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オルタネートすぐに読まネート!!
きょうの「世の中SAKIDORI SAKIDORI最前線」では、吉田愛梨さんが
加藤シゲアキさんの小説「オルタネート」を紹介してくれました!気になってはいたものの、まだ読めていなかったのですが...
一美さんと愛梨ちゃんのお話を聞いて、すぐに読みたい!!となり、
早速愛梨ちゃんから貸してもらいました!!一美さん曰く、手元に置いておきたくなる本とのことなので、
やっぱり自分で買うかもしれませんが、一刻も早く読みたくて!!
早速今夜から読み始めようと思います。あす受賞作が発表される吉川英治文学新人賞にもノミネートされているということで...
あすの結果発表にも期待ですね!!もう一枚、放送後のひとコマを...一度やってみたかったキュー振りをしてみた様子です。
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第1019回:今週、来週は東日本大震災から10年を振り返る
気になるニュースをサキドリする『ニュースサキドリ』
まずはじめに、菅総理の長男らから高額の接待を受けていた山田真貴子内閣広報官辞任について、国会から山本カオリ記者に伝えてもらいました。
そして、今日追いかけたテーマは「東日本大震災から10年。被災地、被災者の今を追う。」国が定めた「復興・創生期間」が終わるとされていますが、今も復興に終わりは見えていません。石森則和記者が、福島第一原発の今の状態について報道発表を整理。
16時台『後半』復興庁が今日開催した第36回復興推進委員会。「『復興・創生期間』後における東日本大震災からの復興の基本方針」の改定案について話し合われたということで、取材した西村志野記者のレポート。
さらに、福島原発被害東京訴訟原告団長や「ひなん生活をまもる会」代表などを務める鴨下祐也さんにもお電話を繋ぎ、このロードマップは「地震と津波、原発の事故は別問題なのに、いっしょくたになっている印象」という受け止めをお話していただきました。
石川真紀キャスターの『SAKIDORIニュースパレード』報道スポーツセンターから、このあと17時から始まる全国ネットニュース番組『ニュースパレード』の主な項目をいち早くチェック!
コメンテーターの金子恵美さんが語り下ろす『今日のオピニオン』
テーマは「官僚に求める倫理観」
内閣広報官を辞任した山田氏について、「女性官僚のロールモデルともなろう方だったのに残念だ。」とした一方で、「ご本人は本意ではないかもしれないが入院という手法はどうなのかな。体調がよくなったら説明して欲しい。」と金子さん。
総務省の職員の方にもいろいろとヒアリングをしたとのことで、「結局、総理の息子と仲良くしたいという官僚側の意図があったのではないか。高い倫理観を持って!」と語りました。
『ニュースフカボリ』
まもなく、東日本大震災から10年。
この時間は「あの時、私は。そして今」と題して、被災地の方にお話を伺います。
今週は、被災地の臨時災害FMで情報を伝え続けた方々の登場。今日は、宮城県山元町の臨時災害放送局「りんごラジオ」の元局長・高橋厚さんと妻の真理子さんです。印象に残っている出来事として、真理子さんが挙げてくださったのは「ハーモニカを集めていたご婦人が、津波ですべてをなくしてしまった。でも、ある時1つだけハーモニカが見つかって、放送で演奏してくれたんです。」というエピソードでした。
『ニュースアトオイ』
今日午後、小泉純一郎 元総理と、菅直人 元総理が「日本の原子力政治と再生可能エネルギー移行への取り組み」について開いた会見の内容について、新岡瑞佳記者に伝えてもらいました。
吉田愛梨レポーターの『SAKIDORI最前線』11月に発売されるやいなや完売する本屋さんが続出した加藤シゲアキさんの小説「オルタネート」を、編集担当された新潮社の村上龍人さんのお話を交えて、詳しくご紹介しました。
一美キャスターも「こーんなに面白いのに、なんで直木賞獲れなかったんだろ!?」と首をかしげるほど!
【今日の1曲目】 JINGI・愛してもらいます / 中山美穂【今日の2曲目】リンゴの唄 / 並木路子
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オルタネート
吉田愛梨です。
2020年下半期の直木賞候補にも選ばれ、
4月に発表される本屋大賞や
そして明日受賞作が発表される吉川英治文学新人賞にもノミネートされている
注目の小説 加藤シゲアキさんの「オルタネート」をご紹介しました。
2012年に「ピンクとグレー」で作家デビューした加藤さんは、
Newsなどの芸能活動の傍ら、話題作を書いて世に送りだしてきました。
「オルタネート」は「小説新潮」という雑誌で連載されていたものです。
オルタネートの和訳はいろいろとありますが・・・
この小説の中で高校生限定のマッチングアプリの名前になっています。
東京のとある高校を舞台に、
人付き合いにトラウマをかかえる蓉、真実の愛を求め続けオルタネートを信じる凪津、
高校を中退し、かつてのバンド仲間の存在を求めて大阪から状況した尚志。
3人が主役の物語です。編集者の村上龍人さんは、加藤シゲアキさんについて、
「そもそも今のご時世に小説雑誌をわざわざ買ってくれる読者層はコアだが、
小説新潮 創刊から63年来で初めて重版を記録したということで、
そういう意味でも、加藤さんの話題性、影響力の大きさを感じた」と。
オルタネートについては、
「今の時代に合った新しい青春小説というものに青春というものがアップデートされているところが本作の魅力。
SNSと高校生を扱っているというと、
小説をよく読む人にはSNSでのいじめや社会問題といった負の側面を使っている小説なのでは?と想像されることがある。
実際にそういう作品は優れた作品もたくさんある。
そういった悪、毒という刺激物は、物語を動かしやすい。
つい使いたくなってしまうが、うまく書かないと類型的な物語になってしまう。
オルタネートには、SNSのちょっとした悪意というものは間接的には描かれてはいるが、
物語の本質的な面でSNSのポジティブな面を問いただしている。
悪意に頼らず、純度の高い物語になっている。ある種の新しさ、普遍性も獲得していて
多くの人が共感する内容になっているのでは?」と話してくださいました。
加藤シゲアキさんの小説
「オルタネート」は、新潮社より税込み1,815円で発売中です!
特設サイトもご覧ください。