記事一覧
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ゲスト:車いすラグビー 池崎大輔 選手②
今日も先週に続き、スタジオに、車いすラグビー日本代表のエース、池崎大輔さんをお迎えしました。
池崎さんが抱える「シャルコー・マリー・トゥース病」は手足の筋力が徐々に衰える難病で、池崎さんは以前「進行中」と答えていらっしゃいました。
パラスポーツは、障害の程度によって「持ち点」が設定されます。
池崎さんの現在の持ち点である「3.0点」という判定は変わる可能性もあるのか?というお話から、このコロナ禍によって、持ち点やクラス分けの判定がパラスポーツ全体で進まず、特に東京パラリンピックに代表が内定している陸上競技の選手からは、解決に向けて切実な声が上がり、IPC(国際パラリンピック委員会)が、国際クラス分けを受けられていない選手を対象に、東京パラリンピックの直前にクラス分けの判定の機会を設けることになったことについてもお話していただきました。
そして、高校生の成長株・橋本勝也選手をはじめ、若い世代の成長著しい車いすラグビー日本代表候補の中で、池崎さんのようなベテラン勢がどのような思いで向き合い、高め合っているのかについても伺いました。
東京パラリンピック開幕の8月24日まで4ヵ月あまりです。車いすラグビーは8月28日に準決勝、29日に決勝が行われる予定。
東京パラリンピックでは、「金メダル!1番ってかっこいいじゃないですか!やるんだったら1番!そこを獲って、新しいパラスポーツの環境づくりに繋げていきたいと思う。」と熱く語る池崎さんでしたが・・・
最後に「金メダル獲ったら、お願い事、聞いてくれます?美味しい焼肉、食べたいなぁ♡うちのチームは12名いるから・・・・」と、一美キャスターにおねだり!どこまでもメンバー思いの池崎選手でした(笑) -
第1050回:原発処理水、海洋放出方針を決定へ
気になるニュースをサキドリする『ニュースサキドリ』
今日追いかけたのは「原発処理水の海洋放出を決定」
まずは、漁業関係者はどのように受け止めているのか?
お話を伺ったのは、福島県漁業協同組合連合会と、小名浜機船底曳網漁業協同組合で理事をつとめる柳井孝之さん。
風評の前に実害、出荷制限が解除されても、福島産は拒否されたという当時を振り返り、ここまで頑張ってきたのに今までやってきたことが無駄になってしまうという思い、トリチウム+α の疑念が払しょくできないことなど、率直に語ってくださいました。
16時台『後半』は、原子力市民委員会 座長で、環境経済学がご専門、龍谷大学政策学部 大島堅一 教授にお電話を繋ぎ、政府はなぜこのタイミングで海洋放出の方針を正式決定したのか?海洋放出以外の代替案はないのか?を考えました。大島さんは、原発処理水の問題は不人気政策だから、選挙に遠い今のタイミングなのかなという憶測が浮かぶとのこと。
トリチウムの人体への影響は、「ある」という研究結果も「ない」という研究結果もあるのだが、確定的なことはわかっていないからこそ危険視した方がいいと語り、燃料デブリを安定的に保管する方法について解説してくださいました。
報道スポーツセンターからお送りする『SAKIDORIニュースパレード』このあと17時から始まる全国ネットニュース番組『ニュースパレード』の主な項目を、石川真紀キャスターに伝えてもらっています。今日はいくつか速報も入ってきており、いつも以上に忙しそうな真紀さんでした。
国際ジャーナリストの小西克哉さんが語り下ろす『今日のオピニオン』
テーマは「TBSでは絶対聞けない!松山英樹 優勝、小西はこう見る!」
男女不平等と人種差別が規則で定められていたオーガスタ・ナショナル・ゴルフクラブの歴史的な背景を踏まえて、アジア系住民に対するヘイトクライムも問題視されているこの時代に、マスターズで優勝するという松山選手の歴史的快挙を見てみると、そのすごさがより分かるという、アメリカウォッチャーの小西さんならではのお話をしてくださいました。
もっと知りたいニュースのその先『ニュースフカボリ』
処理水が海洋放出された場合、消費者の消費行動に影響はあるのか?実際、お買い物する時、気にするものなのか?
表回りの西村志野記者が、豊洲で街の方々に取材、報告してくれました。今日、お話を聞いた方のなかでは「気にする」と答えた方が、やや多い結果に。
「自分自身は良いけれど、小さい子供がいるので、将来的な影響が心配。」と言う声や、一方で「買うことで支援になるのであれば」と、積極的に福島県産のものを購入していると答えた方もいらっしゃったそうです。
『ニュースアトオイ』の時間は、新型コロナウイルス の感染拡大によって公道での走行が中止となった大阪の聖火リレー について、大阪からフリーアナウンサーの桐山隆さんのレポートをお送りしました。
今日は、新規感染者数1099人と、初の1000人超えとなった大阪府。
吹田市の万博記念公園でスタートした聖火リレーは、園内への一般の観客の立ち入りは制限され、ランナーは、太陽の塔の周辺などに設定された全長約3キロの周回コースを、1人およそ200mずつ走り、聖火を繋ぎました。▼第1走者をつとめたのは、歌舞伎役者の片岡愛之助さん。
▼ロンドンオリンピック競泳・銅メダルの寺川綾さんは、「太陽の塔」の前を走りました。
【今日の1曲目】 BEAT STREET / 西城秀樹