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第1084回:宣言延長による経済への影響
気になるニュースをサキドリする『ニュースサキドリ』
テーマ「緊急事態宣言、来月20日まで延長。」
繰り返される緊急事態宣言の発令、延長による経済への影響は?第一生命経済研究所 主席エコノミストの永濱利廣さんに解説していただきました。
表面上のデータ・失業率よりも実際の失業者は高くなっていると見ていいと、非常に厳しい状況であることを指摘した上で、今回の緊急事態宣言延長でGDPが6000億くらい減って、3万人くらい失業者が増えるとの試算も。
東京オリンピックは無観客での開催だとしてもGDP3000億プラスとの試算ですが、「もしオリンピックをやったことで、その後、また緊急事態宣言を出すことになってしまったら、開催でのプラスが相殺されてマイナスになることもある。いかに緊急事態宣言を出さないように開催するか。ワクチン接種を進めていくしか、世界経済の回復はありえない。」とのことでした。16時台『後半』
コロナ禍で外食産業の落ち込みが続く中、お米の需要はどうなっているの?
お米の専門店・つねもと商店COOで、米流通評論家の常本泰志さんによると、お米の消費量は全体としてかなり減っているそうです。このままお米の需要が減れば米余りの状態に陥り、お米の値段が下がってしまって、農家さんの実質所得も減少。廃業を余儀なくされる農家さんも。
コロナ禍で、改めて、日本が抱えるお米の問題があぶり出されたというお話もしていただきました。
『SAKIDORIニュースパレード』報道スポーツセンターの石川真紀キャスターに、全国ネットニュース番組『ニュースパレード』の主な項目を伝えてもらいました。コメンテーターの金子恵美さんが語り下ろす『今日のオピニオン』
テーマは「LGBT法案をめぐって」
自民党が28日の総務会で、LGBTへの理解増進を図る法案の扱いについて、党三役の預かりとすることを決めたというニュース。部会の議論では【差別は許されない】という文言を巡り、保守系議員から反対意見が相次いだということですが、「安倍前総理が以前述べた【差別はあってはならない】と、言ってることは一緒じゃないの?」と金子さんは疑問視。
「少なくとも国会にあげて、懸念事項への議論が審議不十分...ということならばまだ分かるが、結果的に「預かり」というのは、納得いかない。LGBTの問題、日本は世界的に遅れているからこそ、法案から見直していこうという一歩だったのに。」と語りました。
もっと知りたいニュースのその先『ニュースフカボリ』
東京都は休業要請を行ってきた映画館への措置を明日から緩和します。
西村志野記者は、渋谷区にあるミニシアター「ユーロスペース」へ。
お話を伺ったのは、先々週も取材に応じてくださった支配人の北條誠人さんです。
緊急事態宣言のもと、「客席を50%減、イベントなどは中止し、上映は20時まで」で営業を続けてきたユーロスペースですが、明日からの緩和にホッとしたと言います。
「大型のシネコンも上映できるようになって、都内で映画を観ることを迷っていた方も安心する。より多くの人たちが映画館に足を運んでくれるような機運に繋がれば。映画だけでなく、文化や芸術は不要不急だと議論されてきたが、こういうものがあることで人に優しくなれるんだと思う。早く皆さんに文化や芸術に触れ、優しい気持ちになってほしい。」と胸の内をお話してくださいました。『ニュースアトオイ』
この時間は、文化放送・都庁キャップの伊藤佳子記者に、東京都の明日からの対応(百貨店や大型商業施設への休業要請を土日のみとし、平日は午後8時までの営業時間短縮に切り替える方針など)を、整理して伝えてもらいました。
吉田愛梨レポーターの『SAKIDORI最前線』
これから本格的な夏に向け、オススメのアイテム!「Yoitas」から先週発売となった羽のない携帯扇風機を、株式会社アクシストラス 代表の早乙女翔一さんのお話を交え、2種類ご紹介しました。
▼愛梨レポーターのなびく前髪。髪の毛を巻き込む心配がなく、ロングヘアの方にも嬉しいポイント!
【今日の1曲目】 日本の米は世界一 / 打首獄門同好会【今日の2曲目】 Never Ending Story / リマール