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第1019回:今週、来週は東日本大震災から10年を振り返る
気になるニュースをサキドリする『ニュースサキドリ』
まずはじめに、菅総理の長男らから高額の接待を受けていた山田真貴子内閣広報官辞任について、国会から山本カオリ記者に伝えてもらいました。
そして、今日追いかけたテーマは「東日本大震災から10年。被災地、被災者の今を追う。」国が定めた「復興・創生期間」が終わるとされていますが、今も復興に終わりは見えていません。石森則和記者が、福島第一原発の今の状態について報道発表を整理。
16時台『後半』復興庁が今日開催した第36回復興推進委員会。「『復興・創生期間』後における東日本大震災からの復興の基本方針」の改定案について話し合われたということで、取材した西村志野記者のレポート。
さらに、福島原発被害東京訴訟原告団長や「ひなん生活をまもる会」代表などを務める鴨下祐也さんにもお電話を繋ぎ、このロードマップは「地震と津波、原発の事故は別問題なのに、いっしょくたになっている印象」という受け止めをお話していただきました。
石川真紀キャスターの『SAKIDORIニュースパレード』報道スポーツセンターから、このあと17時から始まる全国ネットニュース番組『ニュースパレード』の主な項目をいち早くチェック!
コメンテーターの金子恵美さんが語り下ろす『今日のオピニオン』
テーマは「官僚に求める倫理観」
内閣広報官を辞任した山田氏について、「女性官僚のロールモデルともなろう方だったのに残念だ。」とした一方で、「ご本人は本意ではないかもしれないが入院という手法はどうなのかな。体調がよくなったら説明して欲しい。」と金子さん。
総務省の職員の方にもいろいろとヒアリングをしたとのことで、「結局、総理の息子と仲良くしたいという官僚側の意図があったのではないか。高い倫理観を持って!」と語りました。
『ニュースフカボリ』
まもなく、東日本大震災から10年。
この時間は「あの時、私は。そして今」と題して、被災地の方にお話を伺います。
今週は、被災地の臨時災害FMで情報を伝え続けた方々の登場。今日は、宮城県山元町の臨時災害放送局「りんごラジオ」の元局長・高橋厚さんと妻の真理子さんです。印象に残っている出来事として、真理子さんが挙げてくださったのは「ハーモニカを集めていたご婦人が、津波ですべてをなくしてしまった。でも、ある時1つだけハーモニカが見つかって、放送で演奏してくれたんです。」というエピソードでした。
『ニュースアトオイ』
今日午後、小泉純一郎 元総理と、菅直人 元総理が「日本の原子力政治と再生可能エネルギー移行への取り組み」について開いた会見の内容について、新岡瑞佳記者に伝えてもらいました。
吉田愛梨レポーターの『SAKIDORI最前線』11月に発売されるやいなや完売する本屋さんが続出した加藤シゲアキさんの小説「オルタネート」を、編集担当された新潮社の村上龍人さんのお話を交えて、詳しくご紹介しました。
一美キャスターも「こーんなに面白いのに、なんで直木賞獲れなかったんだろ!?」と首をかしげるほど!
【今日の1曲目】 JINGI・愛してもらいます / 中山美穂【今日の2曲目】リンゴの唄 / 並木路子