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第1077回:2社製ワクチンの承認決定
今日は、"紀州のドン・ファン"こと資産家の野崎幸助さんと生前、交流があり、取材を進めているジャーナリストの吉田隆さんをコメンテーターにお迎えしたSAKIDORI!
『ニュースサキドリ』で追いかけたのは「アストラゼネカとモデルナのワクチン、承認へ」アストラゼネカ製のワクチンは、ファイザー製、モデルナ製のワクチンと比べて、有効性や副反応に違いはあるのか?
日本ワクチン学会の理事で長崎大学大学院の教授、森内浩幸さんにお話を伺いました。
ファイザー製、モデルナ製の有効性はおよそ95%で、そこと比較するとアストラゼネカ製は若干劣るものの、有効性が高いのに間違いはないとのこと。
副反応の点では、この3つのワクチンで大きな違いはありません。しかし、アストラゼネカ製だけは、血栓症が出来てしまうという比較的まれな副反応が、若い女性に起きやすいことが分かっています。
ワクチンについて考える時、役に立つ部分とリスクをバランスを取って考えるべきだと森内さん。血栓症は油断はできないものなので、対象年齢を制限するなどの対応をしていくことが必要だろうとお話してくださいました。
16時台『後半』、まずは特例承認に向けての今日の動きを、国会から山本カオリ記者がレポート。
そして、ワクチン接種予約代行をかたる詐欺、相談が相次いでいることについて、細木美知代記者が消費者庁を取材。消費者政策課長の内藤茂雄さんにお話を伺いました。
ワクチンにまつわる詐欺の相談は今年2月からあったそうですが、4月末になってワクチン接種の予約代行の詐欺相談が増えたと言います。
市の職員を名乗って電話をかけてきたり、「有料(数千円)で予約を代行します」と自宅を訪問し、金銭や預金通帳の情報をだまし取る詐欺。
内藤さん曰く「市役所のものですが」という電話はまず疑って!
「予約電話が繋がらない、ネットやデジタル機器に不慣れで不安かもしれないが、まずは落ち着いて、誰かに相談してみてください。」と注意を呼びかけました。
石川真紀キャスターの『SAKIDORIニュースパレード』
17時から始まる全国ネットニュース番組『ニュースパレード』の主な項目を、報道スポーツセンターから伝えてもらいました。
ジャーナリスト・吉田隆さんの『今日のオピニオン』
テーマは「"紀州のドン・ファン"事件の真実」
ドンファンのお通夜と葬儀も取り仕切り、"紀州のドン・ファン"を1番良く知る男である吉田さんが、先週、事件の起きた和歌山県田辺市に呼ばれ、検察から8時間に及ぶ事情聴取を受けたというお話をしてくださいました。
もっと知りたいニュースのその先『ニュースフカボリ』
和歌山県田辺市で2018年、"紀州のドン・ファン"と呼ばれた資産家、野崎幸助さんが急性覚せい剤中毒で死亡した事件で、和歌山地検は昨日、殺人と覚せい剤取締法違反の罪で元妻の須藤早貴容疑者を起訴しました。
今回の起訴、今後の捜査のポイントについて解説してくださったのは、元東京地検特捜部の副部長で、現在は弁護士の若狭勝さんです。すでに公開されている状況証拠だけで有罪にできるのか?
少なくとも殺人罪となれば遺産の相続権はなくなること、弁護人側は「殺害する必要があったのか?」「離婚されると思って殺したなんて安易すぎないか」というところを主張するだろうとの見方を示してくださいました。『ニュースアトオイ』
この時間も引き続き、資産家・野崎幸助さんが急性覚せい剤中毒で死亡した事件を取り上げました。
"紀州のドン・ファン"の遺言書をめぐるトラブルについて、西村志野記者が改めて整理。吉田さんは「この遺言、全部が嘘だと思っている!」と、遺言が出てきた経緯や筆跡についての怪しい点などを語ってくださいました。
須藤被告のロングインタビューが収録された、吉田さんの著書『紀州のドン・ファン殺害 「真犯人」の正体 ゴーストライターが見た全真相』は講談社から出版されています。ぜひ、お手に取ってみてください。
放送作家でコラムニスト・山田美保子さんの『芸能アラカルト』昨日飛び込んできたおめでたい話題、星野源さんと新垣結衣さんの結婚をピックアップ!
2018年に星野さんと同じマンションの別棟に新垣さんが引っ越しされたのは、周知の事実だったということで、「ぴったんこカンカン」で美保子さんが覚えた違和感について語り、交際期間に関しては井上公造さんも疑問視していたと紹介。
新垣さんが事務所の専属契約を解除したことにも触れ、有吉弘行さん&夏目三久さんご夫婦にとても似ているケースだともおっしゃっていました。
【今日の1曲目】 あじさいのうた / 原由子【今日の2曲目】 Ordinary World / Duran Duran