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  • 第1026回:震災報道のあり方

    気になるニュースをサキドリする『ニュースサキドリ』
    今日追いかけたのは「東日本大震災から、あすで10年。震災報道のあり方を考える」
    震災発生から時を経て風化を指摘する声もある中、報道にはどのようなことが求められ、どうあるべきなのか?

    まずは、福島県いわき市在住のローカルアクティビスト・小松理虔さんにお話を伺いました。

    「報道による伝え方での分断が起きないよう、10年経っても苦しい思いをしている人はいるので、当事者の声を伝えるのはもちろん、当事者のそばにいる人の声も届けてほしい。そうすることで、被災していない人も、自分に出来ることが分かる。」と、"共事者"という考え方を示してくださいました。

    16時台『後半』お電話を繋いだのは、「大震災とメディア 東日本大震災の教訓」という著書がある日本大学 危機管理学部の福田充教授です。

    災害時に警報や避難指示などの情報を伝達して人々に命を守る行動を促す《クライシス・コミュニケーション》と、災害が発生したらどのように行動すべきかを平常時から考えておくための社会教育としての《リスク・コミュニケーション》という、メディアの2つの役割を解説。

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    報道スポーツセンターの石川真紀キャスターがお送りする『SAKIDORIニュースパレード』

    このあと17時から始まる全国ネットニュース番組『ニュースパレード』の主な項目を伝えてもらいました。

    月に一度のお楽しみ!脳科学者・茂木健一郎さんの『今日のオピニオン』

    テーマは「メーガン妃の告白 その衝撃の内容とは!」

    昨年3月にイギリス王室を引退したヘンリー王子と妻メーガン妃のインタビュー番組が米CBSテレビで放映され、「王室の中でメーガン妃が精神的にバランスを崩していた時、王室側がサポートしてくれなかった。」「王室内で生まれてくる"子供の肌の色懸念"」という衝撃的な2つが明らかになりました。イギリスに留学されていた茂木さんが、今の世の価値観とイギリス王室がズレてしまっていることを受け、「日本も何を大事にすべきかということが問われている。イギリスを鏡にしないとね!」と語りました。

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    もっと知りたいニュースのその先『ニュースフカボリ』

    東日本大震災からあすで10年。今週も「あの時、私は、そして今」と題し、被災地の方にお話を伺っています。

    今日は、福島県郡山市で20歳のときに被災された佐久間桃子さん。

    佐久間さんは高校2年生のとき、部活動中にトランポリンで怪我をし、頚髄を損傷。鎖骨から下が動かせなくなる障害を負い、車いすで介助が必要な生活を送る中、震災の被害に遭われます。

    障害の関係でベッドで寝ている時は全く身動きがとれないため、壁が崩れてきても自分では避けられない、すぐに避難が出来ない...そう思うと、車いすから降りることが怖かったという当時のことや、この10年を振り返って意識の変化などお話してくださいました。

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    『ニュースアトオイ』

    表回りの細木美知代記者は、東日本大震災による「液状化現象」で被害を受けた千葉県浦安市へ。
    被害を受けた場所がその後どうなっているのか、また、当時の状況を住民の皆さんにお聞きし、報告してもらいました。

    ▼高洲中央公園には、今も液状化で1m以上浮き上がったマンホールが。

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    今はもう日常を取り戻し、快適に暮らしていることもぜひとも伝えてもらいたいという声も聞かれたということです。

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    『SAKIDORIクリニック』

    本郷赤門前クリニック院長で医学博士・吉田たかよし先生が教えてくださったのは「"震災"と"コロナ自粛"でのストレス、自宅で出来る健康対策」。

    脳は甘いと感じるとストレスホルモンが低下します。カロリーのことを考えて、選ぶならば和菓子がオススメ。もう1つ、お花を見ることも効果的だそう。コロナ禍で花見は難しいので、画像や動画で日本各地のお花を見てみましょう。

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    <SAKIDORI OverTime>♪~(´ε` )

    『ブリーフィングルーム』
    ゲストは、東洋経済オンライン編集部長の武政秀明さん。

    今日は、10年前の東日本大震災当時の東洋経済新報社の様子についてお話を伺いました。
    東日本大震災の時、武政さんは日本橋の仕事場でパソコンに向かっていたそうです。

    ご出身が兵庫県ということで、大学生時代に阪神・淡路大震災を経験されているため、瞬間的にその時の恐怖を思い出し、死を感じ過呼吸気味になったとか...。

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    東洋経済新報社として、震災のその日に慌ててすべき仕事はなかったものの、次の週の「週刊・東洋経済オンライン」をどうするか、紙が用意できるのかなど苦労されたそうですが、門外漢の部署のメンバーも集まり、総力をあげて『大震災』というテーマで無事に完成させました。

    「昨年のコロナでもそうだった。危機だからこそ、震災の時のことを思い出して、何が求められて、世の中はどう変化していて、何が大切なのかを伝えていくんだと。経験値は後に生きてくると感じている。」貴重な体験談をお話してくださいました。

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    水曜日の『もっとフカボリ』は、名曲に隠されたニュースの背景を解説する「ニュースな一曲」です。

    鈴木敏夫デスクが「ヒーローズ / デヴィッド・ボウイ」にまつわるお話をご紹介。

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    『サキドリスポーツ』担当は、寺島啓太 アナウンサー。

    埼玉西武ライオンズを追いかける「ライオンズエクスプレス」では、昨日に引き続き、内海哲也 投手のインタビューをお届けしました。内海投手の『◯◯を打ち破れ!』は何だったでしょうか?書いて送って、直筆サイン色紙をGETしよう!

    ■「ライオンズナイター」公式サイト

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    耳で旅する『SAKIDORI音探訪』

    東日本大震災から10年となる今週は「東北の祭りの音」をテーマにお送りしています。

    今日お聴きいただいたのは、「青森ねぶた祭り」の音。

    新型コロナウイルスの影響を受け、昨年は開催中止となってしまいました。今年の開催は現段階では不透明とのことです。


    【今日の1曲目】 Sunshine On My Shoulders (太陽を背に受けて) / カーリー・レイ・ジェプセン

    【今日の2曲目】 夢番地 / RADWIMPS

    【今日の3曲目 武政秀明さん選曲】 生きていたんだよな / あいみょん

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