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第1065回:オリンピックまであと80日
気になるニュースをサキドリする『ニュースサキドリ』
今日のテーマは「どうなる?オリンピック。開会式まであと80日。」
明日、東京オリンピック・マラソン競技の運営体制を検証するテスト大会となるハーフマラソン「北海道・札幌マラソンフェスティバル2021」が、札幌市で開催されます。
北海道医療大学 看護福祉学部教授の塚本容子さんにお話を伺いました。変異ウイルスの影響は大きく、北海道・札幌市の感染は拡大傾向、病床は440床確保と言ってはいるが、すぐに使えるというわけではなく、空きがない現状です。
塚本さんは「自粛のこんな時にマラソンのテスト大会なんてやって大丈夫なのか?これではミックスメッセージになってしまうな」と感じながらも、色々調べた結果、オリンピックの準備のためには警備の確認など、どうしてもやらないとならないテスト大会なのだという複雑な思いをお話してくださいました。
▼実は塚本さんも、明日のイベントで市民ランナーとして走る予定でしたが、市民ランナーの参加は中止に。
16時台『後半』は、東京オリパラ選手団・関係者らに対する感染対策はどこまで進んでいるのか?
長年、オリンピック問題を追いかけているノンフィクション作家の本間龍さんによると、競技関係者らを対象とした、五輪「プレーブック」第2版には、選手と関係者に厳しい規制を敷いているとのこと。
海外から来た選手らは、競技のない隙間の時間ですらも選手村から一切出ず、原則毎日PCR検査、なんのために日本に来てるのかなと思ってしまうような制限。
一方でボランティアの方の感染対策はというと、「全然されていない」と言います。
大会期間中にマスクを2枚支給。消毒液の小瓶を1本。たったそれだけの支給しかなく、健康管理ノートに記入を自身の体調をつけさせるが、集約させるわけではないそうです。
本間さんは「ボランティアに関しては非常に無防備で危険。」だとおっしゃっていました。
『SAKIDORIニュースパレード』
今日は『ゴールデンラジオ』でドリカムを歌い上げた石川真紀キャスターに、このあと17時から始まる全国ネットニュース番組『ニュースパレード』の主な項目を伝えてもらいました!
国際ジャーナリスト・小西克哉さんの『今日のオピニオン』テーマは「バイデン施政方針演説、小西はこう読む」
アメリカのバイデン大統領は28日、米連邦議会の上下両院合同会議で初の施政方針演説を行いました。
小西さんは、「与野党揃っているのは【対中】に関してだけ。経済、雇用、教育、家庭など、ことあるごとに「中国」という言葉を出している。「中国」という敵を作って、議会を通そうとしていたのが、1番の特徴になっていた。」と総括しました。
もっと知りたいニュースのその先『ニュースフカボリ』
東京オリンピック開催を前に、選手は今、どんな思いでいるのか?
数多くのアスリートを取材されているスポーツライターの小林信也さんは、「アスリートたちから、逆に「やるんですかね?」と聞かれる。映像さえあればって、小西さんもおっしゃっていたけれど、もうそうなっちゃうとテレビのためで、
オリンピックの理念や目的という意味がなくなっちゃう。オリンピックの存亡にかかわってくる。
日本は中止をいう立場になく、IOCが中止って言ってくれるのを待つしかない契約を結んじゃってるのがそもそもの間違いだ。」と語りました。『ニュースアトオイ』
街の皆さんは東京オリンピック開催について、どう思っているのか?
表回りの西村志野記者、毎月「4」の付く日に縁日が行われている巣鴨へ。今日お話を聞いた方全員が開催に反対していらっしゃいました。1964年の東京大会を見に行ったという方からも、「今のこの状況では...」という声が。
また、西村記者のレポートでは、すでにワクチンを接種された方には一人も出会わなかったそうです。
【今日の1曲目】 glory of love / ピーター・セテラ【今日の2曲目】 Broken Sunset / 菊池桃子
明日5/5(水)は、13時~「埼玉西武ライオンズ 対 オリックス・バファローズ 実況中継」放送のため、『斉藤一美 ニュースワイドSAKIDORI!』は、早くても16時~スタートとなります。
試合が長引いた場合は、さらに遅くなるかもしれません。よろしくお願いいたします。 -
お電話:障害者スポーツ専門サイト「MAスポーツ」代表者 荒木美晴さん
今日はお電話を繋いだのは、障害者スポーツ専門サイト「MAスポーツ」の代表者 荒木美晴さん。
今月、来月と、東京パラリンピックの各競技団体の代表内定選手が続々と決まりますが、今日はその出場条件のお話から伺いました。
実質的には、先月24日、25日に香川県高松市で行われたジャパンパラ競技大会が、東京パラリンピックに向けた最終選考だったそうです。
荒木さんは、まさにそのジャパンパラ陸上競技大会を取材。パフォーマンスが強く印象に残っている選手として、女子400m(T47)の辻沙絵選手、T64義足のクラスの大島健吾選手(名古屋学院大4年)、アルペンスキーと車いすのクラス(T54)の100mと400mに取り組む村岡桃佳選手、それぞれの伸びた部分などお話してくださいました。
また、男女2人ずつ、いわばその国を代表する4人が100mずつを走るという、パラ陸上の種目「ユニバーサルリレー」についても詳しくご紹介。東京パラリンピックで初採用ということですので、こちらも注目ですね!