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第1064回:緊急事態宣言下の大型連休
気になるニュースをサキドリする『ニュースサキドリ』
今日のテーマは「緊急事態宣言下、2度目の大型連休」
東京・大阪・京都・兵庫の4都府県に緊急事態宣言が出される中、始まったコロナ禍での二度目の大型連休です。
コロナ禍でのステイホームの過ごし方、お子さんがいらっしゃる家庭での注意点など、児童精神科医で「半蔵門のびすこ こどもクリニック」副院長の河嶌讓さんにお話を伺いました。親が不安定だと子供も不安になるので、まずは親がしっかりと。自分もリフレッシュする時間を大事にして下さい。このステイホームは、親子が長く付き合える貴重な時間だと捉えて接しましょう。今まで出来ていたはずのことが出来なくなってしまうのは(学校に行けない、友達と遊べない等)、頑張り過ぎてしまう子供の「SOS」サインかも。
16時台『後半』は、大型連休も後半に入ったということで、各地の人出について、航空・旅行アナリストで帝京大学非常勤講師の鳥海高太朗さんに伺いました。
都心の人出はそれほど多くない印象とのことですが、交通情報を聞いていてもお気付きの方もいるかもしれません。道がかなり混んでいて、電車よりは密が避けられるという意味でも、カーシェアリングなどを利用して車で出かけている方が多いようです。
かわって、ロックダウンが先月12日に一部緩和されたイギリス・ロンドン。
市民は自粛期間中、どのように過ごしていたのか、そして、現在のロンドンの様子について、BBCに勤務するジャーナリスト 清水健さんに伺いました。高齢者のワクチン接種が功を奏しているようですね。実は清水さんは、シャーロックホームズの研究家=シャーロキアンでもいらっしゃいます。今月23日にはミステリーの翻訳本「マクシミリアン・エレールの冒険(論創海外ミステリ)」を出版。こちらもぜひお手に取ってお読みください。
報道スポーツセンターからお送りする『SAKIDORIニュースパレード』
石川真紀キャスターと一緒に、このあと17時から始まる全国ネットニュース番組『ニュースパレード』の主な項目をチェック!
コメンテーター・金子恵美さんの『今日のオピニオン』
テーマは「コロナ禍の憲法論議は不要不急か」
立憲民主・小西洋之議員が、「国難下の国会議員の役割は、〈不要不急の改憲論議〉を行うことではない」と憲法審査会で意見表明したことを受け、金子さんは「コロナ禍の中、憲法の壁のせいで有効な手立てを打てていないのであれば、やるべきじゃないか?緊急事態条項に明記されていなくても、私権制限を伴うロックダウンができると言うなら、それこそ憲法を軽視していると思う。自由・権利の制限に消極的な政党は多い。しかし、今こそ、有事の際の私権の制限の議論をすべきではないか?」と語り下ろしました。
『ニュースフカボリ』
コロナ禍で仕事を失うなど、生活に困窮する方への支援の一つとして、今日、15時から千代田区麹町の聖イグナチオ教会で開かれた「ゴールデンウィーク大人食堂」を表回りの西村志野記者が取材しました。
▼お弁当のほか、生理用品などの日用品も無償で配布しています。
お話を伺ったのは、「つくろい東京ファンド」の稲葉剛さんでした。
新型コロナ災害が拡大する中で貧困問題を解決するために活動する団体により急遽結成され、全国の40団体が集まるネットワーク『新型コロナ災害緊急アクション』ではメールフォームでの相談にも応じているそうです。
▼「大人食堂」は、明後日5日もこの場所で正午から18時まで開かれます。
もっと知りたいニュースのその先『ニュースアトオイ』
憲法記念日の今日、憲法を考える会合が各地で開かれました。
そうした会合の一つ、砂防会館で行われた「第23回 公開憲法フォーラム」を、山本カオリ記者が取材。
緊急事態宣言の発令を受けて、新型コロナウイルスの感染拡大を防止するため、「会場参加」は中止し、YouTubeでの【インターネット・ライブ配信(オンライン参加)】となっていました。国家の危機を乗り越えられるのかというテーマのもと、菅総理はビデオメッセージで緊急事態条項についても言及したということです。
護憲派は永田町・国会前で「5・3憲法大行動」と称する集会を開催。
リモートで参加した立憲民主党の枝野代表の声をお聴きいただきました。
吉田愛梨 レポーターの『SAKIDORI最前線』
元バイトAKB、20歳でラーメン屋を開業し、現在24歳で3店舗を経営するという梅澤愛優香さんの本「ラーメン女王への道 ―アイドルから店主への創業奮闘記(さくら舎)」をご紹介しました。
▼梅澤さんのラーメン店も要チェック!
【今日の1曲目】 SUMMER SUSPICION / 杉山清貴 & オメガトライブ
【今日の2曲目】 渋谷で5時 (1996 Chocolate mix ) / 鈴木雅之・菊池桃子