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第1052回:まん延防止措置の適用拡大へ
今日は、隔週コメンテーターの石田純一さんが急な体調不良でお休みということで、ノンフィクションライターの常井健一さんにお越しいただきました。
気になるニュースをサキドリする『ニュースサキドリ』今日のテーマ「全国に広がる変異ウイルス。埼玉・神奈川は、まん延防止等重点措置の適用を要請へ」
まずは、感染制御学がご専門の東邦大学教授、小林寅喆さんにお話を伺いました。
急速に感染者数が増加傾向にあるのは、感染者の数に比例して変異ウイルスも増えているとの見方です。
まん延防止等重点措置の実際の効果について疑問視した小林さんは、「人の動きを抑える措置が必要だと思う。企業を中心に工夫しながら、リモートワークの推進、緊急事態宣言の時に取ったような対応を取らないと減らない。感染率を抑えられなければ、変異ウイルスを抑え込むことも当然できない。」と語ってくださいました。
16時台『後半』
新型コロナウイルスの感染が再拡大する中、注目されているのが、換気の状況を調べる目安として使われる、二酸化炭素の濃度の測定器です。
これは感染防止に繋がるの?
「建築環境・設備」がご専門で、換気の効率などを研究されている東京理科大学 工学部 建築学科の倉渕隆 教授に伺いました。換気の状態の見える化は「密」な状態を防ぐには有効。
倉渕さんは、ご家庭でも24時間換気などの機械換気をしておくことは効果的だと語り、きちんとメンテナンスされた換気扇でないと意味がないので、このタイミングでしっかりとチェックしてみてください。
また、ネット通販などで売られているCO2測定器の精度も調べたという倉淵さん曰く、「1万数千円くらいの値段は覚悟しましょう。選ぶならNDIR方式のものがいい。」とのことです。
報道スポーツセンターからお送りする『SAKIDORIニュースパレード』
石川真紀キャスターと一緒に、このあと17時から始まる全国ネットニュース番組『ニュースパレード』の主な項目をチェック!
ノンフィクションライターの常井健一さんの『今日のオピニオン』
テーマは「1冊のノンフィクションが出来るまで」
ここ1か月以上、執筆活動中の常井さん。
今日は、ノンフィクション作品を1冊書くのに、どんな生活をしているのか、どのくらい時間がかかるものなのか、どんな思いで創作活動に勤しんでいるのか、そして『女帝』著者の石井妙子さんからの教えなどをお話してくださいました。もっと知りたいニュースのその先『ニュースフカボリ』
表回りの細木美知代記者は、丸の内で取材。
去年の春以降、感染防止の観点からハンドドライヤーの使用を控えるような動きになっていましたが、実験の結果、感染確率は低いことが分かったということです。ハンドドライヤーの使用を容認する経団連のガイドラインを紹介し、街の皆さんはハンドドライヤーを再び使おうと思っているのか、インタビューした声を届けてくれました。
スタジオの西村志野記者は、このハンドドライヤーに関してのガイドラインを受け、企業はどのような対応を考えているのか、調べて報告。
『ニュースアトオイ』
菅総理大臣は、アメリカのバイデン大統領との首脳会談に臨むため、今夜、ワシントンに向けて出発します。
取材中の山本カオリ記者に、今日の菅総理の動きを伝えてもらいました。ちょうどこのレポートの最中に、「菅総理と関係閣僚による協議が始まった」という速報が。このあと、訪米を前にした菅総理からの方針発表に注目が集まります。
放送作家でコラムニストの 山田美保子さんの『芸能アラカルト』秋篠宮家の長女である眞子さまと小室圭さんの結婚が延期されて3年余り。先週木曜、小室圭さんがA4サイズで28枚におよぶ説明文書を公表したことを受け、今日はこの話題について、美保子さん独自の視点で語っていただきました。
【今日の1曲目】 Smells Like Teen Spirit / ニルヴァーナ【今日の2曲目】 Puff / ピーター・ポール&マリー (PPM)