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第1041回:脱炭素社会のための取り組み
気になるニュースをサキドリする『ニュースサキドリ』
今日は「脱炭素社会、実現のための課題と必要な取り組み」を追いかけました。
政府は、温室効果ガスの削減を議論する「気候変動対策推進のための有識者会議」を新たに設置。今日夕方、初会合が開かれます。
日本が2050年までに、温室効果ガスの排出量を実質ゼロにするためには、どのような取り組みが必要なのか?国際環境経済研究所の理事 竹内純子さんは、「200年続けてきたことを、これから30年で実質ゼロに持っていくには、ものすごい大変革が必要になる。エネルギーインフラを変えるためには時間が足りないだろう。」とした上で、CO2の排出量によって炭素税を消費者に求めていく仕組みなども必要ではないかと語ってくださいました。
16時台『後半』は、脱炭素社会の実現に向けて、自治体はどのような取り組みを行っているのか?滋賀県湖南市をはじめ、具体的な活動について、石森則和記者が取材し、お伝えしました。
▼今日はスタジオで電話つなぎを担当してくれていた西村志野記者ですが、バッグの中には取材用機材が!報道スポーツセンターからお送りする『SAKIDORIニュースパレード』
石川真紀キャスターと一緒に、このあと17時から始まる全国ネットニュース番組『ニュースパレード』の主な項目をチェック!
作家の古谷経衡さんが語り下ろす『今日のオピニオン』テーマは「いま観るべきドキュメント映画『狼をさがして』!」
3月27日から、シアター・イメージフォーラムにて公開になった映画『狼をさがして』。
「動物の映画?」ではなく、東アジア反日武装戦線の一派が「狼」を名乗っているところから、このタイトルになったといいます。
45年前、なぜ東アジア反日武装戦線は、連続企業爆破事件を起こしたのか?これまでもこのコーナーで、名作を勧めてくださっている映画好きの古谷さんが「彼らの思想の根源に迫っている部分が本当に素晴らしい!」と絶賛。いま観るべき!
もっと知りたいニュースのその先『ニュースフカボリ』
政府は今月9日、来年4月の施行を目指す、プラスチック資源循環促進法案を閣議決定しました。
プラスチックやリサイクルの問題に詳しい、循環経済学がご専門、叡啓大学特任教授・神戸大学名誉教授の石川雅紀さんにお話を伺いました。『ニュースアトオイ』では、プラスチックの生産に伴うCO2の排出量を減らすための企業の取り組みをご紹介。
表回りの細木美知代記者が、ベンチャー企業の「ユーグレナ」を取材しました。
▼執行役員研究担当・鈴木健吾さんと一緒に。
光合成によって繁殖する微細藻類のミドリムシの特徴に着目。このミドリムシから抽出した成分でバイオマスプラスチックを量産する技術、詳しく教えていただきました。
ミドリムシが貯蔵する多糖・パラミロンを活用したバイオマスプラスチック「パラレジン」。
お皿や小さなスプーンを実際に見させていただいたのですが、見た目は普通のプラスチックと変わりなし、匂いなどもしませんでした。2030年に年間20万トン規模の、バイオマスプラスチック供給可能な体制構築を目標としています。
『SAKIDORIクリニック』
本郷赤門前クリニック院長で医学博士・吉田たかよし先生が、「コロナと誤解されないために人前で出そうになった咳を抑える方法」というお話をしてくださいました。
喉の下、首の付け根に鎖骨がありますが、骨のない部分。喉ぼとけの少し下で、胸骨の上、ツボで言うと「天突」と呼ばれるところを3秒ほど押すと、出そうになる咳が止まる!
ただ、咳は異物を吐き出すために必要なものなので、咳を抑えたら、すぐにうがいをするようにしてください。【今日の1曲目】 Super Girl / 岡村靖幸