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第1076回:ワクチンの課題
気になるニュースをサキドリする『ニュースサキドリ』
今日は「ワクチン接種をめぐる2つの課題、改善策を考える」と題して、「予約の混乱」「打ち手不足」に注目、改善する方法を考えました。
接種日を決めて高齢者に通知する方式を採用している、新潟県上越市。この方式で混乱は防ぐことができているのか?新潟県上越市 健康子育て部の参事、田中靖子さんにお話を伺いました。
上越市では、3月末に受診券や予診票を発送、公共施設での集団接種は5月10日から始まっているそうです。高齢者にとって、自身で予約するのはひと手間かかり、ネット予約に馴染めない人もいることなどを考え、この方法が1番いいのではないかということで決定。振り分け作業は、市職員で苦労をされたといいます。
集団接種を希望される方からは「自動的に会場や日時が割り振られていて良い」という声、さらに県外在住のご家族の方からもお礼の声があがっているということでした。
16時台『後半』
薬剤師の方は注射を打つことに慣れているの?注射を打つことになった場合の懸念は?
長野県上田市の上田薬剤師会の会長 飯島康典さんに伺いました。
薬剤師の方は薬学生時代に1~3年までは動物実験での注射はあり、実際に薬局業務では、法律的な問題があるため、糖尿病などの自己注射用の接種以外はされないそうです。
接種をするということになれば、何事も初めてのことは緊張するため、歯科医師会と同様、コロナワクチン接種の知識、アナフィラキシー対応などの研修を行って、2時間くらいのオンライン研修をしっかりと準備してやっていくことになるだろうというお話でした。
報道スポーツセンターからお送りしている『SAKIDORIニュースパレード』
石川真紀キャスターに、このあと17時から始まる『ニュースパレード』の主な項目を伝えてもらいました。
月に一度のお楽しみ!脳科学者・茂木健一郎さんの『今日のオピニオン』テーマは「東京オリンピック、やろーよ♪」
1940年に開催されるはずだった「幻の東京オリンピック」。
東京での開催が決定していながら、アジア初のIOC(国際オリンピック委員会)委員として尽力した嘉納治五郎の死去、日中戦争などの影響から日本政府が開催権を返上しました。
茂木さんは、今回の東京オリンピックは、この「幻の東京オリンピック」と似ているといいます。
「オリンピック自体は悪くない。エビデンスに基づいて開催できないというならまだしも、政府はやるべきことをやらないで、オリンピックはやろうとしている。日本は病床の確保ひとつとっても、設置基準などとても厳しい。でも、機動力のある対応を諸外国はやっている。オリンピックを開催するために、できることをまずはやってよ!」と語りました。
『ニュースフカボリ』この時間は、フジテレビの番組「テラスハウス」に出演していた木村花さんが亡くなった後、Twitterで花さんを中傷する投稿をしたとして、花さんの母・木村響子さんが長野県の男性に対し、およそ294万円の損害賠償を求めている民事訴訟の判決が今日、東京地裁で言い渡されたニュースを取り上げました。
この裁判を取材した岡田紀子記者が、今日の判決、裁判の模様を響子さんの声をまじえてレポート。
本人、代理人いずれも出廷せずの欠席裁判、遺族の故人に対する「敬愛追慕の情」を侵害したとして、
東京地裁は男性に約129万円(うち慰謝料50万円)の支払いを命じたということです。『ニュースアトオイ』
政府は今日、感染対策として各企業に開示を求めているテレワークの取り組み状況について、各企業の状況を整理し、公表。
そこで今日は改めて、街の皆さんのテレワークの実施状況を、表回りの細木美知代記者が取材し報告してもらいました。スタジオの西村志野記者は、「余ったワクチンの有効活用法」として、教職員に接種する新潟県三条市の取り組みについて調査し、詳しくご紹介。
『SAKIDORIクリニック』
本郷赤門前クリニック 院長で医学博士の吉田たかよし先生に『ステイホームで増加している騒音のイライラを起こす耳の怖い病気』についてお話していただきました。
精神的なストレスが発症を促進すると指摘されている「突発性難聴」。ステイホームのイライラはリスクを高める要因に。また、イライラや不安なことがあると聴覚過敏になるそう!
昼はヒバリ、夜はフクロウというように、鳥のさえずりで雑音を覆い隠すのがオススメです。
【今日の1曲目】 古畑任三郎サウンドトラックより、主題(ENDING)【今日の2曲目】 恋 / 星野源