意味で足かせとなり、イギリスのような産業革命が起こらなかった背景から、ここ200年ほど中国が力がなかったことの方が特異なケースだと解説した古谷さん。
今のような中国の隆盛は、ただ単に昔に戻った形で、不必要に脅威を感じることはないということを理解しようとお話してくださいました。
『ニュースフカボリ』
この時間は、コロナ禍で2度目となる夏の熱中症対策に注目しました。
表回りの細木美知代記者は、千代田区・日比谷公園前から、炎天下でのマスク着用について街の方々の声を取材し、報告。
この時間、日向で温度計を見てみると、すぐに40度超えるほどの暑さでしたが、街行く皆さんはマスクをきちんとつけている人がほとんど。今年はマスクを2枚重ねにしている方も多いようです。
コロナ禍での二度目の夏・・・。外出自粛やテレワークの増加の影響で、知らないうちに筋肉が低下しています。体内の水分は筋肉に蓄えられるため、筋肉量が減ると水分も保持しにくくなるのだとか。今年は、例年よりも熱中症になりやすいので注意が必要です!『ニュースアトオイ』は、5分ほど延びて終了した党首討論でのやり取りについて、国会で取材中の奥山拓也記者に再び繋ぎ、音声を交えながらレポートしてもらいました。
『SAKIDORIクリニック』本郷赤門前クリニック 院長で医学博士の吉田たかよし先生に「鬱症状になった時の対処の方法」をお話していただきました。
鬱病を「ワガママ」と誤解され、周囲から孤立し、どんどん精神的に追い詰められ、悪化するケースがあるそうです。そういう場合は医者に診断書を書いてもらうのがオススメ。主治医と話し合い、鬱病以外の診断名(併発名や現実に出ている症状ならば書ける!)を書いてもらいましょう。