斉藤一美 ニュースワイド SAKIDORI! 毎週月曜日~金曜日 15:30~17:50 ON AIR
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  • 第1039回:県内観光に政府の新たな支援策

    気になるニュースをサキドリする『ニュースサキドリ』

    今日のテーマは「地元の観光事業に国が財政支援」

    旅館やホテル業界の受け止め、旅行・観光業界の現状についてとことん追求しました。

    15時台『前半』お話を伺った、鳥取県の三朝温泉にある政府登録国際観光旅館「三朝館」代表取締役社長 沖田雅浩さんは、「大変厳しい状況の中で、率直にありがたいと思っているところではあるが、山陰地方の事情を言うなれば、全国の中でも人口が少ないところなので限界がある。」と感じられているようです。

    GoToトラベルキャンペーンで、2020年11月・12月の松葉ガニシーズンは、例年以上のお客様で賑わいがあったそうですが、1月・2月は70%以上減。

    「やむを得ないことだとは思うけれど、始める時も止める時も急なタイミングで戸惑いはある...」と、お話してくださいました。

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    16時台『後半』は、旅行・観光業界の現状と、6月以降に再開を検討している「GoToトラベル」について、航空・旅行アナリストで帝京大学非常勤講師の鳥海高太朗さんに伺いました。

    昨日、日帰りのお仕事で沖縄へ飛んでいた鳥海さん。
    春休み、卒業旅行シーズンということも相まって、ANAは1~2月に比べ、3倍の人出だったそう。

    「沖縄での若者の行動などを見ても思ったことだが、旅行がダメじゃなくて、旅先でどう感染対策を徹底して生活するかが重要だ。【ステージ2】以下という指定についても、それより厳しい状況の【ステージ3】以上のところへの支援を考えてほしかった。対象となる地域を、自治体で判断するなど、もっと平等に。」

    GoToの停止などの国の判断基準を明確にすべきだという指摘もされていました。

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    石川真紀キャスターの『SAKIDORIニュースパレード』

    報道スポーツセンターから、このあと17時から始まる全国ネットニュース番組『ニュースパレード』の主な項目を伝えてもらいました。

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    コメンテーター、金子恵美さんの『今日のオピニオン』

    テーマは「スキルを活かす!」

    江戸川区は、新型コロナウイルスの影響でフライトの搭乗回数が減ったJALの客室乗務員を区職員として採用すると発表しました。

    ほかにも、出雲市内を周遊する観光タクシー「うさぎ号」にJALの客室乗務員が乗車しガイドする、金沢市では東京オリ・パラの事前合宿に、新型コロナ対策のノウハウ、おもてなしの技術、語学力に期待し、JAL客室乗務員の出向依頼など、CAの一流のホスピタリティが活かせる様々な自治体での動きが出てきています。

    ただ、「コロナの影響は航空会社だけじゃないのに、税金を入れて支援するのはどうなの!?」という声も...。

    金子さんは「これは航空会社ではなくて、"人"に注目してほしい。経験は財産になる。様々なホスピタリティ、スキルを持つ人がいれば、門戸を広げるのは手だと思う。」と好意的に評価しました。

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    もっと知りたいニュースのその先『ニュースフカボリ』

    今日午前、西村経済再生担当大臣と、経済3団体の意見交換会がテレビ会議で行われました。冒頭、関西圏での感染拡大が顕著だということに触れ、経済界でも職場での感染予防を改めて徹底するよう呼びかけた西村大臣。

    政府サイド、経済界サイド、双方から上がった要望を山本カオリ記者にまとめて伝えてもらいました。


    素朴な疑問をとことんリサーチ『ニュースアトオイ』

    都内にある地方のアンテナショップは今、どのような状況にあるのか?表回りの西村志野記者は、アンテナショップが多く集まる有楽町へ。

    ▼沖縄県「銀座わしたショップ本店 」

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    なかなか旅行に行きづらい中で、現地に行かなくてもその土地の気分を味わえるということで、ショッピングを楽しむ方は多かったそうです。

    ▼新型コロナに対応した非接触型ビジネスの推進の一貫として、山口県のアイテムが揃う「山口グッと産品」の自販機も!

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    今日お話を聞いた方の中には、「地方出身で帰京できずにいる友人に、少しでも地元の物で元気になって欲しくて...」という声も。

    ▼高知出身の西村記者、高知県「まるごと高知」の龍馬像とニッコリ!

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    吉田愛梨レポーターの『SAKIDORI最前線』
    コロナ禍で、おうち時間にお花を楽しむ方が増えているようです。

    そこで今日は、規格外の花「チャンスフラワー」をご紹介!

    「株式会社 hanane」代表の石動力さんにお話を伺いました。

    ■「株式会社 hanane」の花つみカレンダーはこちら

    ▼愛梨レポーターも、放送前に、お花をつみに行ってきました!

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    【今日の1曲】 LOVELAND,ISLAND / 山下達郎

  • 花をお得に楽しめる「チャンスフラワー」

    吉田愛梨です。
    今日のサキドリ最前線は
    茎が少し曲がっていたり、長さが足りなかったりで
    市場に出回ることから外されてしまう
    規格外の花に「チャンスフラワー」という名前をつけ、
    (手にとった人に笑顔のきっかけをもたらすという意味)
    「花つみ」というイベントを行っている生花店
    hanane代表の石動力(いしどうちから)さんのインタビューをまじえて放送しました。


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    虎ノ門にあるhananeの店頭には
    毎週月曜日と木曜日に、
    オシャレなバケツに入ったチャンスフラワーが並べられ、
    実際に花を手にとりながら、選ぶことができます。
    石動さんいわく、花を触ることでより愛着がわく。
    フィルムで包まれているお花よりもそのままのお花を触って
    摘んでいく感じを体験してほしいとのこと。

    値段はなんとどのお花も1本100円!
    私は今回ラナンキュラス、バラ、ホワイトスター、テマリソウなどを買いました。
    その外にも、フリージアや大きなバラ、カラー、ガーベラ、ヒマワリなど
    計25種類ほどありました。

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    hananeではおととし2019年から
    「花つみ」イベントを行っています。
    フードロスなどが問題になっていたころに、
    石動さんが花にもそういったものがあると着目したそうです。

    規格外の花は農家によって違いはあるものの、
    多いところで3割、通常1~2割程、ということで
    生産者のもとを駆け回ってみたものの、
    最初は生産者のプライドから規格外の花を売れないという声や
    規格内の花が売れなくなったらどうするんだ?という声もあったそうです。


    ただ、石動さんが何度も通って生産者の方を口説きおとし、
    今では全国73か所の花農家と「花つみ」を行っています。

    そして今年は東日本大震災から10年。
    まだまだ復興に向けて頑張っている人が多い中、
    10年という区切り・・・というのは違和感があったという石動さん。

    復興に携わっている人や、現地で暮らす人に感謝の思いを伝えようと
    今月から「東北ありがとうプロジェクト」を発足し
    チャンスフラワーの売上金10%をつかって、
    1年間毎月被災地にチャンスフラワーを届ける活動をはじめました。

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    3月10日、11日に行われた第1回目は
    福島県「Jヴィレッジ」の復興イベントでチャンスフラワーによる装飾や
    来場者へ花の配布のほか
    「東日本大震災・原子力災害伝承館」では石動さんが
    チャンスフラワーでモニュメントを作って展示しました。
    来月も、福島、岩手、宮城のいずれかの場所へお花を届ける予定だということです。

    今日ご紹介した「花つみ」は
    東京・虎ノ門のお花屋さん「hanane」で毎週月曜日と木曜日に開催中です。
    詳しくは、hananeのホームページをこちらからご覧ください。
    hananeの店頭以外での「花つみ」イベントもありますのでぜひチェックしてみてくださいね。


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