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お電話:国際障害者スポーツ写真連絡協議会(パラフォト)代表 佐々木延江 さん
今日は、パラトライアスロンに詳しい国際障害者スポーツ写真連絡協議会(パラフォト)の代表、佐々木延江さんにお電話を繋ぎました。
佐々木延江さんは、1970年、横浜市のお生まれ。長野パラリンピックで片脚のアルペンスキー選手のカッコよさに憧れてパラスポーツを知り、パラスポーツを世に伝える取材活動を始めました。
2001年、パラフォトを設立。パラスポーツを、楽しみ、知り、伝えるファンのメディア「パラフォト」の代表として、精力的に情報を発信されています。
先週土曜、横浜港とその周辺で行われた「ワールドトライアスロンパラシリーズ(2021/横浜)」。国内外の有力選手が数多く出場したこの大会の試合内容を、佐々木さんに振り返っていただきました。
SAKIDORI!で4年前に取材した佐藤圭一選手は、昨年7月に左肩を怪我し、ひどい状況の中からやっとトレーニングが出来るようになってのこの大会。そして、これまで2度SAKIDORI!にご出演くださった秦由加子選手は、1年ほど前から挑戦している義足を付けないでバイクに乗る方法が今回、完成形へ。
実はこの大会を松井佐祐里アナも取材、「パラトライアスロンの過酷さに驚いた」と言います。また、障害の重い選手がスイムからバイク、バイクからランに移る時、そのサポートをする「ハンドラー」という存在の大きさにも感銘を受けたよう。
佐々木さん「なるべく急いで、でも、すべての選手に平等でなければいけない難しい立場」だということも教えてくださいました。
今後のパラトライアスロンの代表選考は、各クラス、7月15日までのITUパラリンピック出場資格ランキングで、上位9位までの選手が代表に内定するということです。