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第1073:入管法の与野党攻防、ヤマ場へ
気になるニュースをサキドリする『ニュースサキドリ』。
今日、追いかけたテーマは「入管法改正案めぐり与野党対立、何が問題なのか?」。
外国人の収容や送還のルールを見直す出入国管理法改正案などの採決をめぐる与野党の攻防と、そもそも何が問題なのかを専門家に伺いました。
15時台、国会から山本カオリ記者。
はじめに、新型コロナウイルス対策で、政府が北海道、岡山、広島の3道県を対象に緊急事態宣言を出す方針に変更したニュースを受けて、最新情報を伝えました。政府は「専門家の声を聞いて決めたので問題ない」としましたが、「そもそも昨日の重点措置からの変更なしという判断がおかしい」と野党から厳しい意見も飛び出しました。
そして、入管法改正案をめぐるこれまでの動きについて、野党が示した10項目の修正案をめぐって行われている協議の模様を伝えました。
16時台、細木美知代記者が繋いだのは、外国人の収容問題に20年以上取り組んできた弁護士の児玉晃一さんです。
今回の入管法改正法案は「改悪」とし、「ひどいところだらけ! これで喜ぶ外国人はいない」とコメント。日本の難民認定の低さを世界と比較しながら紹介しつつ、もし改正法案が採決した場合、日本の認定数はさらに下がるだろうとお話してくれました。
『SAKIDORIニュースパレード』。
報道スポーツセンターから石川真紀キャスターが17時からお送りするニュースパレードの主な項目を紹介してくれました。
経済ジャーナリストの荻原博子さんが語り下ろす『今日のオピニオン』。
テーマは「お金で買えない安全保障」。
日本では、コロナワクチンを自国で開発するのではなく、海外から買えばいいやという考えになっている現状を挙げ、これが今後食糧問題になったときに同じような対応になったら・・・を解説。食糧問題は人の生命に直結する問題であり、買ってくればいいという考えでは「いざというとき大丈夫か!?」と日本の将来を憂いました。
もっと知りたいニュースのその先、『ニュースフカボリ』。
2001年から18年間、入国審査官として現場を見てきた未来入管フォーラム代表の木下洋一さんに実態を伺いました。
ビザに関する仕事は入管審査官の裁量で決められるため、何年間も収容され続ける方もいるそうです。現場の職員も辛いと感じている方は多いが、声もなかなか上げにくい環境であることをお話してくれました。
素朴な疑問をとことんリサーチ『ニュースアトオイ』。
表周りの佐々木瞳記者が、入管法改正に反対する人たちの抗議活動の様子を取材。
抗議活動に参加していたイラン人のアフシさんにお話を伺いました。
イラン革命の際に日本に来たとうアフシさん、現在の改正法案について「ちゃんと知識を持っている人が難民申請を見て欲しい」、「このままでは私たちに希望はない」と胸の内をお話してくれました。
『世の中サキドリ』は、ファーマフーズの主席研究員・黄英晴さんが累計500万本を突破した薬用育毛剤「ニューモ」を紹介してくださいました。
写真はニューモを体験する西川アナ。「ストレートにくる!」とボトルの使いやすさにも言及。
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くわしくは、フリーダイヤル「0120-55-49-55」まで、お願いします!
【今日の1曲目】 ブルースカイブルー / 西城秀樹
今週もお聞きいただき、ありがとうございました。