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お電話:パラカヌー 瀬立モニカ 選手
今日は、パラカヌーの瀬立モニカさんにお電話を繋いでお話を伺いました。
1997年、東京都江東区のお生まれのモニカさんは、中学生の頃から江東区のカヌー部に所属し、高校1年生の時、体育の授業中で怪我をして車いす生活になりました。1年間のリハビリを経て、パラカヌーに競技転向。
2016年のリオデジャネイロパラリンピックに出場し、8位入賞。2019年の世界選手権では5位となり、東京パラリンピック日本代表に内定しています。
モニカさんは現在、沖縄で合宿中!沖縄の大宜味村で長期合宿をするようになって、いっそう充実したトレーニングを積んでいるそうです。モニカさんが宿泊する宿の入り口に専用のスロープが設置されたり、とれたての野菜をいただいたり、住民の皆さんとの交流も深まって「土地を探しています(笑)」という言葉が飛び出すくらい、気に入ってる様子が感じられました。
女子カヤックで一番重いクラスで、胸から下の筋肉が動かせない状態でどのように海の上でバランスをとっているのか、初めてパラリンピックに出場した5年前のリオ大会と比べての成長した部分などもお話してくださいました。「胸から上、肩甲骨の開き具合などでバランスをとる。綱渡りみたいな感じ。ベンチプレスで培ったパワーを水上で活かす。間違いなく、5年前よりもレース経験が自分にはあると言える!」というモニカさん。
東京パラリンピックのパラカヌーは、モニカさんの地元である江東区の「海の森水上競技場」で行われるということで、「めちゃくちゃ楽しみ!この試合会場まで20分くらい。金メダルを目指す!」と、意気込み十分でした。