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映画『ミナリ』
映画『ミナリ』
吉田愛梨です。
今日は今週金曜日に公開される
映画「ミナリ」をご紹介しました!
アメリカのアカデミー賞の前哨戦といわれる
「ゴールデングローブ賞」や「放送映画批評家協会賞」で外国語映画賞を受賞。
「パラサイト 半地下の家族」に続き、アカデミー賞で波乱を起こす作品と世界のメディアが大絶賛している
話題作です。
(2月18日現在で61受賞185ノミネート)
映画会社は、『ムーン・ライト』や『レディ・バード』など
話題性と作品性の高い作品でオスカー常連のA24と
『それでも夜が明ける』などエンターテインメント性の定義を変えた
ブラッド・ピット率いるPLAN Bのスペシャルタッグ!!メガホンをとったのは「君の名は。」のハリウッド実写版を手掛けることになっている
リー・アイザック・チョン監督。
1980年代、農業で成功することを夢みる韓国系移民のジェイコブは、
アメリカアーカンソー州の高原に、家族と共に引っ越す。
荒れた土地とボロボロのトレーラーハウスを見た妻のモニカは、
いつまでも心は少年の夫の冒険に危険な匂いを感じるが、
しっかり者の長女アンと心臓に病を持つが好奇心旺盛な弟のデビッドは、新しい土地に希望を見つけていく。
まもなく毒舌で破天荒な祖母も加わり、デビッドと一風変わった絆を結ぶ。
だが、水が干上がり、作物は売れず、追い詰められた一家に、思いもしない事態が立ち上がる──。
一家の大黒柱を演じるのはウォーキング・デッドに出演していた
スティーヴン・ユァン。
母親役にハン・イェリ
姉弟役は、この映画で初デビューとなる
ケイト・チョー、アラン・キム。
中でも圧倒的な存在感を見せるのが
おばあさん役のユン・ヨジョン。
今回取材したミナリ宣伝担当のP2 斉藤寛世さんは、
「韓国のメリル・ストリープと言われている俳優で、
日本でいうと樹木希林さんのような存在感」と仰っていました。
サンディエゴなど数々の映画祭の助演女優賞の記録を現在も更新中だということです。
今夜、アメリカ・アカデミー賞のノミネートが発表されますが、
助演女優賞のノミネートが期待されます^^
タイトルのミナリは、香味野菜のセリのことですが、
実際に韓国系移民2世のリー監督のおばあさんが、アメリカに渡った時に
セリの種を持ち込んで植えたんだそうです。
また、セリは2度目の収穫のほうがおいしいといわれていて、
親世代が子の成長や幸せを願うという
ダブルミーニングになっています。ぜひスクリーンでご覧ください。
『ミナリ』
3月19日(金) TOHOシネマズシャンテほか全国ロードショー
©2020 A24 DISTRIBUTION, LLC All Rights Reserved.
配給:ギャガ